UECL Spareggi, andata トラブゾンスポル対ローマ

 

待ちに待ったローマの新シーズンが開幕しました。お相手は元ローマのブルーノ・ペレスとジェルビーニョ、セリエA在籍歴のあるハムシクやコルネリウス擁するトルコのトラブゾンスポルでした。

両チームのメンバーは昨シーズンのUELの時のようにUEFA公式サイトのFull-time reportで紹介しようと思っていたのだけれど、UECLではそれが用意されていなくて格差を感じたです。予算の関係なのかな?ぐぬぬ。仕方がないのでここはクラブ公式Twitterにご登場してもらいます。

ローマのスタメン

ローマのモジュールは4-2-3-1で相手のボール・ポゼッション時はトレクワルティスタがワントップと横並びみたいになる4-4-2、自分のボール・ポゼッション時はサリーダ・ラボルピアーナによる3バック化の3-2-4-1みたいな形になることが多かったように思いました。プレシーズンの親善試合で見せていた可変モジュールを継続している感じ?


トラブゾンスポルのスタメン

ローマ公式サイトによればトラブゾンスポルのモジュールは4-3-3

試合の感想

新シーズンの幕開けに相応しいとてもとても素敵な試合だったと思います。なんといったって良い選手がたくさんいるトラブゾンスポルに勝ってしまいましたからね。ローマが勝った。これ以上に素敵なことがあるでしょうか?きっとないですね。やったー!ローマが勝ったー!嬉しい、嬉しい!嬉しい!!神様、ありがとうございます。ローマが勝ちました!!!

この試合はトラブゾンスポルのホームであったこととおそらく彼らの方は既に公式戦を何試合か戦っていることによるフィジカル・コンディションの差が相まって、終始彼らがボールを保持してローマが守る展開のように感じたけれど、それでもローマが勝ってしまいました。ローマ強いよー。ローマの選手格好良いよー!

私がこの試合で特に格好良いと思った人を紹介させてください。

まずGKのルイ・パトリシオ。ほぼノーミス。安定感抜群。GKはこうでなくてはと思わせる素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。流石モウリーニョさんのお眼鏡にかなったポルトガル人。一番印象に残っているのはゴール・キックの時に審判さんに早くボールを蹴りなさいみたいな素振りをされたのに、全然慌てる様子もなくピッチに投げ入れられたゴミ?を端に寄せてからボールを蹴ったところです。この落ち着きよう!頼りになる!素敵!

次はビニャです。この日のローマは左サイドから攻めることが多くて、彼が攻撃に参加する機会も多かったと思うけれど、彼のキック・モーションがなんだか美しく感じてとても素敵だと思いました。それからPKを貰おうとダイヴしてイエロー・カードを貰ったシーンにキュンキュンしました。ダイヴとか演技をする選手が苦手な方も多いと思うけれど、私は南米選手らしい隙あらば感、好きです。やりすぎて退場にでもなってしまった日にはメロメロになってしまう自信があります。ある意味で勝利への執念の証だと思うので。これからもどんどん勝利への執念見せて欲しいなと思いました。

ムヒタリアンは相変わらずスーパー・スター。早くも1アシストを記録してくれました。ペッレグリーニの先制点をアシストした彼のクロスとても素敵でした。

何が素敵ってこの動画には映っていないのだけれど、ムヒタリアンはクロスを放った後ボールの行方を見ずに下を向いてスタスタ歩いていたのです!私は

(えっ、ボールの行方見ないの??ひょっとして、見なくても蹴った瞬間に分かる。僕の仕事は終わりましたってことなの?そうなのですね?そういうことで良いのですね?ムヒタリアン!)

と思って大興奮していまいました。ダメだよ!格好良すぎるよ!ムヒタリアン!きゃー、ミッキー(ムヒタリアンの愛称のひとつ)、ほんと好き!


私の中で大問題が発生してしまいました。私が

よーし、分かりました。ショムロドフの得意なプレイはディフェンス・ラインの裏抜け。これで決まり!

と高を括っていたのを彼は知っていたようです。

は?裏抜け?何言ってんの、こいつ?ゴールへの嗅覚もありますけど。舐めてんの?

と言わんばかりのこの得点。

ごめんなさい。私ショムロドフのこと舐めてた。というか、君やばくない?プレシーズンを含めて全試合で点をとっているけれど、さては全試合で得点する気だな?欲張りさんめ。えーっと少し待ってください。全試合ということはリーグ戦が…カップ戦が……何試合あるの?私、算数は両手で数えられるものでないと無理なのだけれど。どうしましょう?全然答えが分からない!

これが私の中で生まれた大問題。ショムロドフゴール決めすぎ問題です。

しかもそれだけではありません。彼はマヨラルや4000万ユーロのエイブラハムをさしおいてローマのゴールを独占する気とみました。これは極悪人!ショムロドフ、怖い!大好き!


そしてモウリーニョさんです。私は彼に歯が折れてしまうくらいの硬さを守備を期待していました。なので先制点を取った後、絶対DFラインを下げて硬い守備を披露してくれるはずとワクワクしていたのだけれど、全然DFラインを下げてくれなくてがっかりしていました。ところがです。流石、モウリーニョさん、私の予想を上回るサプライズを用意してくれていました。試合終盤のディアワラ、クンブラ、レイノルズの守備的選手の怒涛の交代策です。私はモウリーニョさんに

DFラインを下げて守るだぁ?私を誰だと思っとるんだ!スペシャル・ワンだぞ!楽しみは最後に取っておくんだよ!我慢して我慢してクンブラをどーん!ディアワラをバーン!最後の最後で時間稼ぎを兼ねてレイノルズをひとつまみ。守備とは時間帯と物量が肝なのだよ!

言われた気がしました。おみそれいたしました。流石でございます。一生ついていくです。


最後にこの試合一番格好良いと思ったのは私の大好きなブルーノ・ペレスです。彼はトラブゾンスポルの唯一の得点をアシストし、ローマに逃した魚は大きいアピールをしつつ、勝ちはきっちり古巣に譲るという離れ業を成し遂げてしまいました。

私は気づいてしまいました。貴方が神ですね?えっ、違う?またまたご謙遜を。えっ、本当に違う?分かりました。ではそういうことにしておきましょう。ではペレス様、どうか、次のセリエA開幕戦でローマの勝利をお約束ください。あとできればスクデットとコッカルダ、UECLのトロフィーをお約束ください。何卒、何卒よろしくお願い致します。では私はローマに言わなければならないことができてしまったのでこれにて失礼致します。



ローマ、逃した魚はでかいどころの騒ぎじゃなかったよ。クジラだったよ。クジラ!というかここだけの話、神様だったよ!今から再契約に行こう!!


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