ローマで学ぶ、コッパ・イタリアの選手交代
ローマで20-21シーズンのコッパ・イタリアの選手交代のルールを学んでいってくれると嬉しいです。
学ぶといってもそんなに難しい話ではないです。
基本的に学んでほしい事は一つ
20-21シーズンのコッパ・イタリアの選手交代枠は5名
これだけです。
大事なことなのでもう一度言わせてもらいます。
20-21シーズンのコッパ・イタリアの選手交代枠は5名
ここで勘違いしてほしくないことは選手交代枠は5名だからといって6名にできないわけではないということです。
選手交代枠を6名にしてもらってもかまいません。
ただしその場合はルール違反となり、試合終了後にルール違反した側の0-3での不戦敗扱いになる可能性が極めて高いのでご注意ください。
このことはローマが身をもって示してくれているので間違いありません。
またルール違反での不戦敗となりますとクラブの責任者の首も1人ないし2人飛ぶのでご注意下さい。ローマの場合ですと選手登録のルール違反での不戦敗で1人、選手交代のルール違反での不戦敗で2人の首が飛びました。
それでは20-21シーズンのコッパ・イタリアの選手交代のルールを説明させてもらいます。
・選手交代枠は5名
・交代回数はハーフタイムを除き3回まで
これが基本ルールになります。
これに加えコッパ・イタリアは延長戦に突入すると
・交代回数が一つ増える
というルールがあります。ただし交代回数が一つ増えるのは
レギュラータイム終了時(延長戦に突入する前)に交代選手が5名未満だった場合のみです。
注意してもらいたいのは【交代回数が一つ増える】のであって【交代枠が一つ増える】わけではないということです。
以上が20-21シーズンのコッパ・イタリアの選手交代のルールになります。
では、今学んでいただいたルールをローマの実例を用いておさらいしていきましょう。
20-21 コッパ・イタリア ベスト8決定戦 ローマ対スペツィア戦のローマの交代例
・69分 ビジャルout、ヴェレトゥin、スピナッツォーラout、カルスドルプin(2名同時交代は交代回数1と数える) ※交代回数残り2、交代枠残り3
・85分 ムヒタリアンout、カルレス・ペレスin ※交代回数残り1、交代枠残り2
2-2でレギュラータイム終了
・ハーフタイム マヨラルout、ジェコin ※交代回数残り1変わらず、交代枠残り1
延長戦突入、レギュラータイム終了に交代選手が5名未満だったので交代回数が一つ増え、交代回数残り2、交代枠残り1となる。
以下の出来事を経て
🔴わずか数十秒、連続退場🔴
— Goal Japan (@GoalJP_Official) January 20, 2021
延長戦に突入して間もなく、#マンチーニ が2枚目のイエローカードで退場。
さらにその直後、GK #パウ・ロペス がボールを空振りし、そのままピッコリをファウルで止めて一発退場に。
🏆 #コッパ・イタリア 5回戦
🆚ローマ×スペツィア
📺見逃し配信は #DAZN で pic.twitter.com/q2WcKAiqLQ
・95分 クリスタンテout、フザートin、ペドロout、 イバニェスin ※交代回数残り1、交代枠 -1
この瞬間ローマのルール違反確定。試合は続行。
なお交代をとめるには至らなかったが、95分の交代時ペッレグリーニは6人目の交代に気付き、チーム・マネージャーのゴンバールさんに報告と報じられる。以下ゴンバールさんのほうを指差し伝えようとしていると思われるペッレグリーニ
Guardate il labiale di #Pellegrini. Per sei volte dice: “Questo è il sesto eh”. #RomaSpezia #CoppaItalia pic.twitter.com/wEsrR4Ch5e
— Marco Juric (@MarcoJuric) January 19, 2021
以上、ローマの実例を用いたおさらいでした。
最後に今学んでいただいたルールは間違っている可能性もありますが、ご了承下さい。
それでは皆様、選手交代のルールを守ってコッパ・イタリアを楽しんでください。
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