セリエA第26節、ローマ対ミラン 


セリエA第26節、ローマ対ミラン フォーメーション

ローマはシステムを4-2-3-1から4-3-3にもどしてスタート、ジェコが投入されてからはジェコがシックより下がりめに位置した4-4-2というか4-2-3-1気味のシステムになっていました。ミランもローマと同じく4-3-3でスタートしました。

得点シーンは48分、ロドリゲスが左サイド後方からペナルティエリア手前中央にロングパス、これをケシエが落として、クトローネが拾い右サイドのスソにパス、スソのクロスをゴール前に走りこんできたクトローネが足元でおしゃれに合わせてミランが先制しました。続いての得点は74分右サイドのカラブリアがペナルティエリア手前中央のカリニッチにパス、カリニッチはワンツーのような形でゴール前に走りこんできたカラブリアにパス、アリソンと1対1になったカラブリアがループ気味のシュートでネットを揺らし、ミランが追加点を奪いました。


試合の感想


前半はボールも保持できていて決定機とはいかないまでもシュートを打てていて、相手にはピンチになりそうな場面でもシュートまではいかせないという悪くない出来だったように思いました。しかし後半になると・・・・・・報道を鵜呑みにするならば、ディ・フランチェスコさんはシャフタール戦の後半にチームのメンタル面が一気に低下したことを受けて、気を引き締めるようにというメッセージもこめてメンバーを入れ替えたはずですが、残念ながらシャフタール戦と同じ展開になってしまいました。失点してからはローマは反発力を特にみせられず、逆に得点したミランは勢いづいて攻めてくるようになりました。ローマは交代カードを切って流れを変えようとするも特に流れを変えられず。もはやノルマのようになっているアリソンの決定機阻止がなければ、3点差になっていてもおかしくない感じでした。ミランが調子が良いというのは認識していたけれど、ここまで完敗の試合になるとは思っていませんでした。今季のローマは上位争いをしている相手に中々勝てず、先制されるとそこから反撃にでて逆転するということが難しいチームになっている気がします。唯一良かったことはガットゥーゾさんとコラロフの抱擁が素敵だったことくらいでしょうか。次は敵地でナポリ戦です。ミラン戦以上に厳しい戦いが予想されますが、選手達にはここ2試合の負けの鬱憤を晴らすような戦いを見せて欲しいです。頑張れ、ローマ!


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