セリエA第1節、トリノ対ローマ

ローマは4-3-3の布陣でスタートしクリスタンテ投入後はクリスタンテがインサイドハーフに位置しパストーレがエル・シャラウィの位置に入っていました。クライフェルト投入後はクライフェルトはそのまま右WGの位置に入っていたけれどシック投入後はシックが右WG、クライフェルトが左WGに位置しました。

得点シーンは89分、オルセンのフィードキックをジェコが頭でぺラルティエリア手前中央付近にいたクライフェルトにパス、クライフェルトはドリブルで右サイドに流れて行きクロス、このクロスをゴール前にいたジェコが左足でダイレクトボレーシュート。これがものの見事に決まりました。

試合の感想

やりました！ジェコが素晴らしい得点を決めてくれて何とかローマが勝利を収めました。嬉しい！開幕戦ということでとても楽しみにしていたけれどパストーレが左WGに入るまではローマは余り良い攻めができてなかったように思います。どちらかというとトリノのほうが良い攻めをしていたように思います。VARで後にオフサイド判定になったけれどファルケのシュートがゴールネットを揺らした時は完全にやられたと思いました。応援しているチームに有利な判定の時のVARは本当にありがたいですね。命拾いしました。ありがとう。VAR。パストーレが左WGに入って以降は少しずつローマにもリズムがでてきたように思うけれど、得点には至らず。このまま引き分けで終わるのかなと思っていたらオルセンとジェコとクライフェルトの3人が大仕事をしてくれました。ジェコは今季も頼りになりそうですね。開幕戦からいきなり素晴らしい得点を決めてくれました。流石です。ジェコは興奮してシャツを脱いでイエローカードを貰ってしまったけれど、そうしたくなるような気持ちも分かる一撃でした。この試合はオルセンとパストーレに注目していたけれどオルセンは試合の序盤こそ少し緊張しているのかなと思うような場面もあったけれど試合が進むに連れビッグセーブも見せてくれて、おまけに得点まで関与してくれて嬉しいです。けれどこの試合で一番印象に残ったのはクライフェルトでした。セリエAのデビュー戦、それも途中出場で得点シーン以外もシュートチャンスを演出して凄かったです。なんというか彼のドリブルは軽やかと言うかヌルヌル動いていて見ていてとても楽しかったです。ウンデルのように慣れるまでに時間を要するかもと思っていたけれど案外早くチームに馴染んでくれるかも。試合全体としては余り良いパフォーマンではなかったけれど、まだ完全なコンディションではないだろうし、シーズンが始まったばかりなのを考えると仕方ないことだと思います。良いパフォーマンスではないにもかかわらず勝利を収めれたことが凄く嬉しいです。思えば去年の開幕戦も内容ではアタランタに完敗でコラロフのFKで何とか勝利を収めていましたね。パストーレのような新加入選手が馴染んだりコンディションが上がってくるまで今日のように粘り強い戦いで次の試合も勝利を収めてほしいです。スタートダッシュ決めようね、ローマ。