【ローマはなぜMF達なしでプレイしているのか…】アッタキング・シェイプの章
セリエA公式YouTubeが「ローマはなぜMF達なしでプレイしているのか…そしてそれは機能しているのか?」と題した戦術分析的な動画を公開しました。 Why Is Roma Playing With NO MIDFIELDERS... And Is It Working? 👀 | Serie A Enilive 2026/27 この動画はビルド・アップ、アッタキング・シェイプ、マン・マーキングの三つの章に分かれていて、 前回 ビルド・アップの章で紹介されていることを私なりにまとめてみました。今回はその続きアッタキング・シェイプの章(動画の5分50秒頃~)になります 【アッタキング・シェイプ】 ハーフスペースを攻撃し(ハーフスペースに選手達を走りこませ)、ペナルティエリア内に折り返しのパスを送るのが、ローマが構築しようとしている理想的な攻撃の形。だがこれを実現する方法は相手の守備の仕方によって完全に左右される。では、ローマがどのように中盤のラインを突破するのかを見てみてみよう。 相手がこの攻撃の形を阻止する方法は基本的には以下の二つ。 1.ボールがサイドに出た際、相手チーム全体が片側にスライドする。こうすることで、そのサイドからの攻撃は難しくなる 2.より多くの選手をサイドに配置し、プレッシングのバランスを取る。こうすることで、どちらのサイドでも数的不利に陥らないようにする 相手が1を選択した場合反対側のサイドには広大なスペースが生まれるため、ローマはサイド・チェンジのパスを使い、そのスペースを突こうとする 相手が2を選択した場合中央にスペースが生まれるため、そのスペースをディバラ、モラ、マーレンの3人の動きで突こうとする 1のサイド・チェンジのパス、2のディバラ、モラ、マーレンへの縦パスの出し手として重要なのがDFラインまで下りてくる中盤の2枚、コネとクリスタンテ。 彼らはほぼ常に相手の最初のプレッシング・ラインを突破し、チームの前進を助ける役割を担っている。 クリスタンテはライン間にいる任意の選手へ縦パスを通すのが非常に優れており、一方のコネはサイドチェンジのパスを頻繁に狙う。 以上です。