UEL Quarto di finale ritorno ローマ 対 ミラン


UEFA公式サイトよりFull-time report

 試合の感想

我が麗しのレナト・サンチェスがでたー！

君は見たか？

目に焼き付けたか？

もはや幻のレアポケモンと化しているレナト・サンチェスを！

10分以上プレイしたぞ！

あれはミュウか？

うん、ミュウだ、間違いない。

私はミュウを10分以上も目撃したぞ！

ヤッフーー！

なんたる幸運！

なんたる運命！

それだけでもお腹いっぱいなのにローマがミランに勝っただと？

しかも10人で？

おいおい、ちょっとまってくれ。

今日は隕石でもふってくるんじゃなかろうな？

地球滅亡の日じゃなかろうな？

こんなことがあって良いのか？

という皆さんの声が聞こえてきそうだけれどはっきり言いましょう。

あって良いです。

何故ならローマはミランよりも強かったのだから。

2試合合計3-1、しかも2試合ともローマの勝ち！

しかも2試合目は途中からローマは10人！

私はこれは後半は防戦一方で息が詰まるような圧迫感を覚える45分になるに違いないと思っていました。

なのに、案外楽に息ができました。

これはローマが強い証拠です。

やはりレナト・サンチェスがいるチームは一味違うのです。

ポルトガル人と言えばレオン？

Non, Non.

レナト・サンチェスだよ、君。

ローマにはレナト・サンチェスがいて、ミランにはいなかった。

これが勝敗を分けた。

さぁ、賢明なるローマよ、レナト・サンチェスを買い取り給え。



久しぶりにレナト・サンチェスを目撃した感動はこのあたりにして、私がこの試合で気になったところを見ていきます。

ビッグ・マッチには欠かせない試合前のコレオグラフィーアは1989年の6月4日のミラン対ローマ戦の前にミラニスティに暴行を受けショック死しましたアントニオ・デ・ファルキ君に捧げたものでした。


最近の得点力がFW並みのマンチーニ。この日も貴重な先制点。得点後にウォーム・アップ中にきていた 「さようなら、マッティア。永遠に僕達とともに」と書かれたシャツを掲げました。マッティア・ジャーニはエッチェレンツァ(イタリア5部)のカステルフィオレンティーノに所属するサッカー選手で４月14日のアウェイでのランチョット・カンピ戦の試合中に心停止を起こし、病院に搬送。翌日お亡くなりになられました。マッティアはマンチーニの妹、アリアンナさんの彼氏、エリア・ジャーニ(サッカー選手)の兄にあたり、マンチーニとも仲が良かったそうです。マンチーニは試合後のインタビューでこのゴールは家族とマッティアに捧げると述べ、涙を流す場面もあったそうです。


2点目のディバラの得点は素晴らしいものでした。

けれど私はそれ以上にその一個手前のルカクの踏ん張りに痺れました。

ルカク、あんなに愛らしいのに体強すぎる。

カッコよ！

ほんとカッコよ！

ただこのプレイの影響もあったのか負傷交代。

Sky Sportによると膝の問題で、試合後すぐ検査を行うためヴィッラ・ストゥアルト病院に運ばれるとみられるとのこと。

どうか大した事ありませんように。


退場したチェリキ「選手を倒したせいでチームを離れたことについて謝罪します。しかし、諦めずに素晴らしい粘り強さを見せてくれたチームメイトたちを誇りに思います。サポートしてくれたミステルにも感謝の意を表したいです。」ちゃんと謝って偉いのです！チェリキ良い子、良い子！


エンディカ&レナト・サンチェス、2024年のベスト・ショット！ 


さて、ローマは無事準決勝に進出しました。

 

準決勝の相手は公式戦44試合無敗中のレヴァークーゼンだそうですよ。

はぁ、やれやれ。

気が重いです。

またですか？

またサッカーなどという軟弱なスポーツにうつつを抜かす輩にラグビーの素晴らしさをわからせねばならないようです。

はぁ、気が重い。

でも、まぁ、仕方ないか。

良いよ、おいで。

例え公式戦44試合無敗でも所詮サッカーでは何の意味もないっわて、ローマが"また"分からせてあげるから。

コメント

  1. 匿名2024年4月20日 4:10

    モウリーニョ塾でさんざんわからせてやったのにね。。
    ところで、決勝でもしかするとヴェレトゥとパウロペスと再会できるんじゃないかしら

    返信削除
    返信
    1. おおかみ司書2024年4月21日 11:26

      おお、ヴェレトゥとパウロペスと再会！

      その可能性をすっかり忘れていたのです。

      決勝に行かねばならぬ理由がまた一つ増えました。

      匿名さん教えてくれてありがとうございます。

      削除

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