取り返しのつかないほどの分裂:テクニカル・プロジェクトから除外されたザニオーロ、なるか土壇場でのプレミア・リーグ移籍

 

以下のようなバナーが登場し


29日から30日にかけての深夜に以下のような事が起こったザニオーロ。

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ディ・マルツィオさんによるとこの事件を受けてザニオーロはモウリーニョさんとクラブに練習に参加しない許可を貰った後、間違いなく心の平安を取り戻すべく数時間~数日間は過ごすことになるとみられる彼の故郷、スペーツィアに帰郷すべく30日の夜の内にイタリアの首都を離れたとのことです。

その後の続報としてディ・マルツィオさんによるとローマのオーナーはローマのためにプレイすることは大きな特権であり、こうした特権は選手達自身によって徹底的に認識されなければならないと常に考えてきた。チームと一緒に練習できないことも考慮し、最近の不在、でていきたい&ここ数試合における試合でプレイしないという要望の後、ローマはニコロ・ザニオーロをテクニカル・プロジェクトから除外することを決定した。さらに今後数日の内に懲戒処分も行われる。フリードキン・ファミリーはもはやこの件に関して交渉する気はないだろう。ローマはすべてにおいて、そして誰よりも優先されるのだ。したがってザニオーロとは取り返しのつかないほどの分裂である。今夏にボーンマスと同等のオファーが来れば、ザニオーロは通常通り売却されるだろう。ここ数日でその英国のクラブに提示されたものよりも低いオファーは受け入れられない。オファーがない場合はローマに残り、モウリーニョさんのプロジェクトからは外れてしまうだろうとのことです。

さらに続報としてディ・マルツィオさんによるとこの機を利用してリーズがザニオーロについてレンタルのオファーを出した。ローマはザニオーロは完全移籍でののみ放出可能であり、彼の値札は2750万ユーロ+将来の再販の際の10%(ボーンマスのオファーと同額)と評価されることを確認し、現時点でオファーは断られているとのことです。

またRepubblicaによると元ローマのスポーツ・ダイレクターで現在はセビージャに入るモンチさんがザニオーロと接触したが交渉の仮説を立てるのはできそうにない。事実セビージャは完全移籍で3500万ユーロという評価に固執するローマの要求に答えれそうにないとのことです。

それからcalciomercato.comによるとライプツィヒがザニオーロに年俸250万ユーロ+ボーナスのオファーをした。そしておよそ2700万ユーロの買い取り義務付きレンタルで選手を迎え入れる用意があるとのことです。

さらにジャーナリストのニコロ・スキラさんのTwitterによるともしザニオーロが去れば、ローマはアヤックスからドゥシャン・タディッチの獲得を試みるとみられる。ローマは既に2年半契約に関して選手と個人の条件面で合意している。リーズはザニオーロの獲得を試みるべくローマに出す新たなオファーを準備中。他の英国のクラブたちも状況をモニターしており、交渉を開始する準備ができているとのことです。

ちなみにザニオーロのInstagramでは以下のような変化がありました。


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