ディバラの問題は解決した……のか?

 

ローマがパウロ・ディバラの獲得を公式発表してから数日が経ちました。ローマ・ファンの中には

彼のインタビュー動画を見たり

チームメイト達との練習初日の様子を見たり

ローマでの初めてのゴールを見たり


はたまた色々と調べたりしている方もいるのではないでしょうか?

かく言う私は夢中になって調べておりました。

何をですって?

それはもちろんディバラに興味を抱いた方なら一度は通るであろう問題、かの有名な

 La Joyaのカナ表記(発音)問題 

をでございます。

ご存知のない方に説明いたしますとLa Joyaとは

 彼に良く付けられる別名はスペイン語で宝石を意味する“la Joya”。ディバラ本人によるとそれを発案したのはアルゼンチンでのジャーナリストで、何故なら僕が非常に若いときに彼らはイタリアの多くのクラブが僕を獲得したがっていると言っていて、僕の価値はダイアモンドのそれのように高かったので。

とうのがローマ公式サイトによる説明でございます。

私がこの問題に取り組むきっかけとなったのはSPQROMAさんという方から頂いたメールの中で以下のTweet群を紹介して頂いたことでございました。


私がブエノスアイレス在住歴のあるユヴェントゥス・ファンと思われるいぶし銀さんのTweetの中で注目したのは以下の3点でござ……そろそろございます口調が怪しくなってきたのでここからは口調を変えるです。

私がこの中で注目したのは以下の3点です。

・La Joya(=スペイン語)の発音は地域によって変わる。

・アルゼンチンのブエノスアイレスだと「ラ・ホーシャ」となる。

・シャとなるのはブエノスアイレスだけ。


なんということでしょうか!ということはLa Joyaの発音はスペイン語圏の国や地域によって変わり、そのどれもが正解と言えるということになるのです!

しかし、私は俄然興味が湧いてきました。そして私はおそらく何十もある発音の中からあえて一つの発音(表記)を選ぶという事に挑戦する事にしたのです。

そして選んだのは

ディバラ本人、もしくはディバラの出身地域ではどう発音するか

です。これを調べ、それをもってLa Joyaのカナ表記(発音)問題の私なりの答えを出すことにしました。

手始めにディバラの出身地はというと

アルゼンチンの Laguna Larga。 Laguna Largaはコルドバ州とのことなのでディバラの出身地域はざっくりコルドバ州ということにします。

次にコルドバ州のスペイン語の発音について調べてみます。

調べてみると以下の記事を発見しました。

【本当に同じ言語?】スペインと中南米諸国のスペイン語の違い9つ


この記事の中の

・「ll」と「y」の発音

という項目の中に

>ボリビアからアルゼンチン中部(コルドバ)付近まで→「ジャ(ja)」に近い

との記述がありました。

これを発見するまでの過程でLa Joyaの内La Joはラ・ホでまず間違いなさそうと思っていた私はこの記述により

ラ・ホージャ、もしくはラ・ホジャ

の可能性が高そうと推測しました。

これを念頭において次はいよいよディバラ本人、もしくはディバラの出身地域における発音音声を探します。



紆余曲折を経てついに私はディバラ本人の発音音声を見つけました。それがこちらポーランドで製作されたディバラのドキュメンタリー動画 Paulo Dybala "La Joya" DOCUMENTARY (Spanish, Polish, English, Italian, Arabic version)です。なんとスペイン語、ポーランド語、英語、イタリア語。アラビア語の中から字幕を選べる親切設計!できれば日本語も選べるようにして欲しかったけれど。ちなみに何故ポーランド製作かというとディバラのおじい様がポーランド人でディバラのルーツはポーランドにあるからのようです。なお余談ではあるけれどユニフォーム・コレクションの紹介のシーンでは真っ先に元ローマのイトゥルベのユニフォームが紹介され、僕の友達と言っていて、私はディバラ、好き!ってなったです。


ディバラ本人のLa Joyaの発音がでてくるのはLa Joyaの由来を説明する中で動画の冒頭44秒頃から。

繰り返し聞くと私の耳には

どちらかというとラ・ホーザといっているように聞こえるけれど、ラ・ホージャと聞こえなくもない

というなんとも微妙な結果になってしまいました。

他にも音声がないか確認したところ Paulo Dybala. Firma y origen del apodo "La Joya"という動画を発見しました。


ディバラがユニフォームにサインをしながら、La Joyaの由来を説明していると思われる動画。この動画の中でインタビュワーの方?が31秒ごろから2回ほどLa Joyaを発音しているように思われます。どうやらコルドバの地元新聞がディバラのユニフォームをプレゼントするという企画のようなのでおそらくインタビュワーの方もコルドバ出身の方だと思うのだけれど、こちらも

ラ・ホージャというよりかはラ・ホーザ

に近いように聞こえました。これは少々困った結果になってしまいました。ただ幸い?にも私はヒアリングにまったく自信がなく、yaのカタカナ転写をザとしているものは軽く調べた限り見当たらなかったので、有識者の方々を縋って

ラ・ホージャ

という発音(表記)を選ぶことにします。よって私はこれから

La Joya=ラ・ホージャ

と認識し、これをLa Joyaのカナ表記(発音)問題の私なりの答えとします。


それはそれとして前述のドキュメンタリー動画の英語字幕によるとディバラはラ・ホージャの由来を

”彼はダイアモンドのようだ。アルゼンチンのジャーナリストは僕が点を決めた僕の2番目の試合の後にこのようにして僕を呼んだ。彼は僕がラ・ホージャ(ダイアモンド)だと言った。”

と説明していてローマ公式サイトによる説明と異なっていることに気付きました。どうやらローマ公式サイトは小さなユーヴェ・ファン達の質問にディバラが答えるという動画をソースにしているものと思われます。該当シーンは16分3秒頃から)


さて、そろそろ皆様の中には

こいつ、ひょっとしていぶし銀さんのTweetの中で新たな問題が発生したことに気付いておらぬのか?

と心配してらっしゃる方もいるでしょう。

私を舐めないで頂きたい!私はとっくの当にに気付いていたのです!

ディバラ・ディバーラ問題が発生している

ということなど!

そして抜かりない私はしっかりと回答を持ち合わせているのです!それではどうぞ!(2分42秒頃~)


これはディバラ!間違いないです!


以上です。


コメント

  1. おおかみ司書さんこんにちは。

    しばらくコメントしない間にディバラが加入しましたね! ひょっとして間違えてウンデルと交渉してるんじゃないかと少し不安でしたが、ちゃんとディバラだったみたいで良かったです!(笑)

    なんかザニオーロも残留しそうな雰囲気が出てきて、ちょっとローマの戦力が厚くなりすぎて他のチームに申し訳ないです。更にワイナルドゥムも加わりそうな勢いで、ちょっと戦力の独占禁止法に引っかかるんじゃないかな? と少し心配しています。

    動画の音声はラ・ホージャに聞こえますね。

    返信削除
    返信
    1. にょろろさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

      >ひょっとして間違えてウンデルと交渉してるんじゃないかと少し不安でしたが、ちゃんとディバラだったみたいで良かったです!(笑)

      ふふふ、そういえばウンデルはとるこのディバラと言われていましたね。私も無事に決まってほっとしました。

      >ちょっと戦力の独占禁止法に引っかかるんじゃないかな? と少し心配しています。

      引っかかってしまうかもですね。それで勝点を剥奪されたりして。(笑)

      何にせよ。戦力はいくらあっても良いのでザニオーロにも残留してもらってピントさんにはタイトルの期待が持てるチームを作って欲しいです。

      >動画の音声はラ・ホージャに聞こえますね。

      教えてくれてありがとうございます!にょろろさんにはラ・ホージャに聞こえたのですね。安心したです!

      削除

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