ローマ、17-18上半期の財務諸表を公表する


ローマは17-18シーズン上半期(2017年7月1日~2017年12月31日)の財務諸表を公表しました。それによると

m=ミリオンユーロ

営業利益は123.956m(およそ1億2395万ユーロ)で前年同期88.595m(およそ8859万ユーロ)に比べ35.362m(およそ3536万ユーロ)増加しました。

最終的な収支は40.303m(およそ4030万ユーロ)の赤字で前年同期53.366m(およそ5336万ユーロ)の赤字に比べ13.064m(およそ1306万ユーロ)の赤字削減となりました。

経営が改善された主な要因としてCLの出場(総収入4780万ユーロ、ちなみに前年のEL総収入は2370万ユーロ)による収入と放出および早期契約解消による人件費の削減の二つが考えられる。しかし、17-18シーズンの会計年度には人件費の増加が予想されるとのことです。

昨夏一定のスポーツ条件達成で買取が義務化されるレンタルで移籍したズカノヴィッチ(ジェノア)、ドゥンビア(スポルティングCP)、イトゥルベ(クラブ・ティファナ)、マリオ・ルイ(ナポリ)の買い取り義務が発生したとのことです。

昨夏一定のスポーツ条件達成で買取が義務化されるレンタルで移籍してきたシック(サンプドリア)、デフレル(サッスオーロ)の買い取り義務が発生したとのことです。

次の会計年度の見通しについては17-18シーズンの上半期に比べ、大幅な改善が予想されるがそれはセリエAとCLの成績、そして年間を通して行われる選手の移籍に大きく左右されるとのことです。


La Roma24によると財務諸表からメルカートにおける取引費用を読み取ることができるとのことです。また主な選手として以下を挙げています。(前所属先、移籍形態についてはおおかみ司書調べなので間違っている可能性があります)

FWビセンテ・ベスイエン(Vicente Besuijen) FCフォレンダム 完全移籍 獲得費用14万ユーロ+コミッション料13万ユーロ

FWジャン・ツェラル(Žan Celar) 完全移籍 NKマリボル 獲得費用70万ユーロ+コミッション料50万ユーロ

MFジェンギズ・ウンデル(Cengiz Ünder) 完全移籍 イスタンブール・バシャクシェヒルFK 獲得費用13.738m(およそ1373万ユーロ)+コミッション料1.350m(およそ135万ユーロ)

MFレザン・コルル(Rezan Corlu) フリートランスファー ブレンビーIF 獲得費用5万ユーロ+コミッション料14万ユーロ

FWジョージ・ゲイア(George Ganea) フリートランスファー ヴィルトゥス・エンテッラ 獲得費用0+コミッション料7.5万ユーロ

DFリック・カルスドルプ(Rick Karsdorp) 完全移籍 フェイエノールト 獲得費用1600万ユーロ+コミッション料60万ユーロ

DFアレクサンダル・コラロフ(Aleksandar Kolarov) 完全移籍 マンチェスター・シティ 獲得費用5.263m(およそ526万ユーロ)+コミッション料30万ユーロ

MFケレス・マサング(Keres Masangu) 完全移籍 KVメヘレン 獲得費用23.2万ユーロ+コミッション料22.5万ユーロ

DFマティアス・ナニ(Matias Nani) フリートランスファー CAラヌース 獲得費用29.8万ユーロ+コミッション料106.3万ユーロ

ローマは1億1500万ユーロの増資が株主総会で承認されたことを公式発表しました。



コメント

このブログの人気の投稿

チェルシーがコンテ監督招聘か?ルカクの運命も変わる

ローマ、セリエAへ怒りの声明

ビッグ・クラブ、とりわけバルセロナがローマのSBの状況に興味

ローマ、緊急事態とインテルMFへの興味

ルカクはローマ残留を希望、チェルシーからは扉を開く兆し

セリエAがローマの要望を拒否した理由とウニオン・ベルリンのWGへの興味

ローマはフィオレンティーナのカストロヴィッリと合意、メディカル・チェックも予約済み