UEL Gruppo G スラヴィア・プラハ対ローマ
試合の感想
勝てばグループ・ステージの首位通過が決まる大事な試合だったけれど、2-0で負けてしまいました。
私的にはスヴィラルが一度決定機をパンチングして、彼のカヴァーにエンディカが入ってくれたのに決められてしまった1失点が特に悔しかったです。
負けた事以上に心配になったのは試合内容です。
ラツィオの監督のサッリさんの
「ローマは木曜に一種の“親善試合”を戦う…」
という趣旨の発言にモウリーニョさんは
「サッリ監督については、誰かが彼の発言で気分を害したと感じるとすれば、それはスラヴィアだと思う。私ではない。私は常に私の対戦相手をリスペクトしている。スラヴィアが優れたチームであることはすでに述べた。そして監督と選手の歴史において違いを生むのは試合に対する考え方なのかもしれない。あらゆる試合は勝負すべき真剣試合であり、親善試合など存在しないという考えだ、26のタイトルを獲得した監督とわずかなタイトルを獲得しただけの監督との違いはまさにこのメンタリティにあるのかもしれない。」
と返答していて、私はあまりの格好良さにモウリーニョさんに惚れ直し、これはスラヴィア・プラハ戦も素晴らしい試合を見せてくれるに違いないと大いに期待していました。
けれどその期待は残念ながら大きく裏切られてしまいました。
前半は終始スラヴィアのペースでローマはまさかのシュート0本に終わりました。
ローマは後半頭から、エル・シャラーウィに代えてカルスドルプ、アウアールに代えてクリスタンテを投入しテコ入れを図るも大きく流れが変わることなく、1失点。
ならばとベロッティに代えてディバラを投入するも特に効果はなく更に失点。
その後も選手交代で打開しようとするも効果なし。
そうこうしているうちにアディショナル・タイムに入り、その時間は7分。
7分!これだけあればレッチェ戦の再現も可能!神様、なかなか粋な演出をしてくださいますね!
と私は興奮しました。
ところがチャンスを作るどころか、逆に失点しそうになりました。
そしてローマはほぼ良いところがないまま試合終了となりました。
私的には
これは親善試合かな?
と思うくらい酷い内容で、今季のワースト試合といっても良いと思います。
アディショナル・タイムでの大逆転劇ですっかり忘れていたけれど、レッチェ戦も内容はひどかったので、こんな状態でデルビーに勝てるのと心配になりました。
前述のモウリーニョさんの素晴らしいコメントがあり、かつここで勝てば首位通過、2位でプレイオフに回る心配もなく、残りはがっつりターン・オーヴァーが可能という大事な試合でモチヴェーションを得る材料はあったと思うのだけれど、とても残念でした。
またルカクのUELの連続ゴール記録が14試合で途切れたことも非常に残念です。
みんな、もっと良い位置でルカクにボールを届けてあげて。
とまぁ散々な試合だったけれど、良かったこともひとつだけありました。
それは平日深夜2時半キック・オフです。
この条件のおかげで起床できなかったり、live視聴を見送ったりして、まだ試合を見ていないローマ・ファンの方も多いのではないかと思います。
ローマが負けるところが見たいのじゃ
という特殊性癖をお持ちでなければ、どうぞそのまま見ないでおいてください。
私は貰えなかった神様からのささやかなプレゼントなので。
それはさておき、とにもかくにもデルビーです。
絶対に、絶対に勝たねばなりません。
親善試合と煽られ、ラツィオとはメンタルが違うと格好をつけておきながら、親善試合をしてしまうという恥辱を晒し、これでラツィオに負けるなどあってはならないと思います。
もし負けるようなことがあれば、私は悪質クレーマーになってしまう自信があるです。
でも、大丈夫なのです。
私にはわかっているのです。
ローマは私を悪質クレーマーになんてさせないよね?
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