セリエA第6節、ローマ対フロジノーネ

ローマは前節の4-3-3から4-2-3-1にシステムを変更し試合に臨みました。後半はエンゾンジとデ・ロッシの位置が逆になっていました。ルカ・ペッレグリーニ投入後は彼が左SBとなりコラロフがデ・ロッシの位置に入りました。フロジノーネは3-5-2のシステムで試合に臨みました。

得点シーンは2分、左サイド、ハーフウェイライン付近でデ・ロッシからパスを受け取ったウンデルはドリブルで相手選手を二人ほどかわしてそのままゴール前中央へ駆け上がりミドルシュート。ボールはスポルティッロの手に当たりながらもゴール右中段に吸い込まれローマが先制しました。28分にはデ・ロッシが高い位置に上がっていた左サイドのサントンへパス。サントンのグラウンダーのクロスにパストーレがバックヒールで合わせてローマが追加点を奪いました。35分にはカプアーノのパスをシックがカット。シックは左サイドのウンデルへ。ウンデルは近くにいたデロッシにパス＆ゴー。デ・ロッシ、ウンデルへリターンパス。ウンデルは左サイドからドリブルでタッチライン際まで侵入しグランダーのクロス。このボールをエル・シャラウィが流し込んでローマが3点目を奪いました。87分にはザニオーロかハーフウェイライン付近にいたルカ・ペッレグリーニへ。ペッレグリーニはエル・シャラウィとのワンツーパスを織り交ぜながら左サイドを駆け上がり相手ペナルティ・エリアに侵入しグランダーのマイナスのクロス。これをゴール前まで上がっていたコラロフがシュート。ボールはクロスバーに当たりながらもゴールラインを割りローマが4点目を奪いました。

試合の感想

やったー。遂に、遂に勝ちました。漸く、漸く選手達が結果を出してくれて見事この大一番を制してくれました。それも快勝です。いわゆるケチャドバというやつではないでしょうか？何よりも無失点で試合を終えてくれたことが嬉しいです。ピンチらしいピンチも試合終盤のゴール前のフリーキックだけだったように思います。素晴らしいです。最高です。昨シーズン不調からの脱出の切欠を作ってくれたのはウンデルだったけれど、やはりこの試合でも緊張感を振り払ってくれたのはウンデルの強烈な一撃でした。今日の彼、特に前半はキレッキレッでした。1得点1アシストの大活躍です。その他にもここまであまり活躍できていなかったサントンがアシストで結果を出し、パストーレお得意のバックヒール、ザニオーロのセリエAデビュー、ルカ・ペッレグリーニが公式戦デビュー、デ・ロッシが600試合出場達成と内容盛りだくさんの試合でした。ペッレグリーニ至ってはデビュー戦でいきなりアシストです。凄い。実は彼1月にレンタルに出される可能性があると報じられていたけれど、この活躍で話が変わってくるかもしれません。できればシックも点を取ってくれたら文句なしだったけれど、点には絡んでくれたので次の機会に期待したいです。この試合はローマの運命を左右しかねない大事な試合だったけれど、快勝するだけでなくいろいろなおめでたい記録も作り後々まで記憶に残りそうな試合になりそうです。まだディ・フランチェスコさんの安全が保証されたわけではなく、すぐにローマデルビーもあるので気は抜けないけれど、それに向けて大きな弾みはついたと思います。この勢いのままデルビーも絶対勝ってほしいです。ローマなら絶対できるよ。ラツィオを倒して復活の狼煙を上げよう！


フフフ、やったもんね。フロジノーネ戦の勝利凄く嬉しい！ありがとう！神様！ローマの皆！