UEL Quarti di finale, ritorno ローマ対フェイエノールト


UEFA公式サイトよりFull-time report

試合の感想

ローマが勝つと分かっていました。私はローマの勝利を一瞬たりとも疑いませんでした。

ま、そんなわけねーですよね。

クリスタンテの勝ち越し弾が取り消され、パイションに同点ゴールを許したときなど

あ、これ負けましたわ。これ負けましたわ。ここでローマのUEL終わってしまいましたわ。嫌、嫌、嫌、ここで終わるの嫌!

と半泣きになっていましたからね。

なんなら前半終わった時点でローマ負けちゃうかもと思っていましたからね。

もっと一方的に押し込めるかと思ったけれど、そんなことはなかったし、フェイエノールトの攻撃凄く怖かったのでね。

信じる者は救われると言うけれど、あれは嘘ですね。

信じなくとも救ってくれるのです。ローマならね。

私は常々思っていたのです。

信じても、信じなくても救って頂戴!神様!

と。

その願いに呼応してローマという神が生まれたのだと思います。

それだけではありません。

私は常々概念とか抽象的なのはおやめください!ちゃんと人の形をまとって目に見える形で存在を示してください。神様!とも思っていました。

その願いは果たされました。

神は降臨なされました。

マティッチという人の形をまとって。

こんなわけのわからないサイトをご覧下さっている熱心なローマ信者の皆様だけに真実をお伝えしましょう。

マティッチは神です。

こういうと神回とか神アイドルとか現代人はみだらに神の名を唱えすぎ!

と反感を持つ方もいるでしょう。

かくいう私も少し前まで反感を持っていました。

けれど落ち着いてきいて下さい。

マティッチは紛れもなく神なのです。

神以外の何物でもないのです。

私はこの試合でそのことに気付いてしまいました。

マティッチがローマにやってきた時、マンチェスター・ユナイテッドのファンの方々は彼は試合の後半になるとスタミナ切れでポンコツになると仰っていました。

彼の34歳という年齢を考えれば当然のことですし、そのような欠点がなければマンチェスター・ユナイテッドという夢の劇場をさることはなかったでしょう。

しかし、私はこれまで一度も彼がスタミナ切れでポンコツになったと感じたことはありませんでした。

さりとてこの試合は過密日程、絶対に勝たなければならないという緊張感で普段よりも何倍も疲れる試合のはずです。

そしてこの試合のマティッチは攻守のあらゆる場面で顔をだす獅子奮迅の活躍。

後半60分すぎたあたりから、さすがにマティッチといえどこの強度、いつスタミナ切れでポンコツになってもおかしくないと心配しました。

ところがいつになっても運動量が落ちない!

私は

ははぁー、これがアドレナリンの力というわけですね。脳内物質こわっっ

と思っていました。

延長戦開始前のインターバル

ここで一旦集中力が切れます!

アドレナリンも終わりです!

さぁ、みんなマティッチの介護のお時間です!

しっかり介護頼みましたよ!

と私は念じました。

ところがです。

目に映るのは皆に介護されるどころか、皆を介護するマティッチの姿でした。

これはおかしい!

アドレナリンの力を考慮しても明らかにおかしい!

120分間、フィールドのあらゆるエリアに顔を出し続ける。

34歳で?

1人で3人分くらいの動きしてない?

34歳で?

スタミナ切れでポンコツになる?

どこが?

そこから導き出された結論はひとつです。

このマティッチはマンチェスター・ユナイテッドのそれとは別人!

34歳という年齢も嘘に違いない!

こんなに良い選手なら、フリーでローマにくるのもおかしい!バルセロナとかにいくはず!

マティッチ、あなたは誰なの?

年齢を偽り、スタミナ切れでポンコツになるふりまでして、わざわざローマに来る。

そんな精神、そんな慈愛をお持ちの方は私の想像しうる限り1人しかいません。

そう、神です。

マティッチ、あなたが神か。

おぉ、神よ。

あなたは私を救いに来てくださったのですね。

スピナッツォーラのゴールは喜びでした。

ディバラのゴールは驚愕でした。

エル・シャラーウィのゴールは感嘆でした。

ペッレグリーニのゴールはご褒美でした。

けれど神よ、後半途中から私の目は貴方に釘づけでした。

その不老の肉体、まさしく神楽のような華麗なるターン、そしてなによりその尊き自己犠牲の精神

後光がさしておりました。

神よ、あなたのおかげで私は救われました。

心が浄化されました。

私ついに神を見いだしました。

こんな私の傍に降臨していただきありがとうございます。

私はもう何も怖くありません

フォーティーさんがまた退席したことも、アタランタも、ミランも、モンツァも、インテルも、レヴァークーゼンも。

私はあなたと共に生きていく決意を固めました。

どうぞ末永くよろしくお願いします。

最後にスタジアムにトッティとデ・ロッシを遣わしてくれてありがとうございます。

本日はまことにありがとうございました。


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