セリエA第4節、ローマ対キエーヴォ


セリエA第4節、ローマ対キエーヴォ フォーメーション

ローマは4-3-3の布陣でスタートし、デ・ロッシ投入後はエンゾンジと彼のダブルボランチ、クリスタンテトレクワルティスタの4-2-3-1みたいなシステムになっていました。キエーヴォは4-3-2-1の布陣でスタートしました。

得点シーンは10分、右サイドからのフロレンツィのアーリー・クロスに逆サイドのエル・シャラウィがワンタッチで合わせてローマが先制しました。30分にはペッレグリーニが右サイドでボールをキープし近くにいたウンデルにパス。ウンデルはゴール前にいたジェコへふわりとしたクロス。ジェコはこのボールを胸でトラップし足元に納めて後ろから飛び込んできたクリスタンテへパス。クリスタンテのダイレクトシュートがゴールに吸い込まれローマが追加点を奪いました。52分にはリゴーニがペナルティ・エリア手前中央にいたビルサに縦パス。ビルサが左足で放ったミドルシュートはオルセンの手をかすめながらゴール左上隅に突き刺さりました。83分にはレリスの左サイドからグラウンダーのクロスがコラロフに当たって角度が変わりオウンゴールになりそうなところを何とかオルセンが足で弾く。しかし弾いたボールはステピンスキの元へ。ステピンスキの反転してからのシュートでキエーヴォが同点に追いつきました。

試合の感想

下位に沈んでいるキエーヴォ相手とはいえ代表ウィーク明け、ランチタイムキックオフ、調子の良くないローマのチーム状況を考えると簡単にはいかない試合になるとは思っていました。けれど幸先良くローマが先制し、ジェコの惚れ惚れするような胸トラップからの一連の流れでクリスタンテが追加点を奪ったときは勝利を確信し始めていました。実際に前半は今季一番の出来だったように思います。ハーフタイム中には天国のセンシ夫妻も喜んでくれているだろうな、とか今日はペロッティの試運転に加えてザニオーロ君が見れるかも等と思いながらワクワクした気持ちで後半が始まるのを待っていました。しかしビルサの何でそんな素晴らしいミドルシュートをローマ相手に決めちゃうのかな?意地悪なの?と思わされてしまった得点で一点差にされてからは嫌な予感がしてきました。嫌な予感に限って良く当たるもので、なんだかソレンティーノも好セーブを連発しだし・・・・・・。コラロフに当たったボールをオルセンが何とか弾きだしてくれたときは命拾いしたー。オルセン凄い、凄いと思ったのだけれど・・・・・・。神様酷くはないですか?前半は完全にローマが勝つ流れだったではないですか。空気を読んでほしいです。どんでん返しはいらないのです。あげく最後の最後にジャッケリーニに逆転されそうなオマケまでつけるなんて。こっちは王道展開が見たかったのです。せっかく今日は気持ち良く床に就けそうだと思っていたのに、悔しくて悲しくてアンケートまで作成してしまったではないですか。次はレアル・マドリード戦だけれど、凄く凄く不安です。というかローマの行く末が凄く心配です。何故こんなに弱くなってしまったのか、どうして勝てなくなったのか。今季こそスクデットを最後まで争っていくのだろうなと期待していたのに。そんなこと冗談でもいえない感じになってきているのが悲しいです。ディ・フランチェスコさん、なんとか早急にローマを立て直して、お願い!


コメント

このブログの人気の投稿

ローマ、セリエAへ怒りの声明

ルカクはローマ残留を希望、チェルシーからは扉を開く兆し

ラツィオのイサクセン、とんでもない失言をしてしまう

ローマ、デ・ロッシ監督がユーヴェのキエーザ獲得をリクエスト

デ・ロッシ監督がスピナッツォーラの運命を変えるかもしれない

ルイ・パトリシオに代わるGKを探すローマ、その候補

UEL Quarto di finale - andata ミラン 対 ローマ