セリエA第34節、SPAL対ローマ


セリエA第34節、SPAL対ローマ フォーメーション

ローマは4-3-2-1でスタートし、ペロッティ投入後はペロッティがトップ下の位置に入り4-2-3-1の形になっていました。SPALは3-5-2の形でスタートしました。


得点シーンは33分、ボールホルダーのチョネクにシックがプレスをかけ、ボールがストロートマンに。ストロートマンは右サイドのペッレグリーニにパス。ペッレグリーニのグラウンダーのクロスをヴィカーリがブロックしようとするも、結果的にヴィカーリのスライディングシュートになってしまいオウンゴールでローマが先制しました。続いての得点は52分、エル・シャラウィへのファールで得た左サイドのフリーキックから。ホナタン・シルバがゴール前にボールを蹴るもシミッチが頭でクリア。しかしクリアしたボールはペナルティエリア内にいたナインゴランへ。ナインゴランのグランダーのシュートがネットを揺らしローマが追加点を挙げました。最後の得点は59分、右サイドのコーナーキックから。ショートコーナーでペッレグリーニがナインゴランにパス。ナインゴラン再びペッレグリーニにパス。ペッレグリーニのクロスにシックが頭で合わせローマが3点目を奪いました。

試合の感想

素晴らしいです。主力をきっちり休ませ、ペロッティの試運転、シックに待望のリーグ戦初ゴールも生まれ、3得点でクリーンシートも達成とリヴァプール戦に向けてとても良い試合になったと思います。欲を言えば何度か決定機のあったエル・シャラウィに得点を取らせてあげたかったけれど、そこまで望むと罰が当たるかもしれません。このままスポッリさん(14-15シーズンの冬にCBのバックアッパーとしてローマに加入するも全く出番を与えられず、消化試合となったリーグ最終戦で思い出作りかのように先発で起用されそのままローマを去った悲しいアルゼンチン人の選手)になってしまうのかなと思っていたホナタン・シルバも無事ローマデビューを飾りました。目立つミスもなく試合序盤のセットプレイで惜しいチャンスを演出したり、前線に上がってくる回数は少なかったけれど、一度オーバーラップから良いクロスを蹴ったりして及第点の出来だったと思います。セットプレイを何度か任されていたのでキックの精度に自信がある選手なのかなと思いました。そして遂にシックが得点を奪えたことが凄く嬉しいです。得点後の表情が本当に嬉しいそうで、若干ほっとしたような印象も受け、思わずシックの親御さんのような気持ちになってしまいました。さぁ、次はいよいよ敵地でのリヴァプール戦です。この勝利の勢いにのって、アウェイゴールを奪った上での引き分け以上の結果でローマに戻っていて欲しいです。待っててね、サラー。


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