瑣末な事なので読まなくても良いです
これから記すことは瑣末な事なので読まなくても良いです。
事の発端はTwitter上で以下のお二方のやりとりを目にしたことでした。
https://t.co/4cGhGltZzX— 田中 あとや🚭@総合 (@alsifgyipgsajkl) August 18, 2019
■個人のnoteみたいですけど、どうですかね。「英語の名前の並べ替えルール」という事で参考になるかもしれません。
私はこれを見てふむふむ、「英語の名前の並べ替えルール」ね。なるほどね。セリエA公式サイトで選手名が姓名の順になっていることがあるけれどそれはここからきているのかもしれないと感心していました。
その時はっと気付いたのです。「そういえば私ケバの姓名気になってた。」てね。
ケバというのは昨シーズンローマから買い取り&買い戻しOP付きレンタルでアスコリに移籍したセネガル人FW(現在はローマにレンタル・バックしているようです)のことです。実はこの選手フルネームがシディ・ケバ・コリー(Sidy Keba Coly)と言うのだけれどソースによって語順が
・Sidy Keba Coly
・Sidy Coly Keba
・Keba Coly Sidy
・Coly Sidy Keba
とバラバラで私は彼の姓名がなんなのか良くわかっておらず気になっていたのです。それを思い出した私はこれを機に調べてみることにしました。
それで参考にしたのが
セリエA公式サイトのPDF
です。
このPDFによればケバ君は
COLY Sidy Keba
とあります。そしてルカ・ペッレグリーニは
PELLEGRINI Luca
とあります。これによりこの資料では選手名は姓名の順なおかつ姓は全て大文字で記されていることが分かります。これによりケバ君は
COLY
が姓であると判断しました。では名前はなんでしょう?「英語の名前の並べ替えルール」によれば”個人の名前は、姓、名、ミドルネームの順にユニットを並べる”とあるのでシディが名前でケバがミドルネームでしょうか?
先ほどのPDF資料からミドルネームらしきものを持つ以下の2選手で考えてみます。
RUS Ionut Casian (Lazio)
あれ?上の選手はミドルネームらしき部分がすべて小文字であるのに対して下の選手は頭文字だけ大文字になっていますね。これはなにやら意味がありそうです。
選手名を名・ミドルネーム・姓の順で表記していると思われるtransfermarkt.comよれば2選手は
Raul Marian Opruț
Ionuț-Casian Rus
とあります。このIonuț-Casianの-は名についているものは複合名、姓についているものは複合姓といって二つの名もしく姓が合わさってひとつになったもののようです。ラツィオのセルゲイ・ミリンコヴィッチ-サヴィッチなどが有名かな?このことからPDF資料では
姓・名・ミドルネームの順で姓は全て大文字、名は頭文字だけ大文字、ミドルネームは全て小文字で表記していると判断しました。これに照らし合わせると
COLY Sidy Keba
はコリーが姓、シディ ケバが複合名になりました。私が調べた限りではシディ ケバの間に-をつけているものは無かったけれどPDF資料で
BALDE BALDE Ibourahima
とあるケバと同じセネガルの選手(生まれたのはスペインだそう)でこちらは複合姓のBALDE BALDEも-をつけているものがなかったので複合姓/名に必ずしも-はつかないと判断しました。
以上のことからケバ君は
名がシディ ケバの複合名、姓がコリーで語順はSidy Keba Coly
と結論付けました。当サイトでは今後この認識でいくことにします。終わりです。
はコリーが姓、シディ ケバが複合名になりました。私が調べた限りではシディ ケバの間に-をつけているものは無かったけれどPDF資料で
BALDE BALDE Ibourahima
とあるケバと同じセネガルの選手(生まれたのはスペインだそう)でこちらは複合姓のBALDE BALDEも-をつけているものがなかったので複合姓/名に必ずしも-はつかないと判断しました。
以上のことからケバ君は
名がシディ ケバの複合名、姓がコリーで語順はSidy Keba Coly
と結論付けました。当サイトでは今後この認識でいくことにします。終わりです。
はじめまして。ビビサキと申します。
返信削除名前ですから瑣末なことではなく大切なこと。
とても興味深く記事を読ませていただきました。
ケバくんがいつかローマに喜びをもたらせてくれる存在になることを期待しています。
ビビサキさん、はじめまして。私はおおかみ司書と申します。そしてコメントありがとうございます。
削除そうですね。名前だから瑣末なことでは無かったですね。済みません。
>ケバくんがいつかローマに喜びをもたらせてくれる存在になることを期待しています。
喜びをもたらせてくれる存在、素敵な表現なのです。私も彼がそういう存在になってくれることを期待しています。