CL Semi-finals 1st leg リヴァプール対ローマ

ローマは3-4-2-1でスタート。シック投入後はナインゴラントップ下、シックとジェコ2トップの3-4-1-2。ペロッティ投入後はゴナロンアンカー、左からペロッティ、ジェコ、シックスリートップの4-3-3になっていたように思います。リヴァプールは4-3-3の布陣でスタートしました。


得点シーンは36分フィルミーノのパスを右サイドのペナルティエリア内で受けたサラーは左足でコントロールシュートを放ち、ゴールの左上の隅に決めてリヴァプールが先制しました。45分＋1にはカウンターからフィルミーノがボールを運び、前線のサラーにスルーパス。ディフェンスラインを抜けたサラーが軽く浮かしたシュートで飛び出してきたアリソンをかわしリヴァプールが追加点を奪いました。56分には左サイドでアレクサンダー＝アーノルドの縦パスを受けたサラーがペナルティエリア内に侵入しグラウンダーのクロス。このクロスにマネが合わしてリヴァプールが3点目を奪いました。61分には左サイドからサラーがペナルティエリア内に侵入しグランダーのクロス。このクロスにフィルミーノが合わしてリヴァプールが4点目を決めました。60分には左サイドのコーナーキックから。コーナーキッカーのミルナーのボールにフィルミーノが頭で合わしてリヴァプールが5点目を奪いました。81分にはセンターサークル付近中央からナインゴランが前線にロングパス。このボールをペナルティエリア内にいたジェコが胸でトラップしシュート。ローマが1点返しました。85分には左サイドからのストロートマンのクロスをロヴレンがクリア。このクリアボールをナインゴランがボレーシュート。このシュートがペナルティエリア内にいたミルナーに当たる。これがハンド判定になりローマのペナルティキックに。ペナルティキッカーのペロッティが冷静にシュートをゴール右上隅に決めてローマが2点目を奪いました。

試合の感想

前半の前半辺りまではローマは良い入り方をしてこれはいけるかもと思いました。けれどマネが最初の決定機を外した辺りからは一気にリヴァプールペースになり、ボールを持ってもプレスを受けて奪われ、セカンドボールも拾えず、リヴァプールに圧倒された展開になったと思います。最初の失点の時はこれは決めたサラーが凄いな、仕方ないかな。2点目を奪われた時には、何とか2点で終われますようにと思っていたけれど4点目を奪われてからは泣きそうになりながら、2得点2アシストとか恩返しにもほどがあるよ、サラーとか、弱い者いじめはやめてとか、無慈悲な虐殺はダメ、絶対などと思いながら見ていました。5点目を奪われた時は茫然自失になりました。5点目を奪ったことでリヴァプールも気が緩んだのか後半の終盤辺りからはローマも攻められるようにジェコとペロッティが一矢報いてくれました。ペロッティは前回PKを失敗して以来久しぶりのPKで大丈夫かなと心配していたけれど以前の相手GKが動いてから蹴るやり方を変え、きっちり完璧なコースに決めたのは流石だなと思いました。凄く頼もしかったです。試合を終えて5-2となり決勝進出は絶望的となりましたが5-0で終わるよりかは断然希望もてるという絶望的なのに最後は僅かばかりの希望が宿るというなんともいえない気分になった試合でした。バルセロナ戦のようなことはそうそう起こるものではないけれど、2ndlegでは試合を見る世界中の人にローマもやればできるんだよというところを見せてあげて欲しいです。