James Pallottaさんの問題に関する私的見解
ローマがJames Pallottaさんからダン・フリードンさんの手に渡ることが決まり、およそ9年間にわたるJames Pallottaさんの時代が幕を閉じることになりました。
なのでお別れの挨拶をしたいのだけれど、その前に一つ解決しておかなければならない問題があります。
それはJames Pallottaさんをカタカナ表記した時に大きく分けて
・ジェーム”ス”( orジェイムス)・パロッタ
・ジェーム”ズ”( orジェイムズ)・パロッタ
と二手に分かれてしまうという表記揺れの問題です。
果たしてどちらが正解なのでしょうか?
おそらく多くのローマ・ファンの頭を悩ましてきたであろう、この悪名高きいわゆる
”James Pallottaさんの問題”
に決着を着けるときが来ました。
何故ならお別れの挨拶で名前を間違えてしまうという大失態を犯すわけにはいかないからです。
というわけで答えを求めて辿り着いたのがローマ公式チャンネル”ROMA TV"のアッレサンドロ・スパルタさんです。以下の動画をご覧下さい。
AS Roma owner James Pallotta launches Roma TV I August 29, 2014(2分12秒~)
どうでしょうか?少々早口なので聞き取りにくいけれど私の耳では
ジェイム”ス”・パロッタ
と言っているように聞こえました。
スパルタさんはローマ公式チャンネル”ROMA TV"に務めているお方です。そんな方が自分達のオーナーのお名前を間違えるとは考えにくいと思います。
下手をすれば進退問題になってしまうかもしれないし。
よって
James Pallottaさんはジェイム”ス”・パロッタさん
と表記するのが正しいと判断します。
終わりです。
と言いたい所だけれどまだ終わりではないのです。
当サイトではある時から
Pallottaさん
を
パロッタさん
ではなく
パッロッタさん
と表記してきました。そんな私は
ジェイム”ス”・パロッタさん
よりも
ジェイム”ス”・パッロッタさん
と表記するほうがより正しいと主張させてもらいたいです。
ではその根拠を説明させてもらいます。
イタリア系アメリカ人である
James Pallottaさん
の姓
Pallotta
はイタリア由来の姓で
イタリア語の女性名詞"Palla(パッラ)"
にイタリア語の女性名詞の指小辞"otta(オッタ)”
が付いた形になります。
だからイタリア語のカタカナ表記としては
パッロッタ
が適切になると思います。
これが私がジェイム”ス”・パッロッタさんがより正しいと思う根拠です。
以上の理由から私は
”James Pallottaさんの問題”
の答えは
ジェイムス・パッロッタ
であると結論付けました。
よって当サイトでは今後
James Pallottaさん
はジェイムス・パッロッタさん
と表記していく事にしました。
ふぅ、これでジェイムス・パッロッタさんにお別れの挨拶ができるのです。
ただ私は恥ずかしがりなのでお別れの挨拶が上手くできる自信が無いのです。粗相があっては大変なのでストリート・アーティストのHarry Grebさんがローマを去りボストンに帰るパッロッタさんのために描いた壁画があるのでそれを挨拶に代えさせてもらうことにするのです。
映画”Un americano a Roma”にてアルベルト・ソルディ(Alberto Sordi)さんが演じたナンド・メリコーニ(Nando Mericoni)さんにパッロッタさんが扮する。(ミッキー・マウスの肖像が付いた)ドル札の入ったスーツ・ケースを携えたアルベルト・ソルディさんの不朽のキャラクターがボストンに戻る為に街を去る。ソルディさんの不滅のセリフをパラフレーズし、風刺漫画の中でパッロッタさんは言う
「私には私を阻止した短所があった。」
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