セリエA第31節 ローマ vs ユヴェントゥス


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試合の感想

ショックでした。

サッカーキングのユーヴェ特集の動画の中で細江克弥さんがローマ戦をユーヴェが守勢に回るのではと展望していたので、そのつもりにしていたのに蓋を開けてみればその逆だったからです。

特に前半はその様相が色濃くあげくローマは失点までしてしまいました。

ローマのホーム戦なのに。

ラニエーリさんがハーフ・タイム中に手をうち、それが功をそうしたのは流石の一言につきます。

私はこれで流れが変わるはずと意気込んだのだけれど、そうはならず。

ラニエーリさんが更に策を講じパレデスとグルナ=ドゥアトを投入し、システムを再度変更してからはその様相が薄れてきたもののついぞ様相自体が変わることはありませんでした。

ショックです。

互いのチーム状況を踏まえてもこのような展開は予想していませんでした。

これがユーヴェの底力なのか、それともローマの調子が悪かったのかについても判断に迷うところです。

ローマが守勢に回っていたのは間違いけれど、かといって失点する気配が漂っていたかと言えばそうでもなく、しっかりと守れていたと思います。

だからユーヴェの底力という感じでもないし、ローマの調子が悪かったとして、そうであるならしっかりと守れないのではという気もします。

おそらくローマはユーヴェをリスペクトしすぎたのだと思います。

ローマは快進撃を続け、2025年になってからはスクデット・ペースで勝点を重ねてきていたのだから、もっと勇気を持って、堂々と主導権を奪いにいってほしかった。

これが私がショックを受けた根底にある理由だと思います。

特にショムロドフの同点ゴール以降にですね。

あそこでもっと自信を持って、ここでユーヴェをねじ伏せるという気概を見せつけて欲しかった。

けれどユーヴェをリスペクトするあまりリスク管理が頭から離れなかった。

今にしてみれば、そんな印象を受けました。

今のローマの状況なら、今のユーヴェの状況なら、そのリスク管理のマインドをふり払う絶好の機会だったと思います。

そういうローマが見られなかったことがとても残念でした。

今後強豪との連戦が続き、UCL圏内を目指すなら引き分けではだめで、勝ちにいかねばなりません。

最も精神的に優位に立てそうだったユーヴェ相手に勝ちにいくというマインドをもてなかったように見えたのが心配です。

楽しみにしていた試合だったし、そういうマインドを見せてくれるとばかり思っていたので、同点に追いついてくれたことはとても嬉しかったのだけれど、少々拍子抜けした月曜日になってしまいました。

次のラツィオ戦ではこれがたまたまだったと思わせて欲しいです。

信じてるからね、ローマ!


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