新たなクンブラ、モウリーニョさんはより信頼できるDFを得た

 

土曜日オリンピコに彼を育てたクラブがやってくる。

だがローマのユニフォームを着てピッチ上でマラシュ・クンブラの姿を再び見ると仮定するのが難しいように思われていたシーズン中の時期があった。

この4ヶ月間で彼は自分の運命を変えた。

モウリーニョさんの陣容の余白からスタメンでプレイすることのできる要素となったのである。

ローマの監督が何よりもまず驚いた思いがけない成長だ。

ジャッロロッソでのクンブラの物語はボデ/グリムトのソルバッケンの背中を息切れししながら追いかけたことで終わったように思われていたが、元ヴェローナの選手が練習に取りくみ、あらゆるチャンスを生かし、スペシャル・ワンの叱責を受け入れ、新陳代謝させたとき何かが変わった。

モウリーニョさんは考えを変え、彼をカリアリ、レッチェ、サッスオーロ戦では先発でプレイさせ、インテル戦ではピッチに送り込んだ。

今、クンブラは新たな楽観を持ってシーズン・フィナーレを見据える。

2025年に契約満了を迎え、契約更新の見通しはない、DFの頭の中にはローマとモウリーニョさんに自分の信頼性を納得させるという思いだけがある。

La Repubblica

ジョゼ・モウリーニョさんの考えを変えるのは簡単ではないが、もし監督がコミットメント、献身、パーソナリティに会えば、君に自信と信念を与えてくれるのだ。

土曜日の彼の古巣、ヴェローナ戦でクリス・スモーリングと一緒にスタメンでぷれいするとみられるマラシュ・クンブラがそうだ。

彼はモウリーニョさんによって余白に置かれた後も決して諦めず、それどころか、練習に次ぐ練習で監督に再チャンスを与えるよう説得した。

ここまでアルバニア人は17試合に出場し、ここ6試合では4回ピッチに立っている。

数字は彼を1試合平均50本のパスと共に最も正確なパスを出す(成功率93％)DFに選出するが、相手陣内で最も多くボールをリカヴァリーする選手でもある。

クンブラは1900万ユーロでヴェローナからやってきた(事実上技術的代償としてヴェローナに移籍したチェティン、カンチェリエーリ、ディアビを考慮すると総額は3000万ユーロに上る)。

ローマはコンテさんのインテルなど、ビッグ・チームとの競合に打ち勝って彼を獲得したが、1年目はビッグ・チームへのステップアップとフォンセカさんのチームの苦しいシーズンに対する代償を支払った。

モウリーニョさんは彼にもっと意地悪になるよう求めたが、アルバニア人がタックルの勝率が最も低いDFであることを考えると、数字はモウリーニョさんに正当性を与える(最も勝率の高いスモーリングの91％に対し73％)。

これからの数試合、彼は継続的にプレイする機会を得るとみられ(イバニェスが怪我)、モウリーニョさんに再び自分を信じさせ続けたいと考えている。

La Gazzetta dello Sport