UEL Group stage第3節、ローマ対ボルシアMG

UEFA公式サイトよりFull-time report

試合の感想

ローマに少しも優しくない世界に告ぐ。顔は手ではない。繰り返す。顔は手ではない。

言いたいことはこれに尽きます。試合前日記者会見でフォンセカさんも「目標のレベルには到達し得ない」　野戦病院状態のローマに指揮官嘆き節とこのように述べ白旗を揚げるほどの緊急事態となっているローマだけれど、フォンセカさんは頑張ってくてくれたと思います。ヴェレトゥ1人しかいないメディアーノに誰を起用するのか気になっていたのだけれどここにマンチーニを起用してきました。事前の報道では予想されていなかった名前だと思うので驚きました。そしてこれが結構良い感じに見えました。時間帯というか戦局？に応じて4-2-3-1からメディアーノのマンチーニがスモーリングとファシオの2CBの間に下りてきてコラロフとスピナッツォーラの両SBが上がって3-4-2-1みたいな形に変化していてこれがフォンセカさんが好むと言われていたサリーダ・ラボルピアーナなのね。白旗を上げつつも工夫してくるフォンセカさん素敵と思いました。頑張ってくれたのはフォンセカさんだけではないのです。選手もです。まずパストーレです。これまでまだ短いスパンで連続して試合に出れるコンディションにないとして大切に大切に起用してきた言わば箱入り息子の彼が2試合続けて試合に出てくれました、もう感動です。知らない間にこんなに立派なサッカー選手になっていたなんて孫の成長を目の当たりにしたおばあちゃんのような気分なのです。次にジェコです。頬骨を重複骨折してサンプドリア戦はお休みする予定だったのに急遽出場することになってこの試合でも先発フル出場してくれました。彼、顔にボルトが入っているのですよ。接触プレイでまた顔に衝撃を受けたら骨折がひどくなるかもしれないのに凄いです。私だったら怖くて出場拒否するのです。そんな感じで激しい雨が降る中皆一所懸命に頑張ってくれてヴェレトゥのコーナー・キックからザニオーロのヘディングでゴールを奪い、4試合ぶりの勝利まで後ほんのもう少しと言うところまで来ていたのに・・・。ペナルティ・エリア内でスモーリングの顔に当たったボールがどういうわけか手に当たったと判断されリゴーレに。4試合連続ドローに終わってしまいました。UELは決勝トーナメントからVARが導入されるのでVARの確認もなし。肝心な時ローマを助けてくれないVAR。ローマに意地悪ばかりするVAR。私、VAR嫌いです。この試合の主審はスコットランド出身のウィリアム・コラムさんでした。もうコラムさんの自宅前で座り込みの抗議をしたい気分です。せっかく苦しい苦しい状況の中で久しぶりの勝利が目前まで迫っていたのに。みんな凄く頑張ってくれたのに。こんなローマに少しも優しくない世界も私、嫌いです。どうせ、ミラン戦でもローマに意地悪するんでしょ？もういいよ、好きにすれば。私知らない！！！