クワルティ・ディ・コッパ・イタリア フィオレンティーナ対ローマ


クワルティ・ディ・コッパ・イタリア フィオレンティーナ対ローマ フォーメーション

ローマは4-2-3-1の布陣でスタート。後半の開始からクリスタンテがメディアーノ、左メッザーラにロ・ペッレグリーニ、右メッザーラにザニオーロ、左WGエル・シャラウィ、CFにジェコ、右WGにシックの4-3-3になりました。デ・ロッシ投入後は彼がメディアーノ、左メッザーラにロ・ペッレグリーニ、右メッザーラにクリスタンテ、CFとして右シック、左ザニオーロが入った4-3-2みたいな形になっていたように思います。ヴィオラは4-3-3の布陣でスタートしました。


得点シーンは7分クリスタンテからのパスをパストーレが足元に納められず、ハーフウェイ・ライン付近でベナッシにボールを奪われる。ベナッシはすぐさまフロレンツィの裏にめがけてロング・ボール。これがフロレンツィの裏のスペースに抜け出したミララスに渡る。ミララスのグランダーのクロスにキエーザが合わせてヴィオラが先制しました。18分には敵陣深くでのパストーレのパスがウーゴに引っかかる。ウーゴ、ムリエルに縦パス。ムリエルはこのパスを傍にいたミララスへレイ・オフ。ミララス、ローマのDFラインの裏へ絶妙なスルーパス。これがDFラインの裏に抜け出したキエーザに渡る。キエーザはドリブルで独走しペナルティ・エリア内に侵入、オルセンとの1対1を制してドッピエッタを達成しました。28分には左サイドのスローインから。コラロフがパストーレにスローイン、パストーレはヒールキックでエル・シャラウィへパス。エル・シャラウィはスローインの流れから中に移動していたコラロフにダイレクト・パス。コラロフはペナルティ・アーク付近までドリブルし左足で強烈なミドル・シュートを放つ。これがゴールに突き刺さりローマが1点差に追いつきました。33分には左サイドで高い位置でビラーギがマークについていたフロレンツィをあっさり引き剥がす。ペナルティ・エリア内に侵入したビラーギはマイナスのグランダーのクロス。これにムリエルが合わせてシュート。ローマの選手に当たって軌道が少し変わったボールがゴールに吸い込まれヴィオラが3点目を奪いました。ここから先は無慈悲なヴィオラの殺戮ショーと化すので割愛させてもらいます。済みません。興味のある方は今日明日中にUPされると思われるローマ公式サイトのハイライトでご覧下さい。

試合の感想

一体いつからアルテミオ・フランキはオールド・トラッフォードになっていたのでしょう?何時の間にヴィオラはバイエルンになっていたのでしょう?全く知りませんでした。このような大事なことは前もって知らせてくれないと困ります。こちらにも心の準備というものがあるのです。良いですか?ローマ、試合は相手のあることなのだから負けたりすることもあるでしょう。それは仕方ありません。けれど負け方にも最低限の作法というものがあるのです。ヴィオラは確かに良いチームだと思います。けれどそれでもバイエルンやマンチェスター・ユナイテッドとは明らかに規模が違います。規模でいえばローマよりも小さいクラブです。その相手に7失点はダメです。これは完全にマナー違反なのです。容認するわけにはいかないのです。せめて4失点までにして頂かないと。それからパスが引っかかってカウンター発動されてDFラインの裏を取られての失点をリプレイ再生のようにするのもそろそろ止めて貰って良いですか?やりたくてやっているわけではないことは十分承知しているのだけれど、仮にも戦術大国イタリアのクラブなのだからもう少し何とかなりませんか?失点を減らしてもらわないと2試合で10失点ですよ。こんなに失点していたら勝てるわけないではないですか。野球をしているのではないのです。1点2点がものをいうサッカーをしているのです。そしてこの屈辱的大敗でまたしてもディ・フランチェスコさんの解任説が浮上し、後任候補にはパウロ・ソウザさんの名前が報じられ始めています。今季何度目ですか。この話題は。回し車の中にいるかのように同じ所を走るのではなくそろそろ別の場所に移動してください。お願いしますから。うかうかしていたら今季が終わってしまいます。とりあえず、サッカーらしい点差の試合ができるようになってください。勝ち負けよりもまずそこから始めた方が良いと思います。私からの心からのお願いです。これくらいのことはお願いしても罰は当たりませんよね。ローマ?


コメント

  1. おおかみ司書さんこんにちは。

    酷すぎて体調が悪くなってしまいました。まあバファリン飲んだら治りましたが……。
    直前に見た夢の中では2-1で勝っていたのでこれはきっと正夢に違いないと思っていたのですが、逆夢もいいところでした。

    まあ不幸中の幸いと言うべきかリーグ戦でもCLの試合でもないので、今の選手層で3つのコンペティションを戦うのはしんどいからコッパは諦めなさいという神のお告げなのだと思っておきます。その分セリエとCLで頑張ってもらいましょう。ホントお願いしますよ……。

    この1試合の結果でディ・フランチェスコさんの解任はまあ無いんじゃないかとは思っていますが、次のミランとの4位5位直接対決に大敗すればわからないとも思うので、気合を入れ直してほしいですね。

    なんかもう雨が降るとロクなことがないので、新スタジアムはいっその事ドーム型にしてほしいですね。(笑)

    返信削除
    返信
    1. にょろろさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

      正夢になってくれたらどんなに良かったことか・・・・・・。体調悪くなりますよね。あんな試合を見せられると。でも治られてよかったです。さすがバファリン。優しい!

      私もにょろろさんに習い神様のお告げだと思ってネガティブな面には目を瞑って日程が楽になるというポジティブな面だけを見ていくよう努めたいと思います。

      ディ・フランチェスコさんはひとまず大丈夫なようなのでクラブの信頼に応えてほしいです。

      それは凄く良い案なのです。ヴィオラ戦の失点にオルセンの責任はそんなにないと思うけれど、この試合で私の中でオルセン=体が濡れると力が出ないアンパンマン体質というのが固まってしまったので新スタジアムには開閉式の屋根をつけてほしいです。濡れさえしなければ、オルセンはどんなバイキンマンにだって負けないのです(笑)

      削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

チェルシーがコンテ監督招聘か?ルカクの運命も変わる

ローマ、セリエAへ怒りの声明

ビッグ・クラブ、とりわけバルセロナがローマのSBの状況に興味

ローマ、緊急事態とインテルMFへの興味

ルカクはローマ残留を希望、チェルシーからは扉を開く兆し

セリエAがローマの要望を拒否した理由とウニオン・ベルリンのWGへの興味

ローマはフィオレンティーナのカストロヴィッリと合意、メディカル・チェックも予約済み