がんばれ、ジェルソン、がんばれ


OptaのTwitterによるとエラス・ヴェローナ戦での開始43秒でのウンデルの得点は、2012年1月にトッティがチェゼーナ戦で開始30秒で得点して以来のローマにとってのセリエA最速ゴールとのことです。

La Gazzetta dello Sportによるとウンデルの活躍を受けて、彼の母国であるトルコも盛り上がりをみせており、トルコの大手スポーツ新聞の一つであるFanatikは彼をローマの皇帝と呼んだとのことです。

La Gazzetta dello Sportによるとベネヴェント戦はゴナロンは依然として出場できず、ペッレグリーニはレッドカード、ナインゴランは累積警告によりそれぞれ出場できない。デ・ロッシはベネヴェント戦で復帰するために努力を続けているが起用できるかは不確かだ。よって現在ローマが確実に起用できるMFはジェルソンとストロートマンの二人しかいない。ジェルソンは4-2-3-1の2の部分にストロートマンと共に起用されることになるとみられるが、必要に応じてWGでプレイする準備もできている。デ・ロッシが起用できるならば、ジェコの背後にプレイメイカーとして配置することもできる。しかし現在デフレルが練習で良い動きを見せており、彼をジェコの背後に置くという超攻撃的布陣にする可能性もある。またメルカートの裏話としてジェルソンは数週間前にセリエAのクラブにレンタル移籍する可能性があったが、モンチさんは直ぐに断った。ローマは彼を必要としており、彼はローマでフルシーズン過ごす必要があったとのことです。

Corriere della Seraによるとデ・ロッシは4-3-3でも4-2-3-1でも適応できるローマで数少ない選手の一人だ。彼がいれば試合中のシステム変更が容易になるのは間違いない。ゴナロン、ナインゴラン、ペッレグリーニを欠くベネヴェント戦では彼が起用できるか否かがさらに重要になるだろう。彼が起用できれば、ベネヴェント戦はジェルソン-デ・ロッシ-ストロートマンの中盤、ウンデル-ジェコ-デフレルの攻撃陣による4-3-3で行く可能性が高い。4-2-3-1はデ・ロッシがキャリアの大半で慣れ親しんだシステムであり、ストロートマンとのコンビも非常に合い得るが、ナインゴランが不在の今、誰が特殊なトップ下の仕事をするのか理解するのは困難だ。ディ・フランチェコさんはペロッティをそのポジションの選手と見ておらず、シックはまだ起用できない。ジェルソンは攻撃面において十分ではない。デフレルはこれまでのところディ・フランチェスコさんが緊急時にしか使用していない4-2-4の流れの中でしかトップ下の位置に入ったことがない。論理的な解決策はフロレンツィを起用することだがブルーノ・ペレスが招集外になる見込みなのでフロレンツィをトップ下で起用することはできないとのことです。

ANSAによるとローマは金曜日にFFPに関する和解協定を遵守できなかったことについてUEFAと話をするとみられる。ローマからはガンディーニCEOとバルディッソーニGDが出席する予定だ。ローマはそこで現在の経済状況を公開し、今冬のパルミエリの売却等で最近得たキャピタルゲインについても説明するとみられる。UEFAは説明を聞いたうえで、数ヶ月以内に裁定を下すとみられるが、インフラやユース部門に投資しながらも違反した項目が一つだけであり、UEFAは総合的な計算を考慮にいれるので、ローマには楽観があるとのことです。

移籍情報

La Gazzetta dello Sportによるとブルーノ・ペレスは酒気帯び運転で事故を起こしたが幸いにも本人は無傷であり、彼の側を通っていた少女にも怪我はなかった。しかし彼は運転免許の取り消しと800ユーロの罰金処分が科される事になる。今日と明日の間にディ・フランチェスコさんとモンチさんはブルーノ・ペレスと話し合うとみられるが、処分は既に決定されている。ベネヴェント戦の召集外に加え、最大限の罰金(週給の30%分)だ。またブルーノ・ペレスの放出というシナリオにも注意が必要だ。すでに彼は1月のメルカートでセビージャやジェノアに行く可能性があったが、世界にはロシアやブラジルを含むまだメルカートが開いている地域がある。単純レンタルでの放出でさえ可能だとのことです。

獲得の背景にローマの協力が噂されるサッスオーロのマウリシオ・レモスの代理人であるヴィンチェンツォ・カヴァリエーレさんはローマの協力についてTuttoMercatoWebにて

彼は買い取りOP付きレンタルで獲得されたサッスオーロの選手だ。彼は多くの他のイタリアやヨーロッパのクラブと同様にローマを好んではいるが、サッスオーロは重要な選手を獲得するのに誰の協力も必要としない素晴らしいクラブだ。

と述べています。

Gazzamercato.itによるとロレンツォ・ペッレグリーニは国内外のクラブから関心を寄せられており、最も関心を寄せているのはマンチェスター・シティとユーベのように思われた。しかしスペインの報道によるとアトレティコ・マドリードも彼に注目しているという。彼には2500万ユーロの契約解除条項が存在するが、これは過去二回のメルカートの金額の相場を考慮すると低すぎる額と考えられている。同じくスペインの報道によれば、おそらくモンチさんは契約内容を見直し、より高い契約解除条項を挿入すべく、数週間以内にペッレグリーニの代理人と会談するとみられるとのことです。

フランスparisunited.netによるとPSGのアンテロ・エンリケSDは夏のメルカートを見据え、幾人かの選手に興味を示している。その中にはFWも含まれており、ローマのシックに注目している。PSGは既に今冬、彼について6000万ユーロを要求するローマとのコンタクトを開始している。今の所それ以上のものはないけれど。またPSGはアリソンをオブラクの代替とみなしている。なおエンリケSDはチェルシーのモラタにも注目しているとのことです。


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