セリエA第10節、ナポリ対ローマ


セリエA第10節、ナポリ対ローマ フォーメーション


ローマは4-2-3-1の布陣でスタートし、クリスタンテ投入後はエンゾンジがアンカーの4-3-3になっていたように思います。ナポリ4-4-1-1の布陣でスタートしました。


得点シーンは14分右サイドでのサントンのスローインから。サントン、ジェコ、ペッレグリーニ、ウンデルとボールをつなぎウンデルが右サイド深くに侵入。そこからのグランダーのマイナスのクロス。クロスにジェコが合わせようとするも空振る。ボールが流れた先に待ち構えていたエル・シャラウィがボールをゴールに流し込んでローマが先制しました。90分にはファビアン・ルイス、インシーニェ、ジリンスキ、インシーニェの順のダイレクトパスでインシーニェが左サイドを突破しフワリとしたクロス。このクロスにカジェホンがボレーシュートを狙うも当たり損ねる。当たり損ねたボールが上手い具合に大外から走り込んできたメルテンスに流れメルテンスのシュートでナポリが同点に追いつきました。


試合の感想

あともう少しだったのに、本当にもう少しだったのに、悔しい。というのが試合直後の感想なのだけれど、そう思えたことに満足感もありました。というのは両方のチーム状態を考えるとナポリが勝つ可能性が高いだろうなと思っていたからです。なのであと少しというところまでナポリを追い詰めれたローマのみんなに拍手を送りたいです。試合の内容に目を移すとローマが前半の早い時間帯に僅かな隙をついて先制したところ以外はほぼナポリに攻められっぱなしだったと思います。そんな中で印象に残った選手はオルセンでした。彼は最近安定した活躍を見せてくれているけれど、この試合もビッグセーヴ連発で素晴らしかったです。オルセンの記事には彼の名前のロビンつながりでよくバットマンの名前がでてくるのだけれど、最近の彼はまさしくヒーロー(バットマンを良く知らないのだけれどヒーローで合ってるのかな?悪者?)だと思います。格好良いです。素敵です。そんな彼に勝利のご褒美をあげたかったけれど残念です。守備の要のデ・ロッシとマノラスが怪我しなかったらとか、ジェコのシュートがゴールライン上でクリアされなければとか、タラレバはいくつか思いつくけれど、先に述べたように引き分けでもみんな良くやってくれた思います。データをみるとオフサイドが10個とれたので守備に関してはディ・フランチェスコさんのやりたいことがある程度できたのではないのかなと思います。少なくともこの試合で実況を務めたロマニスタの北川さんは試合内容に納得していたような印象を受けました。そして北川さんといえば一試合に一つは小ネタをお話してくれるけれど、今日のお話はTV番組の生放送でトッティの奥様イラリー・ブラージ(Ilary Blasi)さんと元パパラッチのファブリツィオ・コローナ(Fabrizio Corona)さんが喧嘩をしたというものでした。コローナさんはトッティが2005年の結婚式前夜に女性(調べたらshowgirlのフラヴィア・ヴェント(Flavia Vento)さんという方のようです。)と遊んでいた写真を撮り雑誌社に売る代わりに、トッティらに600万円弱で売りつけたイラリーさんにとって因縁の相手だそうだけれど、北川さんがトッティが女性と遊んでいたというのを「トッティがちょっとオイタをして」と表現したのがなんだか自分の親戚の子が悪さをしまして、みたいな言い方に感じ不謹慎ではあるけれど微笑ましかったです。さて次はアウェイでのヴィオラ戦です。ナポリに続き難しい相手だと思うけれど、まだディ・フランチェスコさんの安全が保証されたわけではないし落とすわけにはいきません。ナポリ相手に引き分けれたのだから勝てるはず。ジェルソン元気にしてるかな?今会いに行くよ。


コメント

このブログの人気の投稿

ご報告

最悪の結末、リナ・スルクCEO辞任

ローマ、まさかの契約更新へ

愚行を犯して指笛を吹かれてしまうペッレグリーニ

ローマ、バルセロナと右SBの獲得を争う?

フリードキンさん、エヴァートンの買収で合意

私はフリードキン親子に心から感謝している