セリエA第8節、エンポリ対ローマ


セリエA第8節、エンポリ対ローマ フォーメーション

ローマは4-2-3-1の布陣でスタート。フロレンツィ投入後は彼が右SBで左SBにサントンが入っていました。クリスタンテとジェズス投入後はDF左からジェズス、マノラス、ファシオ、中盤左からサントン、デ・ロッシ、エンゾンジ、フロレンツィ、前線左からクリスタンテ、ジェコ、エル・シャラウィの3-4-3もしくは3-4-2-1の形になっていました。エンポリは4-3-2-1の布陣でスタートしました。


得点シーンは36分サントンがファールを受けて得た右サイドのセットプレイから。キッカーのロレンツォ・ペッレグリーニがゴール前のエンゾンジに合わせにいったボールをエンゾンジがゴールに背を向けた状態で頭だけを上手に振ってヘディングシュートしローマが先制しました。85分にはオルセンのロングフィードをジェコが頭でエル・シャラウィへパス。エル・シャラウィはジェコへリターンパス。このパスでディフェンスラインを抜け出したジェコがテッラチャーノとの一対一を制してローマが2点目を奪いました。

試合の感想

結果だけみると完勝なのだけれど内容をみるとエンポリに押されている場面が多くてドキドキしながら試合を見ていました。カプートに決定力があったらどうなっていたか分からない試合だったと思います。特にカプートがPKを外してくれたのは凄く助かりました。あれがこの試合のターニングポイントだったように感じます。カプートの決定力の無さに乾杯ですね。もちろんビッラ・パニョッタで!ローマは連戦の疲れもあったのかあまり調子は良くなさそうだったけれど、そんな中でも無失点できっちり勝てたのは凄いことだと思います。やっと真の実力を取り戻せた証左かな?この試合で初先発のルカ君も最初こそ動きが固いように思えたけれど、その後は無難にこなせていて及第点の働きをしてくれていたように思います。エンゾンジに初ゴールも生まれ、ジェコも久しぶりにリーグで得点を取り戻しローマにとっては良い試合になったのではないでしょうか?ジェコは珍しく飛行機のゴールパフォーマンスをしていて空に飛び立つような爽快な気分を表現しているのかなと思いました。それからこの試合ではアンドレアッツォーリさん、ブリーギ、ウチャンとローマに縁のある人が多かったけれど、試合中にデ・ロッシとアンドレアッツォーリさんが軽くじゃれあう?場面が見られて微笑ましかったです。この試合の実況解説は最近ローマ戦を担当する事の多い北川&細江さんコンビだったけれど、北川さんの実況の合間に挟むカプートが友人3人とビール会社を立ち上げた(試合の中で話題に上っていた会社のホームページBirra Pagnotta)とかロレンツォ・ペッレグリーニが友人から’ロロ’(ロッロ?)と呼ばれているといった小話が楽しいです。それから北川さんがエンゾンジに得点を取らせてあげたいと言った直後に彼が点を取った時は預言者だと思いました。さて公式4連勝で良い雰囲気でインターナショナルマッチウィークに突入できたことをとても嬉しく思います。リーグ戦は小休止となるけれど代表に参加する人は怪我無く無事に帰ってきて欲しいです。この感じで連勝を重ねてね、ローマ。


コメント

  1. おおかみ司書さんこんにちは。
    4連勝! 素晴らしいですね! 開幕直後はなんだったのかと言いたくなりますが、失敗は成功の母、あの挫折があったから最後は笑えたのだと言える終わり方を迎えてくれるといいですね。バルサ戦の4-1が終わってここからは3-0の時間です!

    北川さんの予言には笑ってしまいました。本当に発言の次の瞬間だったので、びっくりしましたね。
    中断後はSPAL戦、そのあとCLのCSKAモスクワ戦、そしてナポリ戦とビッグゲームがありますので、くれぐれも怪我には気を付けて過ごしてほしいですね。

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    1. にょろろさん、今日は。コメントありがとうございます。失敗は成功の母、良い言葉ですね。'バルサ戦の4-1が終わってここからは3-0の時間です!'この表現も素敵ですね。機会があれば私も使わせて貰って良いでしょうか?(笑)

      北川さんの予言は絶妙のタイミングでしたね。時代が時代なら預言者として崇め奉られてもおかしくないくらいピッタリだったと思います。
      今は凄く良い感じだと思うので本当に怪我だけが心配ですね。

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