セリエA第35節 ローマ 対 ユヴェントゥス


セリエA公式サイトよりMATCH REPORT(見方はコチラ)
セリエA公式YouTubeよりMATCH HIGHLIGHTS
ローマ公式YouTubeよりMATCH HIGHLIGHTS
セリエA公式YouTubeより試合のWarm up
ローマ公式Xより試合のWarm up

試合の感想

総括としてはシュートの多いオープンな展開で両チームのGKの活躍が光った良い試合だったと思います。

けれど、状況が良い試合だったで終わらせてくれそうにないのが辛いところです。

この引き分けで6位アタランタとは勝点3差となりました。

ただ現時点アタランタはローマに比べると2試合未消化であり、アタランタがその2試合で勝利すると仮定すると、勝点3差でローマを上回ることになります。

これにより次節アウェイでのアタランタとの直接対決は絶対に勝たねばならなくなりました。

唯一の救いは、私の記憶が正しければ、前回のアタランタ戦は引き分けなので、これに勝つと直接対決の結果でローマがアタランタを上回る事でしょうか。

仮に最後にアタランタと勝点が並んでもローマが上の順位になるはずです。

ただどう考えても厳しい状況で、その上仮にUEL準決勝敗退となるとローマは更に追い込まれた状態でアタランタに挑まなければなりません。

そう考えるとユーヴェ戦は是が非でも勝ちたかったです。

タミーの決定機が決まっていればと思わずにはいられません。

あれをセーヴするとは、流石はシュチェスニー。

なんだかローマはいつも彼に邪魔されている気がします。

まぁ、邪魔するのがGKの仕事なのだけれど。

それにしたって、ねぇ。

ローマは彼の古巣な訳で。

しかも彼はローマで大きく飛躍したわけで。

こう、なんというか、温情?

みたいなものがあっても良いのではないかなと思います。

いや、やっぱりあるべきです!

だってユーヴェよりローマの状況のが厳しいだよ?

私が彼だったら、間違いなく

あー!手(足かも?)が滑ったー!

ってなってたよ!

タミーにやられた~!

ってなってたよ!

古巣への愛があるもん!

それをさ、君ってやつはいつも、いつも……。

八つ当たりなのは重々承知なのだけれど、タミーのが決まっていれば、ローマも勝てて、更にレヴァークーゼン戦で決定機を逃したことで批判されているタミーも救われたかと思うと、そう思わずにはいられないです。

私がそう思えるのも全てスヴィラルのおかげです。

君はいつもいつもローマを救ってくれるね。

ありがとう!

今日も今日とてビッグ・セーヴ。

君がいなかったらローマは引き分けどころか負けていたと思います。

君はローマの宝です。

そして忘れてはならないもう一つの宝がルカクです!

流石、ビッグ・ロム!

やっぱり頼りになるぜ、ルカク!

本人もローマ残留を望んでいると言われているので是非残ってほしいけれど、UCL出場を流せばその可能性すらなくなってしまうでしょう。

なんかチェルシーはオシメンの獲得交渉にルカクを含めたいそうだけれど、彼と相思相愛のローマそっちのけで勝手に話進めるのほんとやめてもらいたいです。

それ、完全に悪役ムーヴだよ?

チェルシー、気づいてる?

ラブ・ストーリーなら完全に成敗されちゃうやつだよ。

だからここは2人の愛に免じて潔く結婚を認めてあげましょうよ!

やはり愛し合っている者同士が結ばれるなが一番なのです!

は?

だったらちゃんと結納金(移籍金)を払え?

結納金も出せないやつにうちのルカクを幸せにできるとは思えないですって?

そっ、それは……。

ぐぬぬ。

茶番はさておき、移籍金といえば、ローマが獲得を狙っているというキエーザ。

あのお方はローマには手に負えないと思いました。

今日の試合で私が一番脅威だと思ったユーヴェの選手が彼でした。

仮にユーヴェが彼を放出するにしても、争奪戦になるのは避けられないと思います。

そうなると、とてもじゃないけれど金額的にローマには手が届かないでしょう。 

はぁ、お金がないって辛いですね。

お金がないからお金のためにUCLに是が非でも出ねばならず。

されどUCLにでるにはお金を使って補強するのが一番手っ取り早いというジレンマ。

しかも厳密に言えばローマはお金が無いわけでなく、FFPの影響でお金が使えないという。

正に八方塞がり。

けれど嘆いていても状況は変わるはずもなく。

結局は与えられた環境の中で、与えられたカードを使ってもがいていくしかありません。

人もローマも。

難しい舵取りを任されたデ・ロッシが不憫でなりません。

愛とは時に厄介なものです。

デ・ロッシは愛に縛られて一歩も動けなくなっているのだと思います。

そうでなければ、とっくにこんな厄介な舵なげだしているのです。

そして愛故にこのいつ沈むかもわからぬ船から一歩も動けないのは我々ローマ・ファンも同じでしょう。

来週の今頃には港に辿り着けそうなのか、沈むのか結果が出ていることでしょう。

仮に船が沈んだら、私はシュチェスニーの枕元に化けてでるつもりです。

おい、私は見事愛を貫いたぞ。君の古巣愛はどうだ?ってね。


コメント

このブログの人気の投稿

ローマは税抜きで3030万ユーロの年俸を節約か

チェルシーがコンテ監督招聘か?ルカクの運命も変わる

ビッグ・クラブ、とりわけバルセロナがローマのSBの状況に興味

ローマ、緊急事態とインテルMFへの興味

ルカクはローマ残留を希望、チェルシーからは扉を開く兆し

セリエAがローマの要望を拒否した理由とウニオン・ベルリンのWGへの興味

ローマはフィオレンティーナのカストロヴィッリと合意、メディカル・チェックも予約済み