セリエA第20節 ナポリ対ローマ


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試合の感想

勝ち点1は持って帰れるかもとの期待感があっただけに残念な結果になってしまいました。

やはりナポリが1枚上手でした。

追いつかれてからの圧にモウリーニョさんが試合前にはスクデットはナポリで決まりという趣旨の発言をした所以を感じました。

これがスクデットを獲るチームか。

私が圧以外で驚いたのが選手層の厚さでした。

ナポリが途中からだしてきたのはエルマス、オリベラ、ラスパドーリ、シメオネ、エンドンベレ

対するローマはエル・シャラーウィ、ベロッティ、ボーヴェ、タヒロヴィッチ、ヴォルパート

このビッグ・マッチで3名もの若者に頼らざるを得なかったローマ対し、ナポリの豪華さと言ったらもう。

少し話は変わるけれど、元ローマのマリオ・ルイがすっかり頼もしくなったのも辛かったです。

なんなのさ、髪も伸ばして、トレード・マークのお髭もパワー・アップしてさ。

少し前まで君はローマ戦でポカしてくれる優しい子だったではないか。

それがまあ、すかっりスクデット・チームの一員ですみたいになって。

私はさみしいよ。

でもおめでとう。よくがんばりましたね。

それはそれとして久しぶりに先発出場したスピナッツォーラ。

素人目には彼らしい突破しようとする試みも見せてくれたし、得点の匂いを感じたシュートも放ってくれてたし、なんとなくスピナッツォーラが今日はやってくれそうと思っていたらハーフ・タイムで交代してしまいました。

えー、どうして?もっと彼を見たいのですよ、モウリーニョさん!

と心中でわめいていたら怪我による交代でした。

右屈筋の不快感だそうです。

Oh…モウリーニョさん、ごめんなさい。

北川義隆さん風に言うならさーせんです。

で同じく負傷交代のタミーも右屈筋の不快感だそうです。

せっかく復調傾向だったタミーまで怪我なんて辛い!

二人とも長引かないと良いけど。

この試合で思ったのはスピナッツォーラとかエル・シャラーウィとかがサイドで縦に突破しようとしても必ずナポリの選手が2人はついてきて突破できないから、誰かサポートに来てあげてと思う場面が何度かあって

なんで誰も助けてあげないの?チームでしょう?

と不思議になったことです。

けれどよく考えたら、今のシステムだとサイドに1人しか選手が配置されていないことに気づきました。

ナポリはサイドに二人選手がいてずるい!

そりゃあさあ、スピナッツォーラ君なら一人で二人でも三人でも抜けるよ。

それだけの能力はあるもの。

でもさぁ、彼まだ本調子じゃないの知ってる?

ずるくない?

スクデット獲るチームなら正々堂々一対一で勝負してよね。

彼はアキレス腱断裂の大怪我をしてるわけさ。

そこのところをナポリには良く考えてもらいたいね、私は。

それによく考えてたらこっちが若手3人をださざるを得ない苦しい台所事情なのに、経験豊富な選手達ばんばんだすのもおかしくないですか?

ずるくない?

君達、スクデット・チームなのですよね?

なら正々堂々そっちも下部組織あがりの若手3人だしてよ!

ローマはね。この試合のために努力してきたんだよ!

ファンの目から見ても物凄くツマナライ試合を連発して、何がしたいのこの子達?私、なんでローマを応援してたのかしら?

ってところから一歩づつ君達と渡り合うために仕上げてきたのですよ。

君達もみたでしょう?エル・シャラーウィの素晴らしい同点ゴールを。

それにセリエAもこの試合のために半自動オフ・サイドシステムを導入してくれたのですよ。

よく知らないけれどきっとそうに違いありません。

それに私だってザニオーロの件で色々辛いのに頑張って応援したのですよ。

知ってます?うちの可愛いいザニオーロ君がいつの間にかこんなバナーを出されるほど逞しくなってしまったの。


ローマは物凄くツマナライ試合をしていたこともザニオーロの件もまるでなかったかのような試合をしてくれました。

ナポリも思っていたでしょう?

ユーヴェ相手に5点くらいとれたから、ローマ相手なら10点くらいとれそうって。

私は正直思っていました。

それを僅か1失点に抑え、あわや引き分けかと思わせたローマ。

私としてはよくぞここまで仕上げてくれましたと言いたいです。

モウリーニョさんだってチームを称賛しています。


ただ悲しいかな、このタイミングでこの写真、このコメント

心が汚れている私にはザニオーロへの当て付けにも見えてしまいます。 

それはともかく、つまりですね、ローマは様々な苦労を乗り越えてここまできたわけです。

それなのにあなたはサイドに一人しかいない相手に二人つけました。

もうここまで言えばわかってくれたでしょう。

その通り!

スクデットを獲るということは私のようなやっかみをいう馬鹿なやつらをのりこえて行かねばならないということです。

とまるんじゃねえぞ、ナポリ。

私の屍を超えてゆけ。



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