UEL Ottavi di finale, andata ローマ対レアル・ソシエダ


UEFA公式サイトよりFull-time report
WOWOWサッカーのTwitterより試合の1分ハイライト


試合の感想 

度肝を抜かれました。

何がって解説の安永聡太郎さんと実況の大澤幹朗さんにです。

日本人の久保さんがいるから実況解説はかなりのレアル・ソシエダ寄りになりそうと私は考えていました。

もし、そうなったら副音声の英語実況に切り替えようと覚悟を決めていました。

ところがです。

いざ蓋をあけてみるとそこには素晴らしい実況解説が待っていました。

実況の大澤幹朗さんはローマのこともきちんと下調べしてくれていることが伺えましたし、解説の安永聡太郎さんはローマが良いプレイをするとちゃんと褒めてくれて、何よりも両チームの今ピッチで起こっていること?戦術?の解説がとてもわかりやすくて、ふだんただボールが行ったりきたりしているのを猫のように眺めている身としては

ほえー、ローマそんなことをしてたのだ。

と目から鱗がたくさんでした。

全体的に公平でバランスもとれていてWOWOWの日本語実況解説のレベル高し、そう思わされました。

それに負けず劣らずのレベルの高い試合をしてくれたのが今夜のローマです。

ユーヴェ戦の勝利の勢いそのままに試合に臨めたといった感じ皆のびのびとプレイし手いる印象で純粋に

ローマ強ない?あれ、こんなに強かったかしら?

と思ってしまいました。

皆素晴らしかったのだけれど、特に私が注目していたのがこれが実質ローマ・デビューとなったジョレンテです。

まず驚いたのがディエゴ・ジョレンテだとばかり思っていたのに、実況の方がジョレンテ・リオスと呼んでいたことです。

調べると彼のフルネームはDiego Javier Llorente Ríos(ディエゴ・ハビエル・ジョレンテ・リオス)

でスペイン語圏の名前の順番は基本的に

名前・洗礼名・父方の姓・母方の姓

になるはずなのでそれに当てはめるとジョレンテ・リオスは姓のフルネームになりますね。

よく見たらユニフォームのネームもLlorente R.

になっていた!

知らなかった!

スペイン語名は母方の姓を省略する事が多い中で母方の姓のイニシャルが入っているとということはつまり彼はパパもママもとても大切に思っているのだと想像できます。

うーんジョレンテ好き!

よし、私もこれからはジョレンテ・リオスと呼ぶです!

そのジョレンテ・リオス、文字情報だとビルド・アップが得意とのことだったので守備力はどうなのかなと心配していたけれど、派にプレイ。久保さん抑えていました。

ジョレンテ・リオスすごーい!

けれど内転筋の不快感によりハーフ・タイムでの交代を余儀なくされました。

残念だし、心配、

しかし、しかしです。彼の代わりを立派に果たしてくれたお方がいました。

マラシュ・クンブラです。

ユーヴェ戦でマンチーニにアクシデントが発生したかに思われたときに準備していたのがジョレンテ・リオスだったことから試合前日まではレアル・ソシエダ戦で出場停止のイバニェスの代わりは彼が有力と報じられていて、最近にパフォーマンスから序列が下がりつつあるとされていたクンブラ。

それがアクシデントによる途中出場という難しい中で守備の役割をきっちりこなしてくれただけでなく貴重な追加点まで奪ってくれました。

まさかの満点回答!

キャー、クンブラ君流石っす!

ナンデスカ、オメデタセレブレーション?までしてくれちゃって!

それ、あれですよ。

元ローマのルイス・エンリケ監督だったら即ベンチにひっこめられちゃうやつです!

でもモウリーニョさんだから大丈夫です!

ばんざーい!


序列といえば気になるのがチェリキ。

コッパ・イタリアのクレモネーゼ戦でのパフォーマンスから序列が下がったとされている彼だけれど。チーム外から今日の素晴らしいパフォーマンスを披露するまでに復活したカルスドルプの例もあるので頑張って欲しいです。

カルスドルプは実況の人達がが疲れていると言っていたのに思わず笑みがこぼれました。

彼はいつも疲れているフリなので大丈夫です!

カルスドルプが帰ってきたぞ!

おー!

いやはや、素晴らしい試合でした。

ほんとに。

恍惚の表情です。

恍惚の表情。

先制点のシーン等特に!

やっぱり一番恍惚なのがタミーのスルーからのターンからのクロス!

タミーのターンは本当に好きです。

タミー、ターン本当に得意ですよね。

目がハートです。

ターンする度ハートのあめあられ。

一方で涙目になってしまうのが流血退場となったペッレグリーニです。

Sky Sportによるとヴィッラ・ストゥアルト病院で受けたCT検査等では骨折や損傷の可能性は否定されたものの鈍的外傷により数針縫ったとのことでサッスオーロ戦は欠場の見込みで3月16日にスペインで予定されているレアル・ソシエダとのリターン・レグに向けて回復に努めるとみられるとのこと。

ペッレグリーニお大事に・・・・・・。


さて2-0での勝利によりローマの勝ちぬけは決まりました。

断言するです。

何故なら得点する必要がなく1失点までならOKなどという状況はモウリーニョさんの大好物に決まっているからです。

鴨がねぎをを背負って来るようなものです。

カモネギです。

ポケモンです。

久保さんには悪いけれど、モウリーニョさんがペロリと平らげてしまうのは確定なのです。

よってレアル・ソシエダよりも注意しなければならないのはその前のサッスオーロです。


ローマはコロッと負けよる!

2連勝しておっ、一皮剥けたかと思うたら直ぐ負けよる!

そのむらっけ!

そこがいかんのじゃ。

よいか、ここぞ。

真価が問われるのはここぞ。

ラツィオ戦やレアル・ソシエダ戦じゃないのじゃ。

大事なのはサッスオーロとサンプドーリア戦じゃ!


と私の中の仙人的なお方が囁いています。

だってよ、ローマ。

どうする?


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