シック、ローマに相応しいと証明したい


チェコ代表に参加中のシックはチェコメディアの記者達のインタビューにて


ローマでのシーズンについて

もちろん、想像した通りにはいっていない。僕はこれらの怪我全てを予想していなかった、けれど今は健康を維持するためにベストを尽くしているし、現時点では何も心配していないよ。


怪我について

言い訳をしたいわけではないけれど、初めは心臓の問題を抱えていたし、プレシーズンのトレーニングを行うことができなかった。だから直接シーズンに突入してしまった。それは完璧なスタートではなかったけれど、僕は自分がローマに相応しいことを証明するつもりだ。ローマが与えてくれた信頼に報わなければならないことは分かっている。今は全てがより良い方向に進んでいると考えている。夏の間僕の周囲は急激に動いた。少し急ぎ過ぎたかもしれない、もっとゆっくりスタートするべきだった。けれど僕は直ぐに全てをスタートしたくてたまらなかった。僕の身体はまだ準備ができていなかった。僕がプレイしていた間、僕の筋肉は耐えることができなかった。


ローマを離れる可能性について

それは起こりえない選択肢だ。どこにもいきたくないと考えている。僕はまだローマに相応しいことを証明したい。僕の冒険は順調にスタートしなかったけれど、それは全く異なる終わりを迎えられる。シーズンが終了するまでにまだ幾つか試合が残っている。僕は幾つかのことを示したい。


心理的な要因について

僕はこのような状況を初めて体験していて、それは簡単なことではない。僕にとって新しい経験だった。嘘をつくつもりはなく、それは良い状況ではない。けれど長期間、全力で練習をこなしているし、きっと得点を取り戻せるだろう。僕は自信を取り戻す必要があり、それは明らかだけれど、僕は自分に自信がないとは思いたくはない。


クラブと街の印象について

ローマは素晴らしいクラブであり、イタリアで最も大きなクラブの一つだ。僕達はCLでベスト8に含まれている。これは明確な印だ。僕が驚いたこと?これほどサッカーがローマの人たちの生活に根付いているとは予想していなかった。これはジェノヴァでも起こったことだけれど、ローマほどではない。


ジェコについて

もしあなたがジェコのような選手を擁していたら、あらゆる練習でより多くの扉を開くだろう。彼は世界で最高のストライカーの一人だと思う。あなたはそれをみてあなた自身とあなたが改善する必要があることを比較するだろう。僕たちが一緒にプレイしたとき僕はサイドでプレイした。そしてそれは僕の理想とするポジションではない。けれどそれはたいした意味を持たない。僕はピッチに立てれば満足だ。ジェコはとてもチェコ語が上手だ。僕達の間ではこのようなやり取りがある。もし僕がイタリア語でなんていえばよいのか分らなければ、チェコ語で伝えるといったね。ジェコが競争相手として僕を見ていたら?彼は既にそのような考えを持つ必要がないキャリアの段階に入っている。彼はおそらくチームの中で僕の一番の友達だ。僕達は互いに素晴らしい関係にあり、彼は素晴らしい人だ。僕は彼から全て学ぶ、彼はワールドクラスのストライカーだ。


CLでバルセロナと対戦することについて

バルセロナとの準々決勝は非常に興味深い。このような成功の一部であることは嬉しい。またピッチに立つチャンスはあるけれど、それは僕の練習次第だ。そうしてようやく試合にでられる。そのためにあらゆることをするつもりだ。


プレッシャーについて

まだプレッシャーはある。僕はイタリアで最も高額な獲得者のうちの一人だった。プレッシャーを感じないようにしようとしたけれど、それは無理だった。以前はこのような経験をしたことはまったくなかったし、僕にとって全てが真新しい。僕はまだ22歳だけれど、それに慣れなければならない。ローマでのプレッシャーは他よりも更に大きい。


ローマの人気について

ローマは美しい街だ。最近は例年になく雨が降っていたけれど、通常は暖かく、生活の質はすばらしい。人々は少しクレイジーだ。僕の横を通り過ぎるとすぐにシック!シック!って叫ぶ。どこかに身を隠すことは難しく時にそれはつらい。けれどファンを拒否したくはない。時には複雑でも、それは良いことだ。

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