ローマ、ファン達がおらず、沈黙し、バナーも皆無のゴール裏席

 

Corriere dello Sportによると昨日のサレルニターナとの試合前にUEL決勝に駒を進めたことについて以下のスペシャルなバナーでモウリーニョさんのチームに敬意を払った後

”2023年5月18日 気合、ハート、ユニフォームの汗…今最後の戦いに向けて団結する時 ROMA(サポーターズ・グループの名前)”


クルヴァ・スッド(熱心なローマ・ファン達が陣取る南側のゴール裏席)に沈黙が訪れたそうです。

その理由はサポーターズ・グループの一つ、Fedayn(フェダイン)が彼らのグループの創設者で、1990年5月19日に亡くなったロベルト・ルッリさんへ捧げるバナーのスタジアムへの持ち込みを警察が許可しなかったのが原因で、彼らは抗議の為にスタジアムに入らないことを決め、これに追随して他のサポーターズ・グループもスタディオ・オリンピコの外に残り、既にスタジアム内にいた人達も掲げていたバナーを取り外すことにした。そして沈黙の中で幾人かのファン達がスタジアムを去ったことにあるそうです。

そしてFedaynはスタジアムの外でルッリさんへ捧げる以下バナーを掲げました。

”2023年5月18日ロベルトへ、私達は例え上手くできなかったとしても、絶え間なく貴方を敬いながら貴方の理想郷の中で生きている… 貴方は私たちを見守り、いつの日か、あなたの名の下に、私達が今でも戦っていることを知るでしょう!”


ちなみにIl Tempoによると警察がこのバナーの持ち込みを認めなかったのはルッリさんが前科者だったからだそうです。

ちなみにルッリさんは今は亡きサポーターズ・グループの連合 Commando Ultrà Curva Sudの創設者でもあるそうです。


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