セリエA第2節 サレルニターナ対ローマ


セリエA公式サイトよりMATCH REPORT(見方はコチラ)
セリエA公式YouTubeよりMATCH HIGHLIGHT

試合の感想 

端的にこの試合感想を述べるならば、

凄ーい!ローマ強ーい!

になります。

以上です。



で終わってしまうのだけれど、それでは味気ないのでもう少し感想を述べさせてください。

この試合サレルニターナは表記上は3-5-1-1の布陣で臨んできたけれど、実質的には5-4-1の布陣でゴール前中央を固めてきました。それもただ固めるのではなくて、隙あらばカウンター・アタックで仕留めてやるという気持ちが溢れる気迫のこもった戦い方のように見えて美しく思えました。

ローマとしては予想していた通りの未知との遭遇になりました(詳しくはコチラ)。前半は得点するには至らなかったけれど、私的にはこの戦い方を続けていれば、点はとれそうと思いました。私自身きちんと把握できていないので、この戦い方が具体的に何を指すのか説明できないのが悔しいのだけれど。ポンコツですみません。

そんなポンコツな私を不憫に思ったのか後半に入ると、ローマが点をとってくれました、ローマ優しい。大好き!

先制点はビニャのドリブルしながらのクロスを後方からニアに走りこんできたロッロ(ペッレグリーニの愛称の一つ)がワン・トラップしてからのシュートでした。角度のないところからのシュートを決めてくれたので

ロッロ、お上手!

と興奮してしまいました。

けれどそれ以上に興奮したのはビニャにアシストが付いたことです。私はビニャのキック・モーションが好きなのでとても嬉しかったです。例によって私自身きちんと把握できていないので具体的に好きな部分は説明できないのだけれど、ともかく嬉しかったです。幸せ!

先制点をとるとサレルニターナとしては点をとりにある程度責めなくてはなりません。ということは2点目はモウリーニョさんお得意のカウンター・アタックですね?あれ?わたしやっぱりポンコツではないかも!

と調子に乗っていたら、

いや、お前はポンコツだよ。

とローマからお返事がきました。

2点目をご覧ください。


全然カウンター・アタックと違った!完璧な崩し!というか何故にそこにヴェレトゥが!!!

思わず

きゃー!ローマ格好良い!これは格好良い!完璧!紛うことなき完璧!そして私は紛うことなきポンコツ!!!ローマ最高!!!!ポンコツばんざーい!!!!!

となってしまいました。いやー、ローマ凄いです!格好良いです!!!!


エイブラハムのドーン!!!!


私はここ2試合のエイブラハムを見て

ふーん、確かに味方を使うのはお上手です。パスも出せる。スピードもジャンプ力もあってヘディングも得意そう。おまけに性格も良さそうです。けれどFWのお仕事は点を獲ること!4000万ユーロもの大金を投じた選手ならなおのこと。貴方にそれができるのですか?

と密かに思っていたのだけれど、貴方、できたのね。それも物凄いの決めるのね。しかも止まった状態からあんなに強力なシュート蹴れるのね。ふーん・・・

エイブラハム様~~~~!

どうも申し訳ございませんでした!エイブラハム様!最高でございます!貴方様は最高でございます!後半の何気ない場面で見せたボールをスルーして味方にパスを届けたシーンなど感無量でございました!エース・ストライカー、ショムロドフ、マヨラルごめんよ、エース・ストライカーはエイブラハム様以外には考えられません。髪形のせいなのか、しなやかな身体能力ゆえか、そこはかとなくマリオ・バロテッリの香りがするところも最高です!この香りは間違いありません!スパー・スターの証なのです!!やったー!

でも正直言うと私はこの得点でカルレス・ペレスにアシストが付いたことの方が嬉しいかもです。良くモウリーニョさんの期待に結果で応えてくれました。偉いです。素敵です。格好良いです。流石ローマのメッシ!もう無敵ではないでしょうか?無敵ですね。無敵に違いありません!エイブラハム様とメッシだもの、ローマは無敵確定です。


ロッロのミドル~~~~~!

今季のロッロのフランチェスコ・トッティの後継者は僕だ感が凄まじいです。貴方はいつの間にそんなに頼もしくなったのでしょう?素敵です!とても素敵です!!モウリーニョさんが貴方が3人いたら、3人とも起用すると仰っていたのも納得なのです。これぞカピターノ!これぞカピターノ!ローマのカピターノはこれぞ!

こうやって私がはしゃいでいる裏側でひっそりと息をするように2点目のアシストをするムヒタリアンは男の中の男、いえ選手の中の選手だと思います。こういう殿方と結婚したい。そう思わされてしまいました。なんていうのでしょうか?常に試合で80点は出してくれる安心感というか、確実に計算できるというか、安定して好パフォーマンスを継続できるところ?ワールド・クラス。本当にワールド・クラス!たまらないです!!!

ベン・メイブリーさん曰く

ダメな男のジョゼ君だけれど、厳しい見方をさせてもらうと

トッちゃんに問題があったから、 ジョゼ君もダメにならざるを得なかっただけではないかな?

と思ってしまうのです。だってジョゼ君はおそらくルディ・ガルシアさん以来となるシーズン開幕から公式戦4連勝を達成したナイス・ガイなのです。しかもローマ・ファン達が期待していたという、ショムロドフとエイブラハムの同時起用もテストしてくれたし、序列が下がって移籍を検討しているマヨラルも途中出場という形で気遣ってあげれるし、ここ2試合働きづめだったルイ・パトリシオに被枠内シュート0という有給休暇まで与えてあげるしで凄く紳士。これは間違いなくトッちゃんが悪いです。ジョゼ君悪くない!ジョゼ君は良い男!ジョゼ君の良さに気付かないなんてトッちゃんかわいそう!!!

と私は信じてやまないのだけれど、経験則からいくとこの状態は不味いです。私はたぶん盲目的になっていて、冷静な判断ができくなっています。

例えば最初から1stチームと余剰戦力を分けて一緒に練習するチャンスすら与えてないジョゼ君は、冷静に考えると中々酷いと思うのだけれど、今の私は

規律を与えてチームを引き締めるだなんて素敵!

となってしまいます。

それだけではなくピッチ上では最高の結果がでているけれど、ピッチ外では余剰戦力に分けられたファシオ、エンゾンジ、パストーレがこぞって退職金を要求し、ファシオに至っては要求をのまないなら、1stチーム復帰を求めて、法的措置とる用意があるとまで報じられている異常事態となっています。

今の私は

皆して、ジョゼ君をいじめてひどい!

と思ってしまうけれど、冷静に考えると一度も一緒に練習すらさせずに余剰戦力と決め付けられた彼らからすると不満を持つのも当然と思います。

ジョゼ君の歴史を鑑みても、意外と崩壊はすぐそこまで迫っているのかもしれません。

まぁ、私は

そんことない!ジョゼ君は絶対良い人!すぐそこまで迫っているのは栄光!残念でした!!!

と信じてやまないのだけれど。

神様、どうかそうであって下さい。お願いします。

なお、ビジャル君はこの試合技術的判断(監督判断)でベンチ入りできず、スタンド観戦となったそうです。

皆仲良く頑張って!


コメント

このブログの人気の投稿

ローマ、セリエAへ怒りの声明

ルカクはローマ残留を希望、チェルシーからは扉を開く兆し

ローマ、緊急事態とインテルMFへの興味

セリエAがローマの要望を拒否した理由とウニオン・ベルリンのWGへの興味

ラツィオのイサクセン、とんでもない失言をしてしまう

ローマ、デ・ロッシ監督がユーヴェのキエーザ獲得をリクエスト

UEL Quarto di finale - andata ミラン 対 ローマ