セリエA第6節 エンポリ対ローマ


セリエA公式サイトよりMATCH REPORT(見方はコチラ)
セリエA公式YouTubeよりMATCH HIGHLIGHTS
ローマ公式YouTubeよりMATCH HIGHLIGHTS
ローマ公式Twitteより試合前のwarm-up

試合の感想

勝ったー!何とか勝ったー!よし!よし!よし!やったー!

私としては今季の分水嶺と思っていたこの試合。

まず目に付いたのはカマラの先発を予想するメディアが多かった中でモウリーニョさんがマティッチとクリスタンテの先発を続けたことでした。

マティッチとクリスタンテはタイプがにているのでこのコンビは宜しくないとの見方をするメディアが多い中でのこの選択にはモウリーニョさんの彼らへの信頼の高さが伺えました。

このコンビの先発も3試合目くらいなので、連携が深まってきて、これならいけると思ったのかもと思いました。

そしていざ蓋をあけてみると、なんということでしょう!

良い戦いをするではありませんか!

やはり。

やはり、そうよね。

エンポリのほうが良い戦い方をするよね。

と私はがっくりしました。

少なくとも私の目には敗戦した過去2試合と同じ感じにしか見えませんでした。

月曜日の深夜3時45分からこの試合展開は辛いです。眠いです。

そううなだれているところにまるで眠気覚ましのコーヒーをお届けに参りました!

と言わんばかり素晴らしいゴールを決めてくれたお方がおりました。

パウロ・ディバラその人です。

チェリキのクロス・ボールをエンポリのルペルトがカットそのカット・ボールをトラップして完璧なミドル・シュートを叩き込むという、まさに個の力で先制点を奪ってくれました。

流石、ディバラ!こんなに頼れるのはフランチェスコ・トッティ以来かも知れないです。

ほえー、こんな選手がフリー・エージェントでローマに来てくれるの?

大丈夫?ご両親とか人質に取られていない?

私は心配になってきました。

そして

僕達はザニオーロが怪我のせいでこの試合プレイするのが難しいかったであろうことはわかっていたが彼はプロ意識と何よりグループと共にいるという意志を示した 。

ビニャとはいつもマテ茶を飲んでいて、彼はこの素晴らしいマテ茶を作る。彼と一緒に祝いたかったのさ。

と彼がゴール後にザニオーロとビニャにハグしに行った理由を説明した時

これはご両親とか人質に取られている!間違いないです!そうでもなければ、ローマなんかに来てくれる筈がないと確信しました。

これは大事件です。由々しき事態です。

ぇれど、ローマの勝利と彼のご両親を天秤にかけ、私は断腸の思いで黙認することにしました。

ごめんよ、ディバラ君のご両親は一生囚われの身です。

貴方はご両親のために一生ローマで点を獲らなければならないのです。

さて、ご両親のためにディバラが役目を果たしてくれたからには後は勝つだけです。

私は個の得点で流れが変ってローマがエンポリを押し込みだすかなと期待していたけれど、相変わらずエンポリのほうが良い戦いをしているように見えました。

けれど、1点を守りきる事に置いてモウリーニョさんの右に出るものなしと信じているので、まぁ大丈夫でしょうと高を括っていました。

ダンディなおじ様がそろそろ葉巻に火をつけて一息いれようとしていそうな頃合い。

ローマは失点してしまいました。

どういうこと?私つい3行前に1点を守りきる事に置いてモウリーニョさんの右に出るものなしと書いたばかりなのにどういうこと?

えっ、失点?

えっ、オフ・サイドとか、その前にファウルとかなんかありますよね。

ありますよね?VAR君!

こういうときに限って、普段はすぐしゃしゃりでてくるくせに、こういうときに限って無言なのずるい!

これはやばいかもしれないです。負けちゃうかもです。

そして後半に突入。

試合はやはりエンポリが優勢に見えました。

迎えた71分、チェリキのパスを右サイドで受け取ったディバラが切れ込んでクロス。

それをエイブラハムが右足であわせてローマが勝ち越しました。

ディバラ、1得点1アシストの大活躍!とってて良かった人質!

エイブラハムもおそらくこの試合初めてのシュートだったのに良く決めてくれました!

しかも髪型がコーン・ロウの時はあんまり活躍できない印象だったのに!

エイブラハムすごっ!えらーい!

そしてイバニェスの素晴らしいドリブルでローマがリゴーレをゲット。

そういえば今季のリゴーレの序列誰かしら?

やっぱりディバラかな?何れにせよこれでローマの勝が見えてきました!

と喜んでいたら、まさかのペッレグリーニのリゴーレ失敗。

そこからはもうひやひやもので心臓に悪かったです。

ボーヴェの惜しいシュート、ベロッティのそれも追加点を奪えず。

それでも何とか逃げ切ってローマが勝利を得ました。

途中からできて目立っていたアクパ・アクプロがレッド・カードで退場になったのは凄く助かったです。

そんな感じで無事勝利できたのは凄く良かったし、嬉しかったのだけれど、内容でみるとエンポリのほうが良かった印象があるので今後大丈夫かなと心配になりました。

ヘルシンキ戦、アタランタ戦と大事な試合が続くだけにエンポリ戦では勝つだけでなく、内容も改善してほしいところだったのだけれど。

けれど、今はこの勝利を素直に喜ぼうと思います。

ディバラ、エイブラハム、ローマの皆ありがとう!

久しぶりの勝利、やっぱり嬉しいです!


小ネタ

ペッレグリーニがローマでの200試合出場を達成しました。おめでとう!

この試合の主審、マリネッリさんの目がなんだか怖かったです。


コメント

このブログの人気の投稿

チェルシーがコンテ監督招聘か?ルカクの運命も変わる

ローマ、セリエAへ怒りの声明

ビッグ・クラブ、とりわけバルセロナがローマのSBの状況に興味

ローマ、緊急事態とインテルMFへの興味

ルカクはローマ残留を希望、チェルシーからは扉を開く兆し

セリエAがローマの要望を拒否した理由とウニオン・ベルリンのWGへの興味

ローマはフィオレンティーナのカストロヴィッリと合意、メディカル・チェックも予約済み