セリエA第5節、ボローニャ対ローマ


セリエA第5節、ボローニャ対ローマ フォーメーション

ローマは4-3-3でスタートし、ボローニャは3-5-2でスタートしました。


得点シーンは36分ドゥ・メオの左サイドからのクロスが流れて逆サイドのペナルティ・エリア内にいたマッティエッロの下へ。マッティエッロはドリブルで中に切れ込んで左足を振り抜きボローニャが先制しました。59分にはローマがペナルティ・エリア手前まで攻め込むもボールはカットされこのボールは自陣深くまで戻っていたサンタンデールの下へ。ここからボローニャのカウンターが発動、サンタンデールは近くにいたジュマイリにボールをわたしそのまま前線へ駆け上がる。ジュマイリは左サイドにいたファルチネッリへパス。ファルチネッリは左サイドを駆け上がり、中央に攻めあがってきたサンタンデールに折り返しのパス。オルセンと1対1になったサンタンデールが冷静にボールを流し込みボローニャが2点目を奪いました。

試合の感想

いやぁ、流石今季絶好調のボローニャですね。強かったです。スコルプスキも古巣相手に大活躍をしボローニャファンの方も大満足の試合だったのではないでしょうか?え?ボローニャは絶好調じゃないって?またまた御冗談を。こんなに強いのだから絶好調に決まっているではないですか。えーっと、何々ボローニャのローマと対戦するまでの成績は1分3敗で得点は0・・・・・・。嘘でしょ?これはあれでしょうか?監督解任の危機が噂されるボローニャへローマからの粋な計らいでしょうか?そんな余裕はないと思うけれど・・・・・・。と皮肉はここまでにして。困りましたね。とても困りました。データ上ではポゼッション率は39%対61%、シュート数7対20、内枠内シュート2対9、コーナーキックの数も1対10といずれもローマが圧倒しているけれど、試合を見ている時はとてもそんな感じはしませんでした。ボローニャは枠内シュート2本で2点なのですね。凄いなぁ。良いなぁ。ディ・フランチェスコさんもこれまで全試合で試合途中にシステム変更していたけれど、この試合では終始自分の哲学である4-3-3を貫くなどいろいろ試行錯誤しているけれど結果に結びつきませんね。DAZNにてこの試合の実況を務めた北川義隆さんはイタリア語が堪能で1980年代からのローマファンなのだけれど、その北川さんが本来公平中立が望ましい実況中に思わず、ため息をつき私ロマニスタですからホント、体調ホントに悪いです。と漏らしてしまったあたりが事態の深刻さを如実に表していると思いました。本当に最近のローマの試合をみていると身体に悪い影響を与えているような気がします。この試合の解説を務めた細江克弥さんはローマの不調の原因の一つとして選手がまだローマの戦術に馴染めていないといったようなことを言っていたと思うけれど、今シーズンはプレシーズンが始まった段階で9割くらいの選手が揃っていて戦術を落とし込む時間はあったはずだし、記憶が確かならディ・フランチェスコさんもプレシーズンは良い準備が出来たというようなことを述べていたはずなのだけれど・・・・・。こういう状況になると、どうしてもアリソン、ストロートマン、ナインゴラン等いなくなった選手達を思い出してしまいます。こんなシーズン序盤を見るのは辛いです。嫌です。嫌だ、嫌だ。今季のプレシーズン前に戻りたいです。過去に戻ってモンチさんにアリソン、ナインゴラン、ストロートマンは売っちゃダメと伝えたいです。売ったらシーズン序盤が大変なことになるからと。いなくなってしまった選手達の名前を連呼するのは今いる選手達には悪いけれど、ごめんね、彼らを懐かしまずにはいられないです。神様、どうかローマに勝利を、勝利をお恵み下さい。


コメント

このブログの人気の投稿

ローマ、セリエAへ怒りの声明

ルカクはローマ残留を希望、チェルシーからは扉を開く兆し

ローマ、緊急事態とインテルMFへの興味

ラツィオのイサクセン、とんでもない失言をしてしまう

ローマ、デ・ロッシ監督がユーヴェのキエーザ獲得をリクエスト

UEL Quarto di finale - andata ミラン 対 ローマ

ローマ、ユーヴェのキエーザは6月のアイデア以上のもの