【UECL優勝記念アーカイヴ】ロマニスタだけがこの勝利の真の意味を理解できる壁画編

 

UECL優勝から24時間たたない内に優勝を記念したモウリーニョさんの新たな壁画が誕生したけれど(詳細)、5月26日から27日にかけての夜にまた一つ優勝を記念した壁画(貼り紙)が登場しました。それが過去にデ・ロッシの壁画(貼り紙)(詳細)を作成したこともあるストリート・アーティストのLaikaさんがテスタッチョ広場に作成し、自身のInstagramに

"UN CALCIO ALLE PAURE (1984-2022)"和訳:恐れをはねつける(1984-2022)

オリンピコの芝生の上でチャンピオンズ・カップを掲げられなかった時から、1984年の5月30日から私たちはこの瞬間を待っていた。

現在のカピターノであるロレンツォ・ペッレグリーニがティラナのスタジアムで空へ掲げた何十年も夢見ていたヨーロッパのカップ。

私たちファンにとって自身の夢の中に保管し、この何年ずっとついて回った願望のイメージ。

このカップは私たち全員の、もういないジャッロロッシ全員の、誇りと忠誠心をもってこのユニフォームに袖を通した選手全員の、ジュゼッペ・ジャンニーニからフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシに至るまでの私達のローマ人でありロマニスタのカピターノ全員のもの。

けれど何よりもロマニーズモ(おおかみ司書注:ローマ主義の意)と純粋さの永久のシンボルであるアゴスティーノ・ディ・バルトロメイのもの。

アゴ、私達は旗印と共に入港したよ!”

と記し、

ロマニスタだけがこの勝利の真の意味を理解できる

と述べたこちらの作品です。


この作品はローマの今は亡きカピターノ、アゴスティーノ・ディ・バルトロメイさんがローマが獲得したばかりのコンファレンス・リーグのカップを持っている2022年のローマのカピターノ、ロレンツォ・ペッレグリーニを背負って祝っているところを描いています。

クルヴァ・スッド(南側のゴール裏席、熱心なローマ・ファン達が陣取る)からディバ(Diba)、あるいはアゴ(Ago)と呼ばれたディ・バルトロメイさんは拳銃で自らを撃ち、彼が住んでいたカステッラバーテの集落、サン・マルコにて1994年5月30日に自殺しました。彼がカピターノを務めていたローマがリヴァプールに敗れたチャンピオンズ・カップ決勝からちょうど10年後のことでした。

ちなみにSPQROMAさんという方が寄せてくれた情報によるとこの壁画は前述のデ・ロッシの壁画と同じ場所に作成されており、壁画の写真をよく見ると、デ・ロッシ壁画の丸い痕が残っているとのことです。


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