提言、ミランはあえてローマに負けたほうが良い

 

日本時間10月27日火曜日の午前4時45分にミラン対ローマ戦が行われます。ミランは3月8日に負けて以来、公式戦21試合無敗中(17勝4分)で破竹の勢いであります。

私は自称ローマ・ファンであるけれど、ベルルスコーニさんとガッリアーニさんの名コンビで数々のタイトルを獲得し、リヴァウド、ロナウド、ロナウジーニョ、リカルド・オリヴェイラ、フェルナンド・トーレス等数多くの名選手が在籍したミランはイタリアの名門、欧州の雄と常々思っております。

ですから現在の活躍は大変嬉しく、今後のますますの御活躍を心から願っているわけでありますが、そうなる上でローマ戦はあえて負けて頂いたほうがよろしいのではないかと思い至りましたのでその理由をここに提言させてもらいます。


理由その一 無敗記録

ミランは3月8日に負けて以来、公式戦21試合無敗中(17勝4分)であり、これをできる限り伸ばして欲しいと心から思うのですが、時に無敗記録というものはプレッシャーともなり、要らぬ足枷になると聞いたことがあります。ですからローマ戦であえて負けて頂くことで後顧の憂いを断つのが得策ではないかと存じます。


理由その二 神の証明

先日イブラヒモビッチがルカクに言い返す「ミランに王がいたことはない。いるのは神だ」という記事を目にしました。私はイブラヒモヴィッチ様が「俺は神だ。」と仰るのならば、そうに違いないと信じて疑わないのだけれど、世の中には疑り深い人もいて「本当かな?」と考える人もいるかと存じます。そういう方たちのためにここは神であることを証明しておいたほうが良いかと。神の代名詞は何かと考えたとき、やはりそれは『慈悲』になるとの結論に至りました。イブラヒモヴィッチ様にはあえてローマに負けて頂いて

「あいつら、選手登録でミスして不戦敗なんてへまをやらかしただろ?かわいそうだからよ、負けてやったわけよ。俺は神だからな、慈悲の心ってやつさ」

と仰って頂きたいのです。さすれば貴方様を疑う者などいなくなり、今後も気持ちよく得点を量産できることでしょう。


理由その三 名門の義務

ミランはイタリアの名門であります。しかし名門にはノブレス・オブリージュがつき物であります。ミランの義務、それはセリエAを盛り上げることでございます。現在のセリエAの順位を確認いたしますと

1位 ミラン 勝点12

9位 ローマ 勝点7

となっております。ミランがローマにあえて負けていただきますとミランの首位は変わらず、最大で1位~9位までの勝点差が2以内にひしめく大混戦となります。これは盛り上がります。こうなればDAZNのセリエA解説でお馴染みの細江克弥さんも

「毎年言ってるけど今年のセリエAの面白さはマジで過去一。大混戦よ、大混戦。いやぁ、マジでヤバ過ぎるでしょ。」

と盛り上がるでしょうし、DAZNのセリエA実況でお馴染みのロマニスタ、北川義隆さんも

「これ言っちゃって良いのかな?まっ、いいや。皆様、Google Earthを開いて頂いてM、I、L、A、N、O。スペース。C、O、R、S、O。スペース。ほにゃららと入力してください。ピンが立つ場所こそがベンジャミン・バトンことズラタン・イブラヒモヴィッチのミラノの自宅になります。」

と興奮して口を滑らしてしまうに違いないでしょう。これによりセリエAは大盛り上がりとなり、ますますミランの名声は高まること間違いなしでございます。


以上が私からの提言でございます。是非聞き入れて下さることを心から願っております。それでは、火曜日にお目にかかれることを楽しみにしております。


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