モウリーニョさんのUEL決勝前日記者会見全文、「私の将来?二人のカピターノと話をした」

 

モウリーニョさん、ペッレグリーニ、マンチーニによるUEL決勝の前日記者会見が行われました。

以下モウリーニョさんの記者会見の全文とペッレグリーニの記者会見の一部抜粋です。

 

・これまでのヨーロッパ・リーグでのローマの道のりはどんなだったでしょう?

チャンピオンズ・リーグからやってくる我々の対戦相手とは違う、長い道のりだった。我々はここに来るために14試合をこなしてきたのだから、それに値する。先週から私はこの決勝戦を戦いたい、戦うに値すると言ってきた。我々はこれだけを待っていて、この3日間、コンディションを維持し、タイトルをかけて戦うために取り組んできた。


・あなたは歴史がものをいうのではないと言いました。強い感情、プレッシャー、高揚をどのように抑え込むのですか?

練習によってだ。この2ヶ月我々は準々決勝、準決勝、リーグ戦、怪我と、練習をする時間があまりなかった。我々はリカヴァリーをし、できるかぎりベストな状態になろうと努めてきた。ここ数日我々は取り組んできたが、歴史がものをいうのではない。私の同僚(セビージャの監督)は異なる考えをしていて、私は彼を尊敬している。彼は歴史がセビージャを有利にすると考えていて、私はそれを尊重する。我々はその場所に相応しいから決勝にいる。彼らには我々にはない歴史がある。彼らにとってELの決勝を戦うのは普通のことで、我々にとっては特別な出来事だ。彼らのファン達にとって決勝戦に行くのはリーグ戦のアウェイ・ゲームに行くようなもので、我々のファン達にとっては忘れられないものになるだろう。


・30年前のマドリードであなたはインテルでチャンピオンズ・リーグを優勝して、三冠を達成し、その後去った。誰がローマのファン達とは素晴らしい関係ができているので、モウリーニョさんが私たちにもう一度歓喜を与えて、去っていくわけがないと思うでしょう?そんなわけで、彼らの歓喜は半減してしまうかもしれません。

誰かあなたに似たような質問を持っているなら、契約が切れ、状況が私より複雑なので、セビージャのメンディリバル監督にすべきだと思う。私は私の二人のカピターノと話をして、彼らはあなたに似たような質問を私にしてきて、私は彼らに客観的に答えた。彼らは私が考えていることを完璧に知っている。そしてそれは私と彼らの間の問題だ。私がレアル・マドリードと契約を結んでいないのでインテルの時とは状況が違う、そのときは全てが完了していた。今私には何もない。私は明日と我々はプレイがしたいので我々がやりたいことを考える。


・監督、私はマドリードの友人や同僚たちと話しました。彼らからのメッセージをお届けします。「セビージャは物凄く素晴らしいチームだが、ローマにはそれ以上のものがある、そしてそれ以上のものをジョゼ・モウリーニョと呼ぶ」。マドリードでは今でもあなたをとても大好きなので、それをあなたに伝えたかったのです。

レアル・マドリードがとても大好きだし、会長も監督もとても大好きだ。ただ、監督はプレイしない。監督は試合前にたくさん働き、試合中はほとんど働かない。私はスタッフに言った。今日で我々の仕事は終わったとね。今歴史は選手達が作るのだ。マドリードの同僚たちは、セビージャには25人の物凄いレベルの選手達がいるから、2つ分の素晴らしいチームがあり、素晴らしいチームを有するとよく言っている。彼らは皆、トッププロであり、多くのオプションを持っている。だが彼らは私の選手たちを知らないし、私のチームというものを知らない。我々は明日、そこでベールを脱ぐだろう。


・この試合では監督の経験、この場合、監督はメンディリバルさんより上位です、がより重視されるのか、それともチームの実績、ここではセビージャのヨーロッパでの実績が上位です、が重視されるのでしょうか?それとも、ローマの方が高いクラブの給与総額がより重視されるのでしょうか?

セビージャの持つ予算はローマと同じではない。我々には昨年プリマヴェーラでプレイしていた選手達がいる。私はヨーロッパの大会で試合をする機会が多かったが、メンディリバルさんは私と同世代で、同じ白髪である。つまり私たちは同等である。選手達についても同じだ。セビージャの選手の方が経験が豊富だが、私たちは2年間一緒にプレイしている。


・ローマでのこの2年間で、何がトッテナムでの経験に比べて違ったでしょうか?

ローマは私に決勝でプレイするチャンスを与えてくれたが、トッテナムはそうではなかった。


・記者会見を終える際、記者たちはモウリーニョにディバラの状態について尋ねた…

8つの質問のうち、誰もそれを私に尋ねなかったな。彼の時間は20〜30分だ。」


ペッレグリーニ

モウリーニョさんは自分の将来について何を語りましたか?

私たちはとても正直に話しました。このことは私たちの間で留めておくのが正解だと思います。その時が来れば、彼は自分の将来について話すことになるだろう。


・この対話が貴方たちに何を与えましたか?

私たちに明日の試合に向けてやる気を与えてくれました。


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