モウリーニョさんがエイブラハムを先発させた理由

 

加入間もないタミー・エイブラハムがヴィオラ戦でいきなり先発し素晴らしいプレイを披露しました。

交代時には観客からスタンディング・オヴェーションを受け 

ローマ・ファンが選ぶこの試合のマン・オブ・ザ・マッチにもなり 

スタジアムを後にする際にはファン・サーヴィスにも応じてくれました 


そんな彼についてCorriere dello Sportの記者、ヤコポ・アリプランディさんは

「すぐに起用されたスタメン、エイブラハムはチームと一緒に練習したことがなかった。ロンドンから戻ると少年は個別に練習しており、ヴィデオを通じてのみチームの動きを研究した。戦術的インテリジェンスと決意。」

 とTweetしました。


またLa Gazzetta dello Sportによると試合後モウリーニョさんは彼を起用した理由について

この五日間彼はスクリーン(映像)を使って練習を行っており、それだけだった。タミーにとっては不思議な週だったが、彼はアーセナルやスパーズとの重要な親善試合も戦いながら、チェルシーと5〜6週間良く練習をした。肉体的には彼の足は60分しか持たなかったがイゴールとミレンコヴィッチのハイプレスに伴い、彼は下がってきてトレクワルティスタ達(2列目の選手達)と対話する(連携する)のが上手なので私は彼を起用することを選んだ。この手のシュチェエーションにおいてはより機能的であり、より敵の守備を弱めるのに優れている。もちろん3試合で3得点のショムロドフをベンチに置くのは簡単なことではない。だが我々がスペースを見いだした時、私はショムロドフを投入した。彼はより機動的でディフェンス・ラインの裏に侵入できる時、彼を止めるのは難しいからね。

と語ったとのことです。


さらに元ローマ監督のファビオ・カペッロさんはSky Calcio Showにてエイブラハムについて

モウリーニョは彼が早く順応するのを助けたがこの選手はクオリティがある。違いを生む事ができるよ、特に彼のスピードのおかげでね。ジェコの放出の穴に良い選択をしたローマの功績は認められるべきだ。故に私は言うよ。ローマに注意とね。

と語りました。

聞きましたか。あのアナウンサーの北川義隆さんが僕のマエストロと豪語するファビオ・カペッロさんが

ローマに注意

だそうです。ふふふ。

以上です。


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