セリエA第33節 ローマ 対 ボローニャ


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試合の感想

実を言えば、今セリエAで最も旬と言っても過言ではないボローニャ相手でも案外ローマが楽に勝つのではないかと睨んでいました。

根拠?

UEL準々決勝のミランのとの2戦を見て、ローマは精神的にも一皮剥けたと感じたからです。

故にボローニャの勢いを横綱の貫禄で上手くいなしてくれるはずだと。

ふーん、君が今話題のボローニャ?

セリエAで調子が良いらしいね。

ところで君、ヨーロッパって知ってる?

悪いね、こっちはクラブのUEFAランキングで7位なんだ。

と言わんばかりにボローニャには上には上がいるのだと。

それを打ち砕いたのがエル・アズジのわけのわからないとんでもシュートです。

100回撃って1回入るか入らないかのようなシュート!

なぜ入る!

それも1回目で!

私、これ知ってます。

天才の私はピンときました。

こういうのチートって言うのです。

ボローニャは不正行為を働きました。

100回撃って1回入るか入らないかは100回撃っても、200回撃っても入らない!

それが常識!

もし、そうでないなら私は今頃宝くじが当たって億万長者になっているはず!

それが1回目で入る?

はい、おかしい!

はい、チート!

一方のローマは正々堂々と戦いました。

私は前回の投稿でボローニャ戦は絶対、絶対、エイブラハムの日になると言いました。

久しぶりのスタメン。

舞台は整った。

エイブラハムがトリプレッタを決めると信じていました。

けれど、率直に言って、彼はボローニャに手も足も出ませんでした。

けれどもそれが普通なのです。

彼は怪我による長期離脱から帰ってきたばかりなのです。

帰ってきて、初めてのスタメンでいきなりトリプレッタなんてのは無理なのです。

手も足もでなくて当然。

それが現実なのです。

もしエイブラハムの手も足もでていたら、それこそチートなのです。

故にチーターボローニャに対し、ローマは正々堂々と戦ったと胸を張って言えるのです。

チーターボローニャずるい!

とは言え私は前半を終えた段階では

ほう、ボローニャはチーターできましたか。

好きにするが良い。

うちのデ・ロッシの後半の修正力に恐れ慄くがよいわ!

フハハハハ!

と高笑いしていました。

そして途中交代のアズムンの反撃の狼煙!

ほら、みろ!

これがうちのデ・ロッシ!

見て、うちのデ・ロッシちゃんをみんな見て!

すまんな、チーターボローニャ!

ここからが地獄の始まりだ!

有頂天になる私。

そこに颯爽とDFラインを突き破るチーター、サレマーケルス。

どうして?

どうしてそういうことするの?

アズムンの反撃の狼煙!

ここからずっとローマのターン!

でしょ?

そういう物語でしょ?

ボローニャとローマが始めた物語は。

どした?

なんかあった?

はなしきこか?

どうしてだよ〜〜〜!!!

スヴィラルと1対1になっちゃダメ!

ループ・シュートなんて格好良いことしないで!

うちのスヴィラルが自信をなくしたらどうしてくれる!

そして私はあることに気づきました。

まて。

おかしい。

これはおかしいぞ。

チーターが颯爽とDFラインを突き破るのは良い。

チーターは時速100kmから110㎞くらいで走る動物だから、それも致し方なしだ。

だが待て。

これは前半ではなく、後半の話だぞ?

チーター全速力をだせるのはせいぜい30秒〜40秒ほど。

つまりチーターの弱点はスタミナにある。

それを後半に颯爽とDFラインを突き破るだと?

ははーん、さてはまたチートだな?

危ない。

天才動物学者の私でなければ見逃すところでした。

2回のチートだ!

ボローニャが2回もチートしたよ!

レフェリー!

レフェリー!

マレスカさーん!!

ローマにたくさんイエロー・カードだしてる場合ではないのです!

マレスカさん、チート!チート!

2点もチート!

残念ながら、私の声がマレスカさんに届く事はありませんでした。

こうしてローマはチーターボローニャに敗れました。

デ・ロッシ監督、インテル戦に次ぐセリエA2敗目です。

傍からみれば、ローマの完敗だったでしょう。

インテル戦以上に力負けしたように映った事でしょう。

皆さんは

デ・ロッシの続投が決まり、UEL準決勝に進出、UCL出場圏内も5位いないとなり全てはローマの手中にある。

そう感じていたはずなのに、今は全てが手からこぼれ落ちてしまう。

これからの強豪との連戦と地獄過密日程を鑑みればなおさら。

そういう感覚に囚われていることでしょう。

それは全てボローニャのチートのせいです。

私は真実を知っています。

このチートの裏には何か大きな力が関与しています。

セリエAとか、ラツィオ会長が所属するフォルツァ・イタリア党とかの!

でなければ、2回もチートが見過ごされるはずはないですし、ローマが負けるはずありません!

あーあ、ローマかわいそう!

大きな力に邪魔されて、ローマかわいそう!

とっても嫌な気分!

大きな力絶対にゆるさない!



皆さん、もうお気づきですね?

これが世に言う陰謀論者です。

どうか、私のようにならないようお気をつけくださいませ。


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