セリエA第7節、ローマ対ラツィオ
ローマは前節に引き続き4-2-3-1でスタート。ただ攻撃時にはエンゾンジが前目のポジションを取ってデ・ロッシアンカー、エンゾンジ左メッザーラの4-3-3気味になる変則的なものになっていたように思います。クリスタンテ投入後はエンゾンジがアンカー、ペッレグリーニ左メッザーラ、クリスタンテ右メッザーラの4-3-3になりました。ジェズス投入後は右WG不在のままで彼が左CBに入り5バック形成する歪なフォーメーションになりました。ラツィオは3-5-1-1の布陣でスタートしました。 得点シーンは45分、インモービレがオフサイドになって得たセットプレイから。マノラス(たぶん)が前線へロングボール。このボールをジェコが頭でそらす。そらしたボールをエル・シャラウィが拾おうとするもストラコシャと交錯し潰れる。こぼれ球をペッレグリーニがゴールに蹴り込もうとするも相手DFが間近にいたこともあり上手く行かずボールは足元へ落ちる。足元に落ちたボールをペッレグリーニがバックヒールでゴールに流し込みローマが先制しました。67分にはファシオがスペースへ逃げようと後方へドリブル。これにインモービレがプレスに来る。ファシオはインモービレをかわそうとするもボールを奪われる。インモービレのグラウンダーのシュートがゴール左下隅に決まってラツィオが同点に追いつきました。71分にはぺラルティエリア中央手前の絶好の位置でペッレグリーニが得たフリーキックから。キッカーはコラロフ。コラロフの左足から放たれた強烈なシュートは壁の間をすり抜けゴール右の中段に突き刺さりました。86分には右サイドのフリーキックから。ペッレグリーニのゴール前に合わせにいったボールをファシオがヘディングでゴールに叩き込みローマが3点目を奪いました。 試合の感想 ペッレグリーニ、コラロフ、ファシオ、大好き!ありがとう。自分達のミスで同点に追いつかれながらも最終的に3-1で勝つという私に孫がいたならば、「覚えときな、坊や。これがローマだよ。」と言いたくなるような素晴らしい試合でした。前半は完全にラツィオペースでローマは時折カウンターで応戦するもストラコシャが好セーヴを披露していたので、正直勝てそうな気がしなかったのだけれどペッレグリーニが見事な先制点を奪ってくれました。まるで負傷交代したパストーレが乗り移った...