ラニエーリさん「私はプロジェクトの中心にいる。だが耳を傾けてもらえないなら・・・」
ラニエーリさんがIl Messaggeroのインタビューに応じました。以下その一部抜粋です。
Q. 日曜日には初めて将来待ち受ける役割から逃れたがっているように見えましたが?(おおかみ司書注:就任当初は「私は選手としてローマで始めて、監督、そして幹部として終わる」と述べていたのに日曜のユーヴェ戦後には「カルチョ以外にあるものを見てみたい。幹部になるのではなくて、会長の相談役になると思う」と述べたことでラニエーリさんもモウリーニョさんやデ・ロッシのようにフリードキン親子の避雷針に姿を変えてしまうかもしれないと現地のファン達に心配されていました)
いやいや、私はsenior advisorになる、君らはそれを好きなように訳しなよ(笑)。私が彼らにとっての基準点になるだろうことはわかっているし、何が正しくて何が間違っているか助言するつもりだが、その後はオーナーが決める。誰にとってもそんなものだと思うよ。
Q. わかりました。けれど助言することと幹部は別物です。クラブに場合によっては迎え入れられるブルディッソさんの名前が挙げられたとき、あなたは少しイラついた様子で「それなら私は何のためにここにいるんだ?」と答えました。
申し訳ないが、私の上に幹部が来るなら、私は何のためにここにいるというのだね?ファン達は落ち着いているべきだよ、私は逃げない。もし私が重要でないなら、その時だけは逃げるがね。私は誰の避雷針にもなるつもりはない。
Q. どういう意味でしょうか?
もし私が(オーナーを)促せず、重要でないと感じたなら、私は避雷針をやることなく、でていく。今私はプロジェクトの中心にいると感じている。このわきにいると感じる時には、さようなら、そしてありがとうだ。
Q. すみません、前兆があるのでしょうか?
いや、ないよ。なんでファン達は私が去ると心配してるのだろうね?
Q. では一方でフリードキン親子が毎日いるように求めたら、貴方は受け入れるでしょうか?
ああ、もちろんこれは問題じゃないよ。私をここに留めさせるかどうかは肩書きや呼称ではなくて、私が意見に耳を傾けてもらえた人物になるのか、そうではないのかだ。他のこと、私が幹部か、相談役かはあまり興味がない。むしろローマの良いことのために何かをすべきだ言うとき、それに従ってもらえるかどうか知ることに関心があるね。
Q. 貴方に意見に耳を傾けてもらえないという感じを与えるであろう一つのことが、貴方が推薦しなかった監督に頼ること、それになる可能性はあるでしょうか?
監督は私が選ぶわけではない、そんなふうに進まないよ。私が長所と短所を付けて、名前のリストを作ったとしても、それを決めるのにフリードキン親子もいるんだ。
Q. その手のリストを提出するとき、どの程度の長さのリストになるのでしょうか?
ギソルフィさんと私は英国のモデルに従った。私達は3〜4人に絞るべく7〜8人から始めたよ。
Q. リストは提出されたのでしょうか?
ずっと前にね!
Q. それでフリードキン親子は選びましたか?
私達は(選択が)近い。非常に近い。
Q. それはラニエーリさん風の監督になるとの自信はおありですか?
私は良い監督が来ると確信している。
Q. なぜ、あなたは「最初は気に入らないかもしれない」と言ったのでしょう?
ローマの街ではよくこの人がやってくる、あるいは他の人がやってくると考えて、実際は違うからだよ。誰が来ても、彼に仕事をさせてあげよう。今私はローマの街に相応しい監督をとると言ったんだ、前に進もう。監督とチームがもう一致団結しなくなったら変えるべきだよ。でも、フィーリングがある限り、そしてそれがピッチで見える限り、一緒に続けるんだ。"監督を追い出した選手X"なんてものは存在しない、存在しないんだ。君らにそれを保証するよ。
Q. 良かれと思って少しの嘘をつくこともないと言うのでしようか?私達はガスペリーニさんのことを一度も考えなかったというのを信じるべきだと?
もちろんだとも、私は選手達よりも嘘つきな元選手の監督がいるといつも言っているよね(爆笑)。真面目に戻ると、皆さんローマを率いるのは幸せになるかどうか、どの監督さんにでも尋ねにいってみてください。誰が君らにNoと答えるだろうか?
Q. テン・ハフさんはどんなタイプですか?親しみが持てますか?
私が彼を知らないのを君達は信じるかね?会ったことはないんだ。私が彼と夕食に行っただろうと読んだけれど、見たこともないよ。信じてくれ、頼むよ。
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