ローマ買収問題、悲観論が浮上










ローマ公式Twitterよりトリゴリアのスポーツ・センターでのローマの選手達の個別練習の初日の様子です。


 
フリードキンさんのローマ買収問題に関してRomaPressによると本質的に完了されていたが世界的なコロナウイルスのパンデミックによりストップした取引は今完全に流れる可能性がある。今週ローマ売却についてのフリードキンさんとジェームス・パッロッタ会長間の交渉は大幅に減速している。フリードキンさんの陣営では9ヶ月近くの交渉にもかかわらず、最終的には合意に至らないという悲観論が浮上している。 両当事者が最後に話をしたのは先週、ローマとフリードキンさんの両方が「マイナーコンタクト」と表現したものだったが、進展はなかった。テキサスに拠点を置くコンソーシアムの幹部によれば、行き詰まりのポイントは2つだ。それは全体的な評価額と取引の構造である。世界中の経済の崩壊を考慮し、フリードキンさんは以前に合意された約6億5000万ユーロの評価額でクラブを買収することを望んでいない。さらに、少数株主ファンドに関連する取引の構造にも問題がある。最終的に交渉がどうなるかはまだ分からないが、フリードキン・グループの法務部幹部は、 RomaPressに次のように繰り返した。

「我々は本当に皆が譲歩し始めなければならない段階にある。」

 とのことです。



Gazzetta.itによると2007年1月にローマに移籍してきて半年間で25試合に出場し1得点。コッパ・イタリアを制覇し覚えているイタリア語は"Buongiorno, come stai?(こんにちは、おげんきですか?)"のみのクリスティアン・ヴィルヘルムションさんは水上の高級ホテル、医療施設、住宅等の前衛的な建設会社Admaresを立ち上げ、現在は実業家として活躍し、家族とドバイのパーム・ジュメイラに住み、いくつかのUAEのクラブのスカウトとしても働いているそうです。そんな彼が同紙のインタビューに答えました。そのなかで

まだローマの結果を追っていますか?との問いに

はい、2年前のUCLのバルセロナ戦での勝利に私は興奮しました。歴史的な偉業です。たまに試合も見ます。私はフォンセカさんが好きです。彼は素晴らしい監督さんです。その一方でザニオーロとペッレグリーニは未来を築く上での二つのタレントです。私はジェコも残ることを願います。

と述べました。インタビューの詳細は以下のリンク先でご覧下さい。



移籍情報

La Gazzetta dello Sportによるとローマはムヒタリアンとスモーリングの買い取りを望んでいる。どちらも難しいが現時点ではスモーリングよりはムヒタリアンのほうが可能性はある。実際、スモーリングの未来が来季のUCL出場権に結びついている一方でムヒタリアンはカップ戦でのプレイが大きな違いを生むことはないだろう。イングランドからはアーセナルはムヒタリアンの価格をおよそ1150万ユーロへ値下げする意思があるだろうとの知らせが届いた一方でマンチェスター・ユナイテッドはスモーリングの価格を2300万~2500万ユーロに据え置いたままだ。ロシアからはロコモティフ・モスクワ所属のロシア人MFの双子であるアントンとアレクセイのミランチュク兄弟への関心の噂が届いた。価格はそれぞれ1300万~1500万ユーロだ。もしムヒタリアンが残らないなら、彼らはアイデアになり得る。一方スモーリングの代わりはバルセロナからトディボがやってくる可能性があるとのことです。

フランスfootmercato.netによるとインテル・マイアミはパストーレの獲得に非常に興味がありここ数ヶ月間彼の代理人であるマルセロ・シモニアンさんとコンタクトを確立しているとのことです。


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