ザニオーロのアタランタ移籍でローマ、インテル、フィオレンティーナもお金を得る

 

先日ガラタサライは元ローマのニコロ・ザニオーロが一定の条件で義務化する1550万ユーロの買い取りOP付き640万ユーロの有償レンタルでアタランタに移籍したこと、また契約には最大で200万ユーロのボーナスが含まれていることを公式発表しました。


calcioefinanza.itによると12歳から23歳の誕生日を迎えるシーズンまで登録されていた育成元のクラブに支払われるFIFAの連帯貢献金の制度により、この移籍でガラタサライだけでなく、ローマ、インテル、フィオレンティーナ、ヴィルトゥス・エンテッラも利益を得ることになるそうです。

それによれば今回のケースでは連帯貢献金が2度に渡って支払われる可能性があり、まず支払いが確定しているのはレンタル料の640万ユーロについての連帯貢献金。その金額は

ローマ 13万5000ユーロ

フィオレンティーナ 10万5000ユーロ

インテル 3万ユーロ

ヴィルトゥス・エンテッラ 3万ユーロ


2度目はアタランタが買い取りOPを行使した場合の1550万ユーロについての連帯貢献金でその金額は

ローマ 34万8750ユーロ

フィオレンティーナ 27万1250ユーロ

インテル 7万7500ユーロ

ヴィルトゥス・エンテッラ 7万7500ユーロ


2度連帯貢献金が支払われた場合の総額は

ローマ 48万3750ユーロ

フィオレンティーナ 37万6250ユーロ

インテル 10万7500ユーロ

ヴィルトゥス・エンテッラ 10万7500ユーロ


とのことでした。

ちなみにザニオーロがガラタサライに移籍した際にローマは将来の再販の余剰価値に関する20%を受け取ることが公式発表されていて、一部報道によると2000万ユーロを超える将来の再販の際は200万がローマに支払われる。さらに1650万ユーロを超える将来の再販の際には将来の売却額と1650万の差額の20%がローマに支払われるともされているので、アタランタが買い取りOPを行使した場合、ローマはこの分のお金も得るとみられます。


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