アラブファンド、ローマ買収のオファー


ローマはZig Zagとスクーターシェアリングパートナーシップ契約を締結したことを公式発表しました。Zig Zagはウェブサイトやアプリを使い、自分の最も近い場所にある3輪スクーターをレンタルできるスクーターシェアリングサービス。このパートナシップによりローマファンはスクーターの使用料が最初の30分間無料になったり、2018年のマッチデイに関してスタディオ・オリンピコへの行き帰りが特別価格で利用できたりするとのことです。

イタリアのジャーナリストであるパオロ・バルジッジャさんがilprimatonazionale.itに寄稿した記事によるとアラブのファンドがパロッタ会長が3年以内に売却するという条件で新スタジアム事業を含めローマの買収に15億ユーロ+4年契約、年間5000万ユーロのメインスポンサー契約のオファーをしているが、今の所パロッタ会長は抵抗しておりローマを売る意思はないように思われる。この提案には5月31日に期限が切れる購入オプションがある。この話は昨年の11月、ローマのサウジアラビア王国大使館の本部から始まった。アメリカのマネージャーはリッチなアラブファンドの代表者とイタリアの銀行ウニクレディトと会った。最初のオファーは新スタジアム事業を含め15億ユーロというオファーだった。パロッタ会長は時間を貰ったがウニクレディトは今年の2月に再びアラブファンドの代表者との会談を設定した。2月の会談でアラブファンドはパロッタ会長が3年以内に売却するという条件でオファーを15億ユーロ+年間5000万ユーロでの4年契約のメインスポンサー契約というものに引き上げた。ローマは新スタジアムに伴う価格の上昇が考えられウニクレディトはしばらくの間このオペレーションに取り組んできた。この額で売却が成立すれば、ウニクレディトは買収額の3%に当たる4500万ユーロを受け取るだろう。しかしながらパロッタ会長は抵抗を続ける。パロッタ会長は新スタジアムが建設されローマが安定してCLに出場すれば、潜在的なローマの売却による利益はアラブファンドのオファーよりも上がるかもしれないと考えている。彼の意図はチーム、スタジアム、及び関連する不動産でローマの価値を高める為にビジネスを展開することだ。現時点ではCLで準決勝に進出し少なくともピッチでの結果が出ていることがパロッタ会長に抵抗する理由を与えているとのことです。


ジェノア戦招集メンバー
Portieri:ALISSON, LOBONT, SKORUPSKI
Difensori:LUCA.PELLEGRINI, JESUS, KOLAROV, CAPRADOSSI, FAZIO, PERES, SILVA, MANOLAS
Centrocampisti:NAINGGOLAN, STROOTMAN, PELLEGRINI, DE ROSSI, GONALONS, FLORENZI, GERSON
Attaccanti:DŽEKO, SCHICK, UNDER, ANTONUCCI, EL SHAARAWY

デフレルとペロッティは引き続き怪我の影響で召集外になりました。


ローマはプレシーズンに参加するInternational Champions Cupの日程を公式発表しました。数日前にESPNがリークした物と同じ日程になりました。

怪我人情報

ディ・フランチェスコさんのジェノア戦前日記者会見によると現在怪我で離脱中のペロッティはSPAL戦で復帰する可能性が高いとのことです。

移籍情報

ローマはルカ・ペッレグリーニとの契約を2022年まで更新したことを公式発表しました。

Il Corriere dello Sportによるとモンチさんはビッグプレイヤー達をキープしようとしていることに加えチームの若返り(特に中盤)を目指している。カリアリのバレッラはサンプドリアのトレイラと同様にローマの好む選手の一人だ。それから最近新しい冒険をする用意があると語ったアヤックスのツィエクもモンチさんが以前から好んでいるとのことです。

TuttoMercatoWebによるとアンテ・チョリッチはローマに非常に近い。冬の獲得に失敗した後モンチさんはCL等で得たお金で決定的なものであることを示し得る600万ユーロのオファーをディナモ・ザグレブに提出した。ディナモ・ザグレブのダイレクター達は今日会いどうするか決定するとみられるが問題の当事者間のフィーリングはポジティブ以上のものだとのことです。

Calciomercato.comによるとローマとフロレンツィは2019年で切れる契約を更新する準備ができている。ローマは現在の170万ユーロの基本給を倍増する用意がある。彼にはユーベが関心を寄せているのでモンチさんは出来る限り早く契約更新を定義する為の会談を行い彼を守ることを目指している。ユーベの関心はピャニッチの二の舞となる恐れがあるがフロレンツィは街とローマのカラーと結びついており、ローマはピャニッチの二の舞を絶対に避けたいと考えている。そして今複数年の契約更新(2022年か2023年までになるとみられる)が近づいているとのことです。

Calciomercato.comによるとウディネーゼ所属のチェコ人MFアントニン・バラークは既にインテル、ミラン、ユーベの注目を集めているが、彼の獲得レースにはローマも含まれていた。彼はスラヴィア・プラハから250万ユーロのレンタル料でウディネーゼにレンタル中だがウディネーゼに300万ユーロで買い取られなければならない。しかしながら、現在の彼の価値は少なくとも1500万ユーロだとのことです。


コメント

  1. おおかみ司書さんこんばんは。
    うーん、アラブ系ファンドがオーナーになればオイルマネーでプレミアにも負けないような補強が出来るようになるのかもしれませんが、個人的にはパロッタ会長に続けてほしいです。
    もちろんパロッタ会長もビジネスでローマに携わっているのでしょうが、言動からローマ愛を感じるというか、そういう人にオーナーをやってほしいですね~。

    補強の話、契約延長の話も色々進んでいるようですね。やっぱりCLベスト4の看板は大きいと思いますし、出来ればワールドクラスを1人か2人獲得してほしいですね。
    まあ、来季のCL出場権がないとお話にならないので、今夜のジェノア戦は頑張ってほしいです。

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    返信
    1. にょろろさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
      パロッタ会長は昨年、2年以内に新スタジアムの着工がなされなければローマを売却することを示唆していましたが、最近新スタジアムの状況がどうなっているのかチェックしていないけれど、おそらくそれは大丈夫だと思うので売却することはないのではないかなと思います。
       そうですね、最近ポジティブな話が増えているとはいえ、来季のCL権を逃がすと御破算になりかねないので今夜のジェノア戦は絶対勝ってほしいですね。

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