新たな王ディバラ:ローマは昇給で彼に装甲を施す用意がある

 

光輝くために周囲の暗闇を必要としないスターがいる。そしてこの全然些細でない特徴をクラブは既に次の措置を講じる用意があるほど、よく理解している。

すなわちそのアルゼンチン人選手の契約に存在する契約解除条項をなくす用意があるのだ。この意味で、夏の戦略が功を奏したことに疑いの余地はない。実際ディバラは450万ユーロ(つまりユベントスやインテルと交渉したものよりずっと低い)の年俸を受け入れることで高くない”出口戦略”を要求し、それを含めることに成功したが、ローマは賢いやり方でそれを調整した。

こうして(リーグにおけるライヴァル達の興味をそぐために)イタリアのクラブについては2000万ユーロ、国外のクラブについては1200万ユーロの契約解除条項が設定されたが、いかなる仮説ももし経営陣が2025年まで年俸600万ユーロというすでに合意された給与の増額を発動すれば、心静かにアーカイヴで終わることができるだろう。それはジャッロロッサのクラブがすでに次の7月のためのプライオリティの中においているものだ。これは仮にワールド・カップ・チャンピオンのために夢中になることをいちわない幾つかのクラブがいるなら、最終的に完全な自由で、つまりいかなる種類の条項によっても手を縛られることなく、座って交渉することができるだろうことを意味する。

そのアルゼンチン人は野心的なプロジェクトを求めているが、ローマが新監督になる(またはならない)のそれとは無関係だ。クロップやアンチェロッティ、コンテがジャッロロッソの冒険へOKを与えることを想像してみてくれ。とりわけこのような重要な昇給の後、どういうわけでそのアルゼンチン人は去らねばならないのか?したがってイタリアの首都とラ・ホージャ(ディバラの愛称のひとつ)つながりは強まる運命にあるという印象だ。この街は彼の魔法を必要としているのだから。


La Gazzetta dello Sport

以下ローマ公式Twitterより彼の魔法のひとつ。「スピナッツォーラがいける。反対側にはディバラがいるぞ・・・。」


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