ローマ、パロッタ会長時代のキャピタル・ゲイン
本日二つ同時に投稿しました。もう片方はコチラ
Calcio e Finanzaによるとローマは過去最高水準のキャピタル・ゲインで今夏のメルカートを終わろうとしている。実際ストロートマンのマルセイユへの売却はローマに更なる利益をもたらした。
ストロートマン売却後、パロッタ会長時代(2012年~現在)にローマは選手の売却によりおよそ4億3500万ユーロのキャピタル・ゲインを獲得した。以下は各シーズンごとのキャピタル・ゲインである。
2012/13 2850万ユーロ
2013/14 5590万ユーロ
2014/15 3840万ユーロ
2015/16 7740万ユーロ
2016/17 9510万ユーロ
2017/18 6560万ユーロ(推定)
2018/19 7550万ユーロ(推定)
合計 4億3640万ユーロ
2018年の夏のメルカートの売却内ナインゴラン(およそ3190万ユーロ)のような売却は2018年6月30日の財務諸表に含まれるはずだ。一方でアリソンとストロートマンの売却は2019年6月30日の財務諸表に記載される。二人の取引はローマにおよそ7550万ユーロのキャピタル・ゲイン(アリソン:およそ5750万ユーロ、ストロートマン:およそ1800万ユーロ)をもたらした。これは重要な額で二人はパロッタ会長時代のキャピタル・ゲインランキングで1位と10位に入る。以下はそのランキングである。(選手名、移籍先、売却額、キャピタル・ゲイン、収支シーズンの順、通貨単位はユーロ)
1位 アリソン リヴァプール 6250万 5752万 2018/19(推定)
2位 ナインゴラン インテル 3800万 3193.2万 2017/18(推定)
3位 ピャニッチ ユヴェントス 3200万 2827.2万 2015/16
4位 サラー リヴァプール 4200万 2790.7万 2016/17
5位 マルキーニョス PSG 3145.1万 2740万 2013/14
6位 リュディガー チェルシー 3340.3万 2548.5万 2016/17
7位 ロマニョーリ ミラン 2500万 2366.4万 2015/16
8位 パレデス ゼニト 2615.6万 2224.2万 2016/17
9位 パルミエリ チェルシー 2000万 1832.3万 2017/18(推定)
10位 ストロートマン マルセイユ 2500万 1800万 2018/19(推定)
トップ10の内4人が過去2年で売却された。選手売却によるキャピタル・ゲインはローマの貸借対照表及び売上高に重要な影響を及ぼしている。以下各シーズンごとの総売上高に対するキャピタル・ゲインの影響%である。(シーズン、キャピタル・ゲイン、総売上高、影響%の順。通貨単位ユーロ)
2012/13 2850万 1億5410万 18.5%
2013/14 5590万 1億8750万 29.8%
2014/15 3840万 2億2530万 17.0%
2015/16 7740万 3億1110万 24.9%
2016/17 9510万 2億7840万 34.2%
2017/18 6560万 3億3000万 19.9%(推定)
合計 3億6090万 14億8640万 24.3%
ご覧のように2017年6月30日の財務諸表におけるキャピタル・ゲインの影響度が34.2%と顕著である一方で2014/15シーズンの影響度は僅か17%と少ないとのことです。
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