ローマ、思いもよらぬ大一番迫る


Sky Sportによるとデロッシがフロジノーネ戦に出場すれば、彼はローマのユニを着てリーグとカップ戦合わせて公式戦600試合出場を達成することになるだろう。これまでこの記録を上回っているのはトッティだけだ。フロジノーネ戦での記録達成なるかはディ・フランチェスコさんの選択次第だが、どうやら出場の方向に向かっているようだ。いずれにせよそれは時間の問題だ。ローマで18シーズン目を迎えているデ・ロッシはリーグ戦で445試合(42得点)、コッパ・イタリアで54試合(5得点)、ヨーロッパのカップ戦で95試合(12得点)、スーペルコッパ・イタリアーナで4試合(2得点)の計599試合(61得点)に出場していたとのことです。なお全試合足しても598試合しかないので調べた所、ローマ公式サイトのマッチプログラムにはセリエAで446試合と書いてあったのでリーグ戦445試合出場というのはSky Sportのミスと思われます。ちなみに同マッチプログラムによるとデ・ロッシのローマファーストチームデビューは2001年10月30日、チャンピオンズ・リーグの対アンデルレヒトのホーム戦トミッチに代わって途中出場したもの。セリエAのデビューは2003年1月25日のコモ対ローマ(2-0)。そして初めてファーストチームの一員になったは3度目のスクデットを獲得したシーズンの2001年4月9日、ヴィオラとのフィレンツェでのアウェイ戦。後にデ・ロッシが語った所によるとこの試合はスタンド観戦の予定だったけれど試合前に同僚の一人が服用した薬がドーピング違反の恐れがあると発覚しカペッロ監督が彼の代わりに急遽デ・ロッシをベンチ入りさせたそうです。


セリエA第6節、ローマ対フロジノーネ 予想フォーメーション

LA GAZZETTA DELLO SPORT

SKY SPORT(4-2-3-1)
Olsen; Santon, Manolas, Fazio, Kolarov; De Rossi, Nzonzi; Under, Pastore, El Shaarawy; Schick.

LEGGO(4-3-3)
Olsen; Florenzi, Jesus, Fazio, Kolarov; Zaniolo, Nzonzi, Pastore; Under, Schick, El Shaarawy.

IL MESSAGGERO(4-2-3-1)
Olsen; Santon, Manolas, Fazio, Kolarov; De Rossi, Nzonzi; Under, Pastore, El Shaarawy; Schick.

CORRIERE DELLA SERA(4-3-3)
Olsen; Florenzi, Jesus, Fazio, Kolarov; Cristante, Nzonzi, Pastore; Under, Dzeko, El Shaarawy.

IL TEMPO(4-2-3-1)
Olsen; Santon, Manolas, Fazio, Kolarov; De Rossi, Nzonzi; Under, Pastore, El Shaarawy; Schick.

CORRIERE DELLO SPORT(4-2-3-1)
Olsen; Santon, Manolas, Fazio, Kolarov; De Rossi, Nzonzi; Under, Pastore, El Shaarawy; Schick.

IL ROMANISTA(4-2-3-1)
Olsen; Santon, Manolas, Fazio, Kolarov; De Rossi, Nzonzi; Under, Pastore, El Shaarawy; Schick.

TUTTOSPORT(4-2-3-1)
Olsen; Santon, Manolas, Fazio, Kolarov; De Rossi, Nzonzi; Under, Pastore, El Shaarawy; Schick.


シーズン前にはまさかこのような展開でフロジノーネ戦を迎えるとは夢にも思っていませんでした。この試合の結果如何ではディ・フランチェスコさんの解任も現実味を帯びてくるものと思われます。フロジノーネ戦は思いもよらぬ大一番になってしまいました。ローマの運命を大きく左右しかねない試合になると思います。巷ではチーム不調の原因は血を入れ替えすぎた、選手が戦術に馴染んでいない等々言われているけれど、個々のクオリティはフロジノーネより確実に勝っていると思います。故に皆が心を一つにして一丸となって戦ってくれれば戦術が少々悪かろうが勝てると思います。デ・ロッシやペロッティはディ・フランチェスコさんを擁護するコメントをしています。彼を守る為には結果をだすしかなく、その結果は最終的に選手達の手に委ねられています。選手達には彼を言葉で擁護するのではなく結果で擁護して欲しいです。絶対勝って!Daje Roma!


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