セリエA第14節 ローマ対カリアリ


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試合の感想

日本時間でクリスマス・イヴに行われたこの試合、ローマ・サンタさんが私に勝利をプレゼントしてくれました。嬉しい。ローマありがとう!

この試合でまず驚いたことは元ローマで現カリアリ監督のディ・フランチェスコさんが3-5-2の布陣を強いてきたことでした。ディ・フランチェスコさんと言えば4-3-3の布陣が大好き!というイメージだったのに・・・。サンプドリアでの失敗などで彼も思い悩み、いろいろな苦労があったのかなと思いしんみりしていまいました。

試合前日記者会見で記者さんに最近輝きが少ないようですがと指摘されたペドロに注目していたのだけれど、今日の彼は攻撃面で存在感を示してくれていたと思います。クリスタンテの素晴らしいロング・フィードでGKのクラーニョと1対1みたいな感じになった場面ではできれば決めてほしかったけれど、勝ったので良しです。フォンセカさんは否定していたけれど、私は彼が最近元気がなかったのは連戦によるフィジカル・コンディションの低下が原因だと思っているので、クリスマス休暇でリフレッシュすれば、以前の輝きを取り戻してくれるはずなのです。クリスマス休暇明けが今から楽しみです。

先制点のシーンは凄く格好良かったです。ムヒタリアンのサイド・チェンジ、カルスドルプのクロス、それをレイ・オフしたビジャル。、ボールをゴールに届けたヴェレトゥ全員格好良かったのだけれど、私が一番ときめいたのはムヒタリアンのサイド・チェンジでした。理由は逆サイドのカルスドルプにパスを出して欲しいと思っていたら、本当にだしてくれたからです。思いが通じるとときめいてしまいますね。やはり。そういえばここ数試合カルスドルプの死にそうな表情を見れてなくて少し寂しいかも。

後半に入ってカリアリが立て続けに攻めてきたときは”この人達、アタランタの真似をしている!”と思いました。ジョアン・ペドロに同点弾を叩き込まれたときはアタランタ戦の悪夢が脳裏を過ぎったのだけれど、ローマは同じ過ちを犯しませんでした。やったぜ!カルスドルプのクロスからジェコが、スモーリングの折り返しからマンチーニが得点した時に私は勝ちを確信しました。なのでカリアリにリゴーレを決められて1点差になった時は”えっ、嘘でしょう。神様、私の先ほどの確信は信用して良いのですよね?引き分けたりしませんよね?”と疑心暗鬼になってしまいました。結果的に”神様は確信は信用してよい”と仰ってくれたので良かったけれど、凄くドキドキしたのでまた寿命が縮まったと思います。たぶん私はローマを応援し始めてから2年は寿命を縮めてしまったと思うので長生きしたい方はローマを応援しないほうが良いと思います。

リゴーレと言えば、パウ・ロペス惜しかった。コースは読んでいたのに・・・止めさせてあげたかったです。けれど屈筋の不快感で退いたミランテが立ち上がってリゴーレを見守り、悔しそうにしていたシーンはとても素敵でした。きゅんきゅんしました。これからも仲良く二人でローマのゴールを守って欲しいと思いました。

この日はアタランタ戦とはうってかわってフォンセカさんの交代策が大当たりしました。凄い!スモーリングの投入が大当たりなのです。スモーリングのアシストがなければ引き分けに終わっていたかもしれません。危なかった。それから最近批判されているらしい交代の遅さも今日は早かったのです。批判はフォンセカさんの耳にも届いていたのかもしれません。してやったりなのかな?だとしたら面白いけれど。

この試合惜しむらくはカリアリのGKクラーニョが当たっていたことです。彼が当たっていなければもう少し楽に勝てたように思います。アタランタ戦といいローマ戦に限って相手GKが当たっている感覚があってぐぬぬってなります。たまにはローマ戦に限って相手GKがダメダメになる感覚を味わいたいな。

ブルーノ・ペレスとマヨラルにアシストとゴールを記録させてあげったかっです。ブルーノ・ペレス本職ではない左サイドで頑張ってくれたのに・・・・彼の瞳はつぶらでとても素敵なのに・・・。あのシーンもう少しだったのに・・・。残念。

最後にビジャルが十字をきって握り拳を振り下ろしたところが素敵でした。彼が与えたリゴーレが結果に影響を与えなくて本当に良かった。これで彼も楽しいクリスマスを迎えられるはずなのです。

さて、最後の方は本当にドキドキしたけれど、年内最後の試合を無事勝利で終えることが出来ました。次節は1月3日のサンプドリア戦です。短いクリスマス休暇だけれど、ローマの皆には何とかリフレッシュしてサンプドリア戦でも勝利を見せて欲しいです。良いクリスマスを過ごしてね、ローマ!


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