UEL ベスト8決定戦2nd leg アトレティック・クルブ vs ローマ
試合の感想
ここで敗退するとは微塵も思っていなかったのでとっても悔しいです。
この試合の分岐点がフメルスの一発退場だったことは言うまでもないと思います。
あの早い時間帯で10人、しかも満員の敵地とあっては絶好調のローマと言えど流石にどうしようもありませんでした。
更に運が悪いことに失点した時間帯も最悪でした。
後もう少し耐えれば一息つける、0-0で後半を迎えれば徐々に相手にも焦りが見えてくるはず
という希望が目前に来たところでの失点
さぞかし選手達はガクッときたことでしょう。
それでも選手達はよく耐えていてくれたけれど、この日勝利の女神がローマに微笑むことはありませんでした。
セット・プレイからのアトレティック・クラブの勝ち越し弾
さらにはダメ押しの追加点
ローマにとっては踏んだり蹴ったりの夜でした。
逆に相手の視点に立てば、開始早々に数的有利、最高の時間帯での同点弾、セット・プレイで勝ち越し、止めの一撃もしっかり決めるという理想を超えた完璧な夜だったと思います。
こうして振り返ってみるとますます悔しくなってきました。
私はフメルスの退場を見た時、これは退場もやむなしかなと思ったのだけれど元セリエAの審判、カルヴァレーゼさんは以下のように仰っていて
元審判のカルヴァレーぜさん
— AS ROMA電子報告 (@asroma_dempo) March 13, 2025
フメルスのミスは事実だが、私の意見ではゴールから少なくとも50mあり、ボールは外側に向かっているのでDOGSOではない。間違ったトゥルパンさんのジャッジだ。#AthleticRoma https://t.co/jIJc2tEAAA
更に退場シーンを見返してみると
これを見るとフメルスの足はちゃんとボールにいっているようにみえます! https://t.co/tOre1vcAYU
— AS ROMA電子報告 (@asroma_dempo) March 13, 2025
全然やむなしじゃない!
と思えてきました。
とても疑問の残る判定です。
いえ、はっきり言いましょう。
この判定おかしいです。
おかしい!
おかしい!
おかしいよ〜!
フメルス凄く綺麗なタックル!
お手本のような、流石ワールド・クラスと拍手したくなるようなタックルじゃん!
どうしてレッド・カードなの?
トゥルパンさん、どうして?
あなた出すもの間違えてますよ!
あなたはレッド・カードではなくサイン色紙を出すべきでした。
うーん、トレビアンなタックル。君、これにサイン貰えるかねって!
トゥルパンさんのいけず!
・・・
・・
・
悲しいかな、いくら判定について嘆こうとも結果が覆らないことは、モウリーニョさんのおかげもあって私はよく知っています。
はぁ、やだやだ。
なお、本来であればサイン色紙が出されるはずだったフメルスは試合後SNSに
ローマ申し訳ない。ファンの皆さんとチームメイト達に謝罪したい。今日はただただ愚かでひどいミスで皆を失望させてしまった。このような試合はかつてはチームが僕を頼りにしてくれていた試合だったのに、今は僕がしくじり、クラブ全体がヨーロッパ・リーグ優勝の夢を失っている。 他に何と言えばいいのかわからない。私もみんなと同じように自分に失望している。
と投稿しました。
I am sorry @OfficialASRoma . I want to apologize to our fans and my teammates. I let everyone down today with a mistake that was simply stupid and horrendous. These games used to be the games my team could rely on me, now i fu**** up and cost the whole club the dream of winning…
— Mats Hummels (@matshummels) March 13, 2025
フメルス〜〜〜(泣)
パス・ミスがあったとはいえ、その後素晴らしいタックルで貴方は自分のミスを取り返しました。
おそらく貴方の足裏にはしっかりとボールを捉えた感触があったでしょう。
それなのに大した抗議をすることもなく貴方は判定を受け入れました。
これがマンチーニだったならおそらくトゥルパンさんを殴っていたでしょう。(ど偏見です。)
貴方は偉い!本当に偉いです!
更には試合後に皆に謝罪までして……それも何の言い訳をせず、自分のミスと言い切るだなんて!
私だったら当該映像を世界中に見せびらかし、如何に自分が悪くないか力説し、全ての責任をトゥルパンさんに押し付けているところなのです!
全く誰ですか?フメルスがSNSでラニエーリさんへ皮肉を言ってるなんて言っていたのは?
私ならいざ知らず、フメルスがそんなことをするはずがないでしょうが!
見てみなさい、この謝罪を!
おぉ、なんと素晴らしいことか!
皆さん私は大いなる勘違いをしていました。
今宵ローマは勝ちました。
それも快勝なのです。
この試合は如何にフメルスがワールド・クラスの選手であるか、如何に優れた人格の持ち主てあるか、そしてラニエーリさんが彼をリーダーであり、ローマのモニュメントであると仰った意味を再確認するためのものだったのです。
フメルス、しかと再確認させて頂きました。
そして私確信いたしました。
このフメルスがいる限り、またローマは勝ち続けます。
それがわかったのであれば、UEL敗退など安いものです。
安すぎて
お釣りがきてしもうとりますが?
なのです!
それによく考えたらUELの決勝はアトレティック・クラブのホームらしいので、神様、仏様、フメルス様率いるローマとしては勝利をプレゼントしないわけにはいかないでしょう!
なにやらアトレティック・クラブが残りのセリエAでの幸運を祈ってくれているようです。
👋 Buon viaggio di ritorno e buona fortuna per il resto delle @SerieA, @OfficialASRoma #AthleticRoma #UniqueInTheWorld 🦁 pic.twitter.com/UpNjCd0Vha
— Athletic Club (@AthleticClub) March 13, 2025
ありがとう。でも心配ご無用。
我々には神が創りたもうたサッカー選手の理想系、ありとあらゆる女神が頬を染めるに違いないドイツのアダム、フメルスがいるのです!
負けるわけがない!
勝てないわけがない!
勝利しかありえない!
セリエAの残り全勝確定!
カルチョとはフメルスを擁す者が勝つのです!
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