セリエA第37節 ローマ対ラツィオ


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試合の感想

夢に見た日が遂にやってきました。

デルビーを制し、ローマがスクデットを獲得したのです。

長かった、実に長かった。

苦節十数年、漸く花開きました。

分かっています、分かっていますとも。

貴方は

スクデットを獲得したのはインテルであろ?

こう仰りたいのでしょう?

お気持ちはよく分かりますとも。

けれどもうそろそろ止めにしてみてはどうでしょうか?

そういうの。

もう令和です。

私は次の段階に移る時がきていると思います。

つまり、理性や常識から離れ、己の魂、感性に従う時が。

ここでひとつ実験してみましょう。

まず、深呼吸をして肩の力を抜いてください。

リラックスです。リラックス。

そしてインテルがスクデットを獲得したとかローマが7位であるとかそういった雑念もとい、予備知識を捨てて下さい。

まっさらな心になるのです。

この時呼吸に意識を向けると良いでしょう。

まっさらな心になってきましたね?

では此方の動画をご覧下さい。

 

今、貴方の心には何が浮かんでいるでしょう?

ローマの選手達は一体何を喜んでいるのでしょう?

考えるのではなく、感じるのです。

理性ではなく、魂に身を委ねるのです。

さぁ、魂から浮かび上がってきたものが輪郭を帯びてきましたね?

まだです。

まだ口にしなくて結構。

その状態でザニオーロとモウリーニョのさんのInstagramの投稿を見てみましょう。

 モウリーニョさん"チームとフォンセカ監督へおめでとう、素晴らしい勝利。”

 

彼らは一体何を祝福しているのでしょう?

魂により深く身を委ねるのです。

浮かび上がってきた輪郭が鮮明になってきましたね?

まだです。

まだ口にしないでください。

まだ我慢、我慢。

では試合を振り返って見ましょう。

フザートのビッグ・セーヴ。

チェルシーのコンテ(カンテ)かの如きダルボエの躍動。

イエロー・カードを一枚貰っているのにスタンドにボールを蹴り込むブルーノ・ペレス。

それを見て危険を察知したかのようにハーフ・タイムにブルーノ・ペレス→サントンの黄金リレーを敢行するサー・パウロ・フォンセカ。

キエッリーニが乗り移ったかのようなクンブラの奮闘。

ジェコ、ペドロ、ムヒタリアン、3大テノールによる天使の歌声達。

 

感動のあまり交代時にペットボトルを投げつけるラツィオのマルシッチ。

鮮明になった輪郭に色彩が帯びてきましたね?

そろそろ頃合いでしょう。

いよいよです。

選手達は何を喜んでいますか?

ローマは何を成し遂げましたか?

貴方の魂はなんと言っていますか?

今、貴方はある言葉が口から出かかっていますね?

大丈夫です。

何も心配いりません。安心して魂からの言葉を口にしてください。

何?まだ躊躇する?

仕方ありませんね。

では一緒に口にしてみましょう。

いきますよ。

せーのっ



「「最も美しいカルチョをしたローマがスクデットを獲得した!!!」」


そう、その通り。

ようこそ、新世界へ。

己が魂が感じたことこそが、真実であり、事実。

己が魂が感じたことを一体どこのどなたが否定できるというのでしょうか?

悪魔の証明。

どなたにもできはしません。

故に今貴方が口にしたことは真実であり、事実であり、現実なのです。

これこそが人類が到達すべき次の段階です。

貴方の魂が感じた誰にも否定できない紛れもない現実。

最も美しいカルチョをしたローマがスクデットを獲得した。

ローマはスクデットを獲得しました。後1試合でサー・パウロ・フォンセカは新天地へと旅立ちます。

私達の悲願、スクデットを置き土産に。

モウリーニョさんにかかる期待は大きいです。

スクデット連覇はもちろん、コッパ・イタリア、UECLの3冠が来季の具体的な目標になるでしょう。

けれど心配はいらないのです。

ローマにはサー・パウロ・フォンセカが築いたチャンピオン・チームという土台があるのだから。


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