セリエA第25節、フロジノーネ対ローマ 


セリエA第25節、フロジノーネ対ローマ フォーメーション

ローマは4-2-3-1の布陣でスタート。前半の途中からエル・シャラウィとペロッティは左右を入れ替えていました。ザニオーロ投入後は彼が右WG、エル・シャラウィが左WGに入りました。フロジノーネは3-5-2の布陣でスタートしました。


得点シーンは5分、自陣の深い位置でエンゾンジがデ・ロッシに横パスを出すもデ・ロッシとの意思の疎通が取れておらず、ボールがチャーノに奪われる。チャーノはペナルティ・アーク付近から左足で強烈なミドル・シュート。これをオルセンが辛うじて上方向に弾くも、ワン・バウンドしたボールがゴール・ラインを割ってしまいフロジノーネが先制しました。30分には右のコーナー・キックの流れから左サイドのペロッティがゴール前にボールを入れる。これをサラモンが頭で弾く。弾いたこれぼれ球をペナルティ・エリア内でジェコが拾い、すぐさま右足でグラウンダーのシュート。シュートは左のゴール・ポストに当たりながらもゴールに吸い込まれローマが同点に追いつきました。その直後の31分(Optaによると正確にはジェコの得点から72秒後)にはオルセンのフィード・キックをセンター・サークル付近にいたペッレグリーニがサラモンとの競り合いを制しジェコへボールが渡る。ジェコはドリブルでボールを少し前に運んでから右サイドのエル・シャラウィへパス。エル・シャラウィはペナルティ・エリア内右側からシュート。スポルティエッロはこのシュートを弾くもこぼれ球にペッレグリーニが詰めてローマが逆転しました。80分にはモリナーロが左サイドから前線へロング・ボールを放りこむ。これが上手い具合にピナモンティへ渡る。ピナモンティはチャーノへパス。このパスをペナルティ・エリア内右側で受け取ったチャーノはピナモンティへリターン・パス。ペナルティ・エリア内左側でリターンを受け取ったピナモンティはフリーでシュート。フロジノーネが追いつきました。90+5分にはクリスタンテからのパスをデ・ロッシが前線へダイレクトで浮き球のスルー・パス。このボールがペナルティエリア内左側のエル・シャラウィに通る。エル・シャラウィのクロスをジェコが右足の太腿でゴールに押し込みローマが再び逆転しました。

試合の感想

おい!コラ!途中で諦めてるんじゃあないよ!だから、いつも言っているだろうが!最後まで信じて応援しろって!ごめんなさいは?(自分に言っています。)・・・・えー、この度は途中で諦めてごめんなさい。深く深く反省すると共に不甲斐ない自分を恥ずかしく思っている次第であります。二度とこのようなことがないように務めてまいる所存です。

エディン、エディン、エディン、エディン、エディン、エディン、エディン、エディン、エディン・ジェコーーーーーーーーーー!凄いよーーーーー!君とっても格好良いよーーー!もう大、大、大、大好きーーーー!

取り乱して済みません。けれどあのラスト・プレイでの逆転劇はこれくらい興奮してしまったのは事実です。もうね、ジェコがいらいらしてフロジノーネの選手と口論していた時はコッパ・イタリアの時みたいに退場してしまのではないかと心配していたのです。それがなんということでしょう。上手い具合にイライラを力に変えてしまったようです。さすがドットール(大卒者への敬称)・ジェコ。イライラして退場等という幼稚な真似は繰り返さないのです。素晴らしいです。この試合ではペロッティの復帰とかマノラスが右足首を負傷して担架で運ばれたりとか、デ・ロッシがローマのキャプテン・マークをまいた記念すべき公式戦200試合目(ボローニャ戦の試合の感想で200回目おめでとうと記したけれど、どうやら試合の途中からまいたキャプテン・マークはカウントされないようです。済みません。)とか嬉しいことや心配なことがいくつかあったのだけれど、このジェコの逆転弾の衝撃が凄すぎたのでそれはひとまず横に置いといて今はこの衝撃に身を任せることにするのです。ジェコ、本当に凄かったです。ありがとう、ジェコ。素晴らしい衝撃を私に与えてくれて。


コメント

  1. おおかみ司書さんこんにちは。

    あー、良かった……。
    まだアディショナルタイム含めて10分はある、大丈夫、大丈夫だと半ば無理矢理思い込みながら見ていましたが、勝てて良かったです。

    それにしても1失点目はひどいミスではあるけれどまあまだ理解できるミスだし、2点は取れるだろうと思っていたので落ち着いていられましたが、2失点目はボールに3人向かっていってパスが出たらまたそっちに全員向かっていくというちょっとありえないプレーで失点、残り時間も少ない中だったので一気にストレスが臨界点に達してしまいました。

    でも勝てたのでオールオッケーです! いや、マノラスが怪我をしてしまったので全然オッケーではないのですが、とりあえず勝ち点を落とさずにすんだのは大きいですよね。

    ジェコはもちろん、デ・ロッシのパスも、エル・シャーラウィのプレーも良かったですが、失点はありましたがオルセンも素晴らしかったですね。
    今日はちゃんとグラウンダーのシュートも好セーブしていて、これでもう弱点は雨だけと非常に頼もしい存在になりました。(笑)

    マノラスの怪我だけが心配ですが、次節はデルビー。
    ラツィオは今週末の試合がないのでコンディション面では不利だと思いますが、EL敗退のショックをそのまま引きずっていてくれるといいなとやや都合のいい事を考えています。(笑)

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    1. にょろろさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

      本当に勝てて良かったですね。にょろろさんは凄いですね。投稿にも記したけれど私は完全に諦めていて大丈夫と無理矢理思い込みことすらできませんでした。

      2失点目はえらく簡単にピナモンティがフリーになったなとは感じたのだけれどそういう事が起こっていたのですね。気づきませんでした。でもおかげでショックは受けたけれど怒りみたいものを感じずに済んで良かったです。バカで良かった(笑)。まぁ、勝てたからこんな呑気な事をいえるのだけれど。

      オルセン素晴らしかったですね。セーヴに関しては出来ることは全てやってくれたように思います。本当、オルセンの弱点は雨だけですね。でもヒーローに弱点は付き物だと思うので良しとしたいです。

      次はいよいよデルビーですね。日程によるコンディション面の不利など丁度良いハンデなのです。またペッレグリーニがヒール・キックで粉砕してくれるのです。いけない。偉そうな事を言っているとラツィオファンの方に怒られてしまいますね。嘘なのです。ラツィオ怖くて今からドキドキです。

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  2. おおかみ司書さん、こんばんは。

    フロジノーネ戦 :
    また朝から大声をあげてしまいました(笑)!
    私の予定では余裕で勝つはずだったのに・・・あぁ、疲れた・・・でもこういったところもローマの魅力かな!?


    ジェコの決勝ゴール :
    https://twitter.com/officialasroma/status/1099423881171996672
    てっきり下腹部シュート(笑)か股間シュート(笑)だと思っていたら・・・どうやら腿シュートだったようですね。
    「シメオネの股間パフォーマンスに続き、今度は股間シュートかよ!」と思ってました(笑)。
    ( https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190224-00010001-sdigestw-socc )
    ( https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190223-00010043-goal-socc )


    ペッレグリーニのゴール・パフォーマンス :
    https://twitter.com/OfficialASRoma/status/1099409152043036675
    「指しゃぶり」パフォーマンスをしてましたね。やはりトッティの指しゃぶりパフォーマンスを思い出しました。赤ちゃんができたのか、トッティにゴールを捧げたのか、それとも他の意味があったのかな!?
    そういえば、トッティの指しゃぶりパフォーマンスですが・・・
    トッティは「生まれた長男(クリスティャン)へ捧げる意味と、周囲の批判に対して指でもしゃぶって黙ってろ!という意味」だと言ってましたが・・・
    その後、奥さんのイラリーが「私が親指をしゃぶる癖があるの。だからあのパフォーマンスは私のためのものなのよ!」的なことを言ってた記憶があるんですが、違ったかな!?


    今節はこんな出来事もあったようです :
    https://twitter.com/footballitalia/status/1099419277692678144
    https://twitter.com/footballitalia/status/1099419540797247490


    ヘマタイト :
    https://twitter.com/bot15230733/status/379076298921897984
    今朝の試合後、たまたまこれを目にしました。
    【古代ローマでは、この石で体をこすると、戦場で負傷しないといわれていました】・・・とのこと。今更遅いですが、誰かがマノラスにプレゼントしてあげてほしいです(笑)。それはともかく次はデルビーですし、軽傷ならよいのですが。


    マルタの知人の住所 :
    確か「私たちは自分の家に名前を付ける」と言ってました。
    それと先程住所を見返してみたのですが、(日本の表記の順番でいうと)「国名、市町村名、通りの名前、"スタジアム名”」となってました。通り名の前後に「番地」などの数字は一切ありませんでした。なので、スタジアム名の部分は番地の代わりなのかもしれませんね。
    ちなみに知人には黙ったまま日本の駄菓子(=スナック菓子など)を送ってあげたことがあります。実はスタジアム名入り住所の件はすべて冗談で荷物が戻ってくることも覚悟していたのですが・・・後日お礼のメールが届きました(笑)。
    あれから随分と経ちますが、まだこのユニークな風習/制度(?)が続いていてほしいです。
    てか、うちの住所にもスタディオ・オリンピコかトリゴリアかスタディオ・デッラ・ローマと付け加えたいものです(笑)。

    FORZA ROMA SEMPRE !

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    返信
    1. SPQROMAさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

      フロジノーネ戦 :

      私もとても興奮しました。こういうところもローマの魅力だと思います。とか言いながら、こういう試合展開で負けていたらすぐ魅力ではなく悪いところだと思うのだけれど(笑)

      ジェコの決勝ゴール :

      股間ではなくて良かったです。当たっていたらとても痛かっただろうと思うので。

      >「シメオネの股間パフォーマンスに続き、今度は股間シュートかよ!」と思ってました(笑)。

      その発想はなかったです。面白いです。楽しい視点ですね。紹介してくれた記事を読んだのだけれど、シメオネさんのジェスチャー確かに品は良くないけれど、相手を侮辱するつもりはなかったのなら、許してあげて欲しいです。私的には得点したときにとかに咄嗟にでる感情の爆発もサッカーの魅力の一つだと思うので。

      ペッレグリーニのゴール・パフォーマンス :

      お子さんが生まれるそうです。おめでたいですね。

      トッティの指しゃぶりパフォーマンス

      私もイラリーさんがそのように行っていた記憶があります、もしかしたら意味合いが徐々に変化していって最終的にイラリーさんのためのものになったのかもしれませんね。

      今節はこんな出来事もあったようです :

      フロジノーネ・サポーターの方は大丈夫だったのでしょうか?心配です。ウルトラスではないと思われるファンまでもがこういう行為に及ぶことが悲しいです、こういう事は誰も幸せにならないただ不幸を生み出す行為だということに早く気付いてほしいです。

      ヘマタイト

      以前教えてくれた鉄を触ると不幸が逃げていくというお話に通づる者を感じます。とても高そうな感じがするのでマノラスにこれ買ったほうが良いよって教えてあげたほうが早い気がします。マノラスの負傷の詳細は検査後にならないと分からないけれど足首の捻挫でデルビーはもちろん、ポルト戦も難しいのではないかとの報道があります。できるだけ軽傷なことを願うばかりです。

      マルタの知人の住所 :

      なるほど、番地の代わりの可能性があるのですね。その話を聞いて思ったのだけれどひょっとしたら住んでいる建物の名前の代わり(日本だとマンション名とかビル名)の可能性もありそうですね。私は自分の住所にローマの選手の名前を付け加えたいです。

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