【ローマはなぜMF達なしでプレイしているのか…】ビルド・アップの章
セリエA公式YouTubeが「ローマはなぜMF達なしでプレイしているのか…そしてそれは機能しているのか?」と題した戦術分析的な動画を公開しました。
Why Is Roma Playing With NO MIDFIELDERS... And Is It Working? 👀 | Serie A Enilive 2026/27
この動画はビルド・アップ、アッタキング・シェイプ、マン・マーキングの三つの章に分かれていて、このうちビルド・アップの章で紹介されていることを私なりにまとめてみました。
【ビルド・アップ】
ローマのファーメーションは3-4-2-1 or 3-4-1-2
3-4-1-2の場合のビルド・アップ時、GKがボールを持つとローマは
・3バックの左右のCBがサイドに開く
・両WBがかなり高い位置をとる
・前線の1-2の2も左右にシフトし、1はライン間をより活発に動き回る
・中盤の2枚がDFラインまで下りてくる
これによりローマの中盤の選手がいなくなる。
こうすることで相手が積極的にプレッシングしてくると中盤に大きなスペースが生まれ、そこでローマはセカンド・ボールを争い、攻撃するためのスペースを得られる、あるいはWBがDFラインの裏を狙えるスペースが生まれるようになる。
相手がプレッシングを控えれば、ローマがボール・ポゼッションを支配し、主導権を握る。
【インテルとの違い】
インテルもローマ同様3バックをベースにして、攻撃時にはかなり横幅を取るが、ローマとの違いはサイドに配置する人数。
インテルは1人だけの場合が多い。
これはインテルが空中戦に強い前線の選手達を擁しているため、サイドに展開して素早くペナルティ・エリア内にクロスを放りこむことを目的としているため。
一方のローマは2人の場合が多い。
これはローマがより連携プレイやDFラインの裏に切れ込む前線の選手達を擁しているため、ハーフ・スペースを攻撃し、ペナルティ・エリア内に折り返しのパスを送ることを目的としているため。
以上です。
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